日曜は155を預かったその足で、豊田市美術館へ。
開催中の『フェルメールとオランダ・フランドル絵画展』へ行って参りました。
フェルメールの≪地理学者≫をはじめ、17世紀の作品95点の展観。
どれもとても繊細で、そして奥行きを感じられる作品ばかりでした。
人も背景も、明と暗がはっきりと感じられ明るくも重い時の流れがそこに。
17世紀はオランダが世界各地に植民地を拡大し、一躍飛躍した時代。
貿易で栄えたことが、各画にも反映されていた気がします。
今回の目玉、地理学者の絵に日本の要素が含まれていることに驚愕。
そしてその頃の日本は寛永文化。
桂離宮や日光東照宮が建てられた頃。
この時代にもっと世界に目を向ける人達がいたら、日本はどうなっていたんだろう。
と、オランダの絵を観ながら自分の歴史の知識の少なさを恥じる週末でございました。