イタリア滞在ようやく3日目。
この日はいよいよトリノを離れ、100km以上離れたパルマに向かう日です。
いきなり雨&通勤渋滞の試練がまっていました
ひえー。
そして初めての高速道路の料金所。
日本で言うETC専用レーン「TELEPASS」とクレジットカード専門ゲート、現金専用ゲートがあります。
レンタカーですので、クレジットカードか現金ゲートにうまく入らなければなりません。
なるべく現地ではカードを使いたかったので、最初はクレジットカード専用ゲートを使おうと思っていたのですが、太田さんのアドバイスで、カードが機械に入ったままで戻ってこないトラブルがあると聞きましたので、イタリアならそれはあり得る!と納得して、現金のゲートだけを通ることにしました。
ロータリーの連続です。雨で、視界が悪く、合流がめちゃめちゃ大変です
といいつつ写真を撮ってますが
写真にも写っている、カーナビのガーミンが大活躍です。これがあったので、迷いながらもなんとかトリノ郊外にある、ピニンファリーナにたどり着くことが出来ました。(ガーミン自体は正確だったんですが、その正確さより自分のカンを信じたら道を間違えてちっともたどり着けなくって焦りました。でもアポイントの時間には間に合って良かったです。)
ピニンファリーナの外にMitoを停め、警備の受付に予約した時にやりとりしたE-mailのプリントを見せます。
こうすれば言葉が通じなくてもすぐに分かってもらえます。
おおー!なんか感動
警備で案内されて、敷地に入ります。歩を進めると以前TVで見たことのある建物が目に飛び込んできました。
写真左手の建物は、クレイモデルなどを作る作業場だと思います。ケンオクヤマ氏時代のバードゲージをデザインした際に、発泡スチロールのクレイモデルを作った建物がこれだったと記憶しています。わわわーー!なんかそれだけで感動
このガラス張りの建物が博物館です。手前はランチアテーシス。
建物に入ると早速こんなカッコいいコンセプトモデルが目に飛び込んできました!
博物館の中をちらっとだけ。
全部を紹介するのは止めておきます。皆さんが訪問した時に感動が薄れてしまいますからね
感動はその目でお確かめください
でも、チョットだけ、気になったモデルだけをPICK UP!
僕が好きなのは何といってもこのピニンファリーナ75周年記念コンセプトモデル「MASERATI BIRDCAGE 75TH」です!
なんという独創性!なんというスタイリング!まさに未来から来た乗り物そのものですね。
ケンオクヤマ氏がデザイン統括を務めていたころの代表作ですね
アルファロメオも展示してありました
ジュリエッタスパイダー。
歴代のアルファロメオのスパイダーモデルはピンンファリーナがデザインするという伝統は現在に於いても脈々と引き継がれています。916スパイダーも、現行のブレラ顔スパイダーも全てピンファリーナのデザインですからね。僕の乗っているGTVはまさにここで当時のデザイン統括だったエンリコフミア氏がデザインしたものですから、それはまた感激ひとしおですよね~。
これはプジョーのコンセプト。
マセラティのクワトロポルテのスタディモデルになったような感じですね。側面の処理がとても似ています。これも確かケンオクヤマ氏だったような?
広報のSILVANA女史とご挨拶して、個室に通されました。
危うく写真のブ厚いピニンファリーナの社史を買わされそうになりながらも、他のグッズのサイフやらボールペンやらを購入しました。いーさんやたかおさんにお土産に買っていったヤツですね。
SILAVANA女史はとてもジェンティーレで、イタリア語と英語で色々と説明して下さいました。
半分くらいしか理解できなかったけど、すごく貴重な体験でした。
SILVANA女史に僕自身が916GTVのオーナーであることを話して、カーくるの資料と
今年のG友デーの写真のプリントをたくさんお渡ししてきました。めっちゃ喜んで下さっていましたヨ
SILVANA女史は「カーくる必ず見ます、ブログ楽しみにしています
」と言って下さいました。ピニンファリーナの広報にカーくるの存在が認識されただけでも、本当に来てよかったと思います
個人的にはこのエスプレッソカップが欲しかった!でも売ってなかった!
ピンバッジとストラップはプレゼントしていただきました。わーい
(と言っても、たぶん、その時の気分とか、たくさんグッズを購入した人のオマケなので、必ず貰えるわけではないと思います。あしからず。)
約1時間程滞在して、ピニンファリーナを後にしました。
楽しかったー
さて、今からいよいよパルマに向かって出発です。少し慣れてきた相棒Mito君のエンジンに火を入れ、でもおっかなびっくり、そろそろと雨の中を走り始めました。
Allora, Mito, Andiamo a Parma! Partire!
つづく。