おはようございます♪
尾張津島の秋を彩る山車まつりに行ってきました。
あでやかな衣装を着たからくり人形の妙技は"尾張津島秋まつり"のハイライトです。
18世紀の始めごろに始まったといわれる秋まつりは、10月の第1日曜日とその前日の2日間にわたって開催されます。
七切(ななきり)、向島(むかいじま)、今市場(いまいちば)、神守(かもり)の4地区から絢爛豪華な山車16台が、津島のまちに賑やかに繰り出します。
どの山車も100年以上の歴史があり、大切な文化財なんです。
それらの山車の中で、ひときわ目を引くのが"からくり人形"です。
秋空の下、津島囃子にのって動くからくり人形は変幻自在、文字を書くもの、空に飛ぶものなど様々な演技で観衆を魅了します。
また前輪を浮かして山車を廻す勇壮な"車切"も見所です。
そして豪華な山車の間をぬうように威勢よく鉦や太鼓を打ち鳴らしながらまちを練り歩く"石採祭車"や、ばちさばきが鮮やかな笛・太鼓・付太鼓の"神楽"も見逃すことができません。
すべての山車のからくり奉納が終わる頃まわりは薄闇に包まれ、山車の提灯に灯がともされがらりと雰囲気を変え、また練り歩いて各町内へもどります。
こうして秋が深まって行きます。