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アルファロメオMitoでトリノ~ミラノをドライブした時の記録を綴ります。
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モデナの夕べ。 

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いい感じに暮れてきて、この時間帯のグラデーションが本当に綺麗だった。
広場は車が入らないので、静寂に包まれて、神秘的ですらある。

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今日はこのオープンテラスでアペリティーボをいただく。
日本に居る時にあらかじめ調べておいた「CAFE CONCERT MODENA」というカッフェに入った。
想像通りの素敵なカフェだった。

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アペリティーボなので、テラス席に通される。というか、建物の中のきちんとした席は20時過ぎにならないと開かない。イタリアの飲食店はどこもだいたいそのようだ。
テラス席にはまだまだ時間的にカフェを楽しむ人達が多かったけど、僕はアペリティーボペルファボーレ

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味は見てご想像の通り!
でらうまゲロうまです(あ、汚くて失礼)。
この一口サイズのおつまみ達がブッフェ方式に建物の中のカウンターにたくさん並んでいるので、それを自分で好きなだけとって来てスプマンテと一緒につまむ。日本人にはこれでもう立派な夕食になってしまう(なってしまった)。これでたったの5ユーロ。ワインコインチェーナですねまさに。

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お腹が満たされるまでおつまみを食べ、ほろ酔い気分のまま店を後にした。

ふと見ると、広場のベンチでインターネットをしている若い女の子が居て、それが中世のままのイタリアの街の風景にすごく浮かんで見えて面白かった。
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Mitoでのイタリア滞在中にどうしても避けられなかったこと。それは「給油」。

イタリアでは3回給油をしました。

日本と違っていたるところに24時間営業のガソリンスタンドがあるわけではないので、入れられる時に入れた方がいい、というアドバイスをイタ雑の太田さんからもらっていたので、給油メーターが半分になったら入れると自分でルールを決めていました。
さらには、セルフ式は機械が壊れていることが多いので、有人のところにした方がいいというアドバイスも(笑)いただいておりました。

というわけで、1回目はパルマからモデナに入る時、有人のところで、3回目もミラノで有人のところで、イタリア人の店員さんに入れてもらいました。

で、今回のお話は2回目の給油、モデナ滞在の夜のこと。

ボローニャまで日帰りで行ってきたため、給油メーターが半分になっていました。

まだ半分、されど半分。自分決めたルールは守りたいタチ。でももう夜になっていたため、営業しているガソリンスタンドが見当たらない。

モデナの田舎町をMitoでウロウロ。ようやく一軒見つけたところはセルフのところだった。

しかしそこは、イタ車乗りの憧れ「Agip」じゃああーりませんか!いつも日本ではシェルのセルフを入れているし、

「何事も経験!」と思い直し、Mitoをスタンドに入れてみる。

「7」と書かれたレーンに停め、お金を入れるところを探してみる。

探してみる。


探してみる。


探してみる。


ない。

・・・いきなり困ったぞこれは。

周りをきょろきょろ見渡すと、1か所だけ、モニター画面のある機械が目に入ってきた。
ひょっとしてあれか?と思いながら、近づいてみると、、、どうやらこれらしいということは分かった。

画面をのぞいてみると、、、、マンマミーア!イタリア語がゴチャゴチャと書いてあってさっぱりわかんねーー!

とりあえずお札を入れるところがあるので、10ユーロ入れてみる。

わかるのは数字が書いてあること。うーん、これはきっと入れるリッター数のことかな?と、10L入れたいから、「10」と書いてあるところを押してみる。

んで、7番レーンに戻ってみるが、どうにもなっていない。4つあるどのノズルから油が出て来る気配もない。

うーーーーーん。と悩みながら機械のところに戻ってみても、どうなっているのかさっぱりわからない。

そうこうしているうちに他の車が来てしまった!車を降りてこちらにやってくるイタリア人のオネーさん。

もうこの人に聞くしかない!と思ったのだけれど、こんな複雑な状況をイタリアで説明することなんかできるはずが無い。

半ばヤケクソで、全部日本語で「あのね、これが、こうなってー、10ユーロ入れたんだけどー給油出来ないんだけど、これってどうやるの?」って聞いてみた(←バカ)
キョトンとした顔で僕を見るオネーさん。それでもガソリンスタンドで困ってることは、給油をすることね、と理解してくれて、ジェスチュアを交えてでイチから説明してくれた。

どうやら数字はレーンの番号らしいということを理解。さっき押した「10」は10番レーンということ。

でも残念ながら、10番レーンはディーゼルの表示がなかった。10番はDiesel以外のレーンのようだった。げげげ!10ユーロ損こいたー!次に来た10番レーンの人は10ユーロ分得したねっと。

と、言うわけで、改めてお金を入れて、「7」と表示してあるところを押して、7番レーンに戻るとそれまで点いて無かった数字のデジタルメーターが点灯している。これで何とか給油できる!と、親切なイタリアオネーさんに「グラッチェー\(^o^)/」とOKサインを送る。おねーさんもよかったよかったというリアクションで、帰って行った。


でもそこからもひと苦労で、よくよく見ると、
BluDiesel Tech
BluSuper     
Gpl 
Metano
の4つのノズルがあることに気が付いた。

はっきり言って何を選べばいいのか分からなかったけど、Dieselエンジンなのだから、Dieselと書いてあるものなら間違いはないだろうと思って、 BluDieselと書いてあるものを給油して、Mitoのエンジンをスタートしてみると、、、

問題無く動きました(*^^)v ホッと一安心。


以上、イタリアでの給油レポートでした☆
 

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モデナに行く朝の風景。Agipの看板が目に飛び込んでくる。カッコいいロゴですよね。清水草一氏も著書の中でおっしゃっていましたが、燃料を扱うのに、火を吹いているデザインなんて、引火を連想させるから日本では絶対却下されるでしょうね。イタリアって、面白い。
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9月22日(火) に戻ります。
Museo d'Auto e Moto d'epoca Umberto Panini を出たあと、モデナのチェントロ(中心街)を観光。
モデナはイタリア共和国エミリア=ロマーニャ州の中にある県で、人口18万人ほどの地方都市。

Mitoで街の中に乗り付けた時にまず一番最初に困ったのは駐車場。どこも路駐だらけで停められる場所が見当たらず、さんざん彷徨った。そのうちPiazza(広場)に出てしまったのだが、逆に一台も停まっておらず、「あ、これは停めてはいけないスペースなんだな」と推して図る。Piazzaに簡単に出れてしまうその適当な道路規制と、それでも1台も停まっていないイタリアらしからぬ行儀の良さに、両方の意味でビックリした。

うろうろした挙句、なんとか車1台停めれそうな路駐ポイントを見つけた。しかし日本だったら、自分のGTVだったら絶対停めないようなギリギリ1台しか停めれないような間隔で前と後に車が停まってたので、やめようかとも思ったのだけど、太田さんの「イタリアでの縦列駐車はぶつかってもいいと思いながら思い切ってやるとうまくいくよ」という言葉を思い出し、果敢にもチャレンジしてみた。

半ばもうヤケクソで、「エイヤー!」と停めたら、ほんとにあと数ミリくらいの間隔で前後の車の間に収まった。
しかもぶつからずに!それがまた一つイタリアでの成長の成果のような気がしてめっちゃめちゃ嬉しかったからすぐにその現場の写真を撮りたかったのだけれども、停めてすぐに写真撮ってたら「このジャポネーゼなにやってんの?」的な目で見られたら恥ずかしいという思いが先に立ち、グッと我慢して、ちょっと街歩きしてから、あとから撮ろうと思いなおし、街の散策を始めた。
でも残念ながらぐるっと回って帰って来た時にはすでに前後の車は入れ替わっていて、前も後ろもかなりの間隔が開いていた くぅーー恥ずかしくても撮っておけばよかったと、後悔した。

というわけで、散策した後にMitoのところに戻って撮った写真が、このブログのテンプレートのヘッダーの部分の画像なのです。

いやー、ほんとはね、ピッタピタに前後の車がくっついている状態を撮りたかったんですけどねーーーー!!ああ、残念。

でも、この話には後日談があって、日本に帰ってから判明したことが一つあったのですが、それはまたおいおいということで。
何はともあれ、Mitoを停めることが出来たので、街中を散策。

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ドゥオモ(教会)があったので早速入ってみた。

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人の数はまばらだったけど、何やらミサ的なものが行われていて、ゆったりした時の流れの中でも、ピンと張りつめた空気を感じた。

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さすがはモデナ。ウインドウには最新のモデルのミニカーが。カリフォルニアですね。

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ハローキティはイタリアのいたるところでSHOPが出来ていた。すごい人気なのだそうだ。

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クーペフィアット。GTVを買う時に406クーペとこれも選択肢に入っていたっけ。今見てもかっこいいですよね。
ピニンファリーナデザインの、まさにピッコロフェラーリ。
この写真、なんかお気に入りです。

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Piazza(広場)ここには車の乗り入れを規制しているので、車が一台もいない。
まるで中世にタイムスリップしたかのよう。

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日本ではあまり見ることのない、路面でUOMO専門のセレクトショップ。
ショーウインドウのマネキンはドルガバでコーディネートされていた。
超カッコイイ!
イタ男はこういうのを見て、目が肥えていくのでしょうネ。
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ランボねーさんの案内の元、一行は車の内装を作っている職人たちがいるエリアに到着した。

そこではまさに革職人達が高級ブランドバックを作るがごとく手作業でシートの型取り、工業用ミシンでの縫いなどを行っており、その過程を見ることができたことは非常に貴重な体験だった。

さらに、その職人さんから手渡しで、ランボルギーニの闘牛をかたどった刻印が入った革の切れ端をプレゼントしていただき、一同超ーーー感激!!本物の工場で、シートに使う本物の革で、本物の職人が目の前で作ったお手製ランボグッズを貰えるなんて、それはもう感動の一言です

最後はムルシェラゴの生産ラインを見学。
ランボルギーニのパーツの殆どはドイツ(AUDI)で作られ、ここSt.Agataではアッセンブリーオンリーと言っていたので組み立てと、シートの革張りくらいのものらしい。それでもムルシェなどは1日数台くらいのペースでしかできないとランボねーさんは胸を張っておっしゃっていた。

ここで全ての見学コースが終了したので、ランボねーさんに御礼を言って、工場と外界を隔てている出入口のドア(ある日のランボねーさんはこれを工場見学が始まる際に、「ヘブンズドア」とのたまったらしい。コンドウ☆さん:談)から、現実界に戻ったのでした。

その後、敷地内の直営ショップでグッズを買い漁り、ランボ見学の全ての行程を終了~。

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というわけで、Mitoから上の写真のムルシに乗り換え、モデナに帰ったのでした(ウソ)。
帰りの時間が丁度17時を回ってしまったので、自宅に急ぐ工場勤務者達の車の大大大渋滞に巻き込まれ、田舎の筈のSt.Agataの道が全く動かなくなって大変だった。誰ひとりとして残業などしないのであろう。さすがイタリア。
一旦家に帰って、シャワー浴びて着替えて、夜の街へ繰り出すに違いない。
だってそれが彼らの働く意義なのだから。


ランボルギーニ訪問編:完

でもまだつづく(笑)
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衝撃的なランボねーさんの一言のあと、すっかりビビってしまった一行はおとなしくランボねーさんの独壇場に付き合うこととなった。

よく観察してみると、ランボねーさんが近くを通るとまっ黒なツナギを着た皆の衆(あ、そうそう、工場勤務者はみなランボルギーニのロゴが入った真っ黒のツナギを着ていた。これがまたチョーかっこいい!工場勤務の制服が、こんなにカッコいいのは世界中の工場を探してもフェラーリとランボルギーニくらいなものだろう。)が「ランボねーさん、Come sta?」みたいな感じで挨拶が交わされ、どうやら皆から愛されているようだ。
いやむしろ体育会系的な雰囲気すら漂わせ、ランボねーさんが通ると皆、挨拶をして、そしてランボねーさんの「オーゥ」とか、コクリとうなづく様はヤ●ザの親分が通っているのかと勘違いするほど、その存在感と立ち振る舞いに覇気を感じた。

やっぱりただモンじゃない、このお方は。 そう、確信したのだった。

話は逸れたが、工場の中ではガヤルドがラインに乗って造られていた。とはいえ、トヨタのラインよろしく効率良く流れているわけではなく、ただ、ずらっと並んでいるランボルギーニ達を職人たちが「せーの!よいしょー(^o^)」みたいな感じで組み立てている。それはさながら大きいプラモデルを組み立てているかのようだった。当然ながらビスのような消耗品も厳密に数を管理しているわけでも無さそうで、こりゃーネジの一本でも外れててもわかんねーなー、といった感じではあった。

でもそんな光景を見て、音楽聴きながら、しゃべりながら、陽気に組み立てているのを見て、ああ、やっぱりランボルギーニはイタ車だなあーって、ちょっと嬉しくなった。工場の中を走る業務用の小さいカートのようなものにさえ、ラジカセを付けて音楽をかけながら運転する様は何とも微笑ましいものであった。

そんな中、ランボねーさんはこう言い放ったのだった。

「ディスイーズ、ジャーストインターイイムッ」


どこがやねん
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とぐさん
とぐさん
イタリア車のアルファロメオ好きが高じてイタリア好きになってしまったtogと申しますヌヴォラブルーのアルファロメオだけのオーナーズクラブ「全国ヌヴォラ党」の幹事をやっております。自分の車、アルファロメオ...
本になりました
Mitoで旅するTorino~Milano電子書籍
315円(税込)
アルファロメオMitoでトリノやミラノほか、イタリア各都市をドライブした時のフォトエッセイ。 道中に撮った約6000枚の中から厳選した写真や、イタリア車好きには堪らない数々の訪問先のレポートなど、写真集、エッセイ、ガイド、ホテル情報、グルメ情報、ドライブルート図から訪問先の予約方法まで、様々なエッセンスが一冊にギュッと詰まった、新感覚の『フォト・ブログ・ガイドブック』です。これからイタリアを車で旅行したいという人にも大変参考になる内容となっています。

※電子書籍ですのでダウンロードで購入するものです。

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