現地時間、6月14日 2012 ル・マン24時間レースの公式予選の初日セッションが終了しました!
初日が終わった段階で、アウディ勢が予想通り優位です!
No.1アウディR18 e-tron quattro をドライブする2011年のウイナー、アンドレ・ロッテラーが、
予選の最後に3分25秒453の最速ラップタイムを叩き出し、CARNo.2 のアウディのハンドルを握っていたル・マン24時間最多優勝(8勝)を誇るトム・クリステンセンを退けて暫定ポールポジションを獲得しました!
また、最終的に3番手のタイムを記録したのはNo.3 アウディR18 ultraのロイック・デュバルでしたが、トップ3の差はわずか2秒もありません!
同じAUDIのチーム内でのトップ争いが凄まじいですね!
LM P2クラスではCARNo.46 Thiriet by TDS Racingのオレカ03 ニッサンが3分39秒252のタイムで1位、
これにNo.48オレカ03ニッサン、No.44 HPD ARX03bホンダが続き、上位3位までを日本メーカーのエンジンがしめています。
クラス4位にはNo.45 オレカ03ニッサンの中野信治が3分40秒727で続いています!頑張れ中野!
LM GTE Proクラス1位はNo.74コルベットC6 ZR1で、オリバー・ギャビンが3分55秒910のベストタイムをマーク!
2位はCARNo.59フェラーリ458イタリア、3位にはNo.73コルベットが入り、コルベット対フェラーリの構図。
LM GTE AmクラスではCARNo.79 フライング・リザード・モータースポーツのポルシェ911RSRを駆るパトリック・ピレが
3分57秒594を記録してクラス1位!
3番手はNo.99 アストンマーチン・ヴァンテージでアラン・シモンセンが3分58秒725で続いています!
そして、大注目のCARNo.0 ハイクロフト・レーシングが走らせるデルタウイング・ニッサンはLM P2クラスのマシンに匹敵するタイムで、一時は総合15位に入る大健闘!
しかし、走行中に縁石を激しく越えた際に安全消火装置とキルスイッチがともに起動してしまい、コース上にストップしてしまったようです。
6月15日の現地の天候が悪ければ、初日セッションの結果がそのままスターティンググリッドになりますが、
ドライコンディションであれば、4時間のセッションで厳しい争いが展開されると思います。
前半2時間の予選セッションは19時00分、後半のセッションは22時00分にスタートです!
明日夜のスタートまでもう気分は盛り上がりっぱなしです!