英国からの希少車や日本未導入の少量生産車の輸入・販売を手掛ける「UK CLASSIC FACTORY」は2月8日（金）、都内葛飾区にある同社のガレージ兼ショールームにて、国内独占輸入販売契約を締結して販売を行う、英国「Lister Bell Automotive（リスター ベル オートモーティブ）社」製 ランチア ストラトス レプリカ『the STR』を国内で初公開した。



リスター ベル オートモーティブ社は、20年以上少量生産車の製造に携わってきたMr. Craig Whiteが、走行性能で妥協のない理想的なストラトス レプリカを作るべく、2010年、英国中部ノッティンガムに設立した会社。車両開発、FRPボディ作製、シャシー製造、パーツ開発、組立までを自社工場にて一貫して実施する。







『the STR』はオリジナルのランチア ストラトスのスタイリングを忠実に再現している一方で、CADによる自社設計のスペースフレームシャシーを用い、実際のラリーに参加可能なほどの高剛性、軽量化が図られている。また、サスペンションについてもアルミ製のオリジナル（前／後はストラット／ダブルウィッシュボーン）としたり、アップライト部を流用品ではなく、鍛造アルミより削り出した自社製品を用いるなど、各所に走りへの強い拘りを見せる。




今回公開された個体にはアルファロメオ166に搭載されていた3.0L V6エンジン（220BHP）が搭載されていたが、同3.2Lエンジンやトヨタ製V6エンジンを搭載することも可能だという。またこの個体にはなんとエアコンも完備されているという。
このあたりも一貫した自社生産できる強みで、オーナーの拘りや各種オーダーにも応えてもらえそうだ。


発表会では、実際にリスター ベル オートモーティブ社に趣き『the STR』にも試乗してきたという自動車ライターの”武田公実”氏とカーライフ・エッセイスト”吉田由美”さんのトークセッションが行われた。その中で武田氏は「オリジナルに比べ遙かに高剛性で速く、また普段使いにも対応できる柔軟性を備えている。まさにランチア ストラトス ”2018モデル”と言える出来であった」と語った。



キットカーとしての供給が中心の『the STR』だが、年3～5台程度の完成車が販売されている。現在はバックオーダーを2年分ほど抱えており、生産体制の拡充を計画中とのこと。
気になる国内での販売価格についてUK CLASSIC FACTORY代表の勝見氏は「納車時期がだいぶ先になることや為替の影響から、今はハッキリした数値は出せませんが、おおよそ1200万円程度でデリバリーできればと考えています」とのこと。
オリジナルのランチア ストラトスは個体数も極めて少なく、オークションなどに出ても今や数千万となっていることから、スタイリングはそのままに現代の水準で作り上げたストラトスがこの価格であれば非常に魅力的な存在ではないだろうか。



発表会では、同じく「UK CLASSIC FACTORY」が輸入・販売を行う、英国AK SPORTSCARS社のコブラ レプリカ『AK 427』も展示されていた。こちらも非常に完成度の高い仕上がりを見せており、既にナンバーも付いて販売可能な車両もあった。



昨年12月、都内墨田区にオープンした「UK CLASSIC FACTORY」のガレージ。
マンションの地下駐車場を改装し、バーカウンターも備えるガレージは、秘密基地のような佇まい。
勝見氏は「今後もクルマ好きが気軽に集えるような空間としていきたい」と語っていた。





UK CLASSIC FACTORY ホームページ：https://www.ukclassicfactory.com/

その他ディテール写真

アルピーヌ・ジャポンは、新型アルピーヌ A110ピュア／リネージにラインアップされている、左ハンドルモデルの日本導入を終了すると発表した。


新型アルピーヌ A110 は、昨年フランスで販売を開始して以来、多数の購入申し込みがあり、現在日本を含む世界中で約 3,000 台がバックオーダーとなってる。そのバックオーダーの早期解消を図るため、左ハンドルモデルをヨーロッパを中心とした左ハンドルモデルの市場に集中的に納車する。その為、日本国内への左ハンドルモデルの導入は一旦終了することとなり、左ハンドルモデルの販売は、国内の在庫がなくなり次第終了となる。

2月5日現在の新型アルピーヌA110のモデルラインアップ

車種名	ハンドル位置	ボディーカラー	メーカー希望小売価格 （税込）
アルピーヌA110 ピュア	右	ブラン グラシエ	¥7,900,000
		ブラン イリゼ M	¥8,110,000
		ブルー アルピーヌ M	¥8,110,000
	左	ブルー アルピーヌ M	¥8,110,000
アルピーヌA110 リネージ	右	グリ トネール M	¥8,290,000
		ブルー アルピーヌ M	¥8,410,000
	左	グリ トネール M	¥8,290,000

※M: メタリック
※リサイクル料金: 13,600 円
※左ハンドルモデルは、日本在庫がなくなり次第販売を終了。

アルピーヌ・ジャポンでは、新型アルピーヌ A110 の購入検討している顧客へのサポートを目的に、アルピーヌ・ジャポン オフィシャルウェブサイトから 24 時間いつでも商談の申込みができるオンライン商談予約申込みを、2 月 15 日(金)から開始する。
オンライン商談予約開始日：2 月 15 日(金)
商談予約サイト URL：https://www.renault.jp/alpine/reservation/


アルピーヌ・ジャポン 公式サイト：https://alpinecars.com/ja/

プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーブランドのSUV 3008の特別仕様車として、クリーンディーゼルエンジン「BulueHDi」を搭載し、各種先進安全装備も充実した特別仕様車『3008BlueHDi Clean Edition（3008 ブルーHDi クリーンエディション）』を 2月4日 より発売開始した。価格は400万円を切る399.9万円とした。


3008は、新世代SUVとして2017年3月の日本デビュー以来、国内のプジョーの販売を牽引する存在となっている。
今回発売される3008 BlueHDi Clean Editionは、177ps／400Nmを発揮する2.0L 直列4気筒ターボディーゼルエンジン＋8速AT（EAT8）を搭載し、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニター、フルLEDヘッドライト、インテリジェントハイビーム、フロント＆バックソナー、バックアイカメラなどの先進機能も標準装備とした特別仕様車。
上位モデルと同等の特別装備を施しつつ、400万円を切る戦略的な価格設定で、さらに幅広い層のSUVユーザーの獲得を目指す。
ボディカラーはマグネティック・ブルー、パール・ホワイト、アルティメット・レッド、ハリケーン・グレー（ソリッド）の4色となる。

【 3008 BlueHDi Clean Edition主要装備内容 】
• フルLEDヘッドライト
• アクティブクルーズコントロール
• レーンキープアシスト　
• アクティブブラインドスポットモニターシステム
• インテリジェントハイビーム
• スマートキー
• フロント＆バックソナー
• バックアイカメラ
• アクティブセーフティブレーキ
• Peugeotミラースクリーン
• パドルシフト
• 18インチ アロイホイール

アクティブクルーズコントロール作動イメージ図


2.0L 直列4気筒ターボディーゼルエンジン ＋ EAT8



プジョー 公式サイト：http://www.peugeot.co.jp/
プジョー 3008 公式サイト：https://web.peugeot.co.jp/suv-3008/

ルノー・ジャポンは、東京オートサロン2019に出展し、新型メガーヌR.S.( MT )を参考出展、ルーテシア ルノー・スポール トロフィー アクラポビッチ(限定車/1 月発売)を初展示するほか、ルノー・スポールモデル、GT モデルを 3 台展示すると発表した。



展示車両
・ 新型メガーヌ ルノー・スポール (MT) ※参考出展
・ ルーテシア ルノー・スポール トロフィー アクラポビッチ(限定車/1 月発売)
・ 新型メガーヌ ルノー・スポール
・ ルノー メガーヌ スポーツ・ツアラー GT
・ ルノー トゥインゴ GT (EDC)

ルノーブース
ホール 1

ルノー・ジャポン公式サイト：http://www.renault.jp/
ルノー・ジャポン公式サイト 東京オートサロン2019ニュースページ：https://www.renault.jp/information/news/tokyoautosalon-2019.html


【東京オートサロン 2019 開催概要】

名称：TOKYO AUTO SALON 2019
会期：2019 年 1 月 11 日(金)から 13 日(日)
※11 日は関係者・報道関係者招待日、但し 14:00 からは一般特別公開
時間：9:00 から 19:00 ※13 日のみ 18:00 終了
会場：幕張メッセ
千葉市美浜区中瀬 2-1
入場料：1 月 11 日(金)
一般特別公開 3,500 円(前売り 3,000 円)
1 月 12 日(土)、13 日(日)
一般公開 大人 2,500 円 中・高校生 1,800 円 (前売り 2,000 円/大人のみ)
※全日小学生以下無料(保護者同伴に限る)
東京オートサロン2019公式サイト：https://www.tokyoautosalon.jp/2019/

プジョー・シトロエン・ジャポンは、12月17日（月）より主力ハッチバックモデル「308」に新開発の1.5Lクリーンディーゼルエンジン（DV5エンジン）、8速オートマチック、アクティブクルーズコントロールなどを追加導入した新ラインナップを発売すると発表した。


今回搭載された新開発の1.5L直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、従来の1.6L（DV6エンジン）に比べ、ダウンサイジング化したにも係わらず、従来比+10psの最高出力130ps（最大トルクは同様の300Nm）となり、低回転から高回転域まで全域で従来型エンジンを上回るパワー／トルクを発揮する。
さらに燃費においても、308 Allure BlueHDi で従来型比+15.7％の24.3km/L（JC08モード）となり従来型の21.0km/Lから、大幅に向上。
また、最新のEU排ガス規制（EURO6.2）をクリアし、今後のより厳しい規制にも対応できるとしている。

これら性能向上には、シリンダーヘッドの完全新設計や2009年ル・マン24時間を制覇したプジョー908 HDi FAPの設計を反映させた燃焼室形状、フリクション軽減のための各部DLC（ダイヤモンドライクコーティング）処理、2000バールの新インジェクション、新排気浄化システムSCRFなどの採用が寄与してる。

ディーゼルエンジンモデル グレード・価格（税込）
・308 Allure BlueHDi ： ¥3,049,000
・308 SW Allure BlueHDi ： ¥3,297,000
・308 GT Line BlueHDi ： ¥3,299,000
・308 SW GT Line BlueHDi ： ¥3,547,000


また、1.2L直列3気筒ターボエンジン（最高出力130ps／最大トルク230Nm）を搭載するガソリンモデルにおいてもEURO6.2に対応するため、新インジェクションシステムを採用し、250barの高圧燃料噴射ポンプや2つのセンサー、ガソリン専用GFP（Gasoline Particle Filter）を搭載、さらにターボチャージャーの制御を電子制御式に変更するなど、各部の改良を施している。

ガソリンエンジンモデル グレード・価格（税込）
・308 Allure ： ¥2,839,000
・308 SW Allure ： ¥3,087,000
・308 GT Line ： ¥3,089,000
※ガソリンエンジン仕様の出荷は2019年第2四半期を予定。


トランスミッションは、先に308 GT BlueHDiに採用していた新世代電子制御8速オートマチック（EAT8）＋パドルシフトを新たに全モデルに搭載（GTiをのぞく）。3つのドライブモードが選択可能となった。
エコモード：エアコンの最適化、フリーホイール機能により燃費走行に貢献
通常モード：シフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートの最適化
スポーツモード：シフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更

その他、アクティブクルーズコントロールを全車標準装備し、Peugeotミラースクリーン（Apple™ CarPlayに対応）を搭載した。


新エンジン導入特別仕様車として、内外装をスポーティに仕立てた「308 GT Line」をクリーンディーゼルモデル、ガソリンモデル共に設定し発売する。



プジョー 公式サイト：http://www.peugeot.co.jp/
プジョー NEW 308 公式サイト：https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/308.html