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アルファロメオMitoでトリノ~ミラノをドライブした時の記録を綴ります。
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このポスターも本当にかわいい。

こうやってイタリアは老若男女問わずクルマ好きな国民性が育まれていくのかな、と想像させるような一枚だ。

子供の頃に与えられたミニカーがランボだったら、さぞかし目が肥えた大人になりそう(笑)

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さらに上からレヴェントンを眺める。
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まーーなんて変態的にカッコいいデザインなんでしょうか。

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つづく。

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前のブログで紹介したレヴェントンはランボルギーニ正門をくぐってすぐの建物の前に鎮座していた。 DSC04385.jpg
この建物がまたイメージにぴったりなカクカクぶりで、超クール!

受付で工場見学の予約の旨を伝えると、時間になったら呼ぶからそれまで博物館を見学してね、と言われたので、工場見学料+博物館入場料(39EURO)を払い、博物館に入場。

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館内には車の他、上のようなイメージポスターも多数貼られており、これがすごく素敵で、郷愁をそそられるもの、グッとくるもの、クスっと笑えるもの、微笑ましいものなどがあり、僕的にはこれらにとても惹かれた。この博物館のレポートも数回に分けるので、その中でまたご紹介していきたいと思う。
ちなみにこのポスターからも分かるように、ランボルギーニはこのSt.Agataという場所に相当なこだわりと誇りを持っているらしい。後に書くエピソードや写真の随所にそのこだわりが出てくるので、そういった目線で見ていただくと面白いかも知れません。

あと僕の目に留まった車達の一部を以下にご紹介。

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この手の車にはあまり興味の無い僕だが、この黒くて四角い奴にはハートを打ち抜かれた。
これ、すごくかっこ良くないですか?ランボルギーニがこんな四駆を作っていたなんて、知らなかった。
今出しても売れると思う。

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ランボルギーニ見学には他にもアメリカの高校生の団体客が来ていた。アメリカ人はすぐ分かる。みんなハードロックカフェとかの分かりやすいTシャツを着て、短パンを履いているから。
修学旅行? いいなあ、学校でこんなところ連れてってもらえるなんて。

つづく。
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イタリア人の無言かつ分かりやすい後方からの圧力に耐えかね、

前のトラックを追い越すため、Mitoのギアを2速に落とし、対向車線に踊り出た!はずだった。



 ////




MT乗りの皆さんなら絶対一度は経験がありますよね、焦った時ほどギアがうまくゲートに収まらないってことが!

僕も普段MT車に乗っていますよ。MTの扱いには自信がありますよ。

ただし、、、右ハンドルの。



僕自身、ヌヴォラGTVは大変気に入っているのですが、唯一気に入っていないのが、「右ハンドル」であること。

ここはイタリア。当然左ハンドルなので、右手でシフトをする。そのこと自体、慣れていなかった自分にとって、Mitoとのコミュニケーションに最後まで苦しんだポイントの一つだった。

とここまで書けばご想像通りの展開。が最初の不運。(というより実力か)

ガキッ、ガキッっと2度程シフトゲートと格闘した後、なんとか2速に放り込んだのだが、もうそこで完全にテンパってしまい、冷静な判断力は失われていた。

なおかつ、1.4Lの排気量とこの車がディーゼルエンジンであることも追い打ちをかけた。

テンパっている上、変速することに完全に怯えた僕は、このまま2速でトラックを追い抜こうとアクセルをフラットアウト。

しかし、この車、2速でのパワーバンドが異常に狭かった。

このターボディーゼルはエンジン回転数が1500~2500回転くらいの間で、時速20kmで2速、30kmで3速、40kmで4速・・・という風に使うと、ウルトラスムーズに加速していき、1.4Lとは思えない程の速さで走ってくれるのだが、うまくこのパワーバンドの中で扱わないと、まったく加速してくれない。

要は「ヘタクソな奴には美味しい思いはさせないよ」っていうとんでもないツンデレ車だったのだ。


したがって、折角2速に落としたはいいけど、まったくスピードが上がらず、トラックと延々と並走するような形になってしまった。

しかも、このトラックの全長がまた長かった!!


それでもじわりじわりとトラックを追い抜いてはいるのだが、なかなか先頭までたどり着けない。

かと言って、今更3速に上げる勇気もない。気は焦る一方のその時、ついに前から車がやってきてしまった。

咄嗟に今の速度でトラックを追い越すのと、その前に対向車とぶつかるのと、どっちが速いか、目測した。なんかイケそうな気がした。そう思いたかった。

だって、ちょうどトラックの全長の真ん中まで来てしまっていたので、今更減速して元のトラックの後ろにつくことも出来なかったし。。。

もう僕に選択肢は1つしかなかった。「このまま2速で追い抜く!」


そこからは意外と永い時間が流れた。

じわりじわりとトラックを追い抜きつつ、対向車は自分の速度と相まってどんどん近づいてくる。

でもどうすることも出来ないので、ひたすら抜けきるその時を待ちながら。

ああ、これが走馬灯ってやつですか、と思いながら(笑)

数秒後、Mitoをトラックの前に「斜めに」(追い抜いてからの車線変更というよりは「斜めに」)滑り込ませた直後、対向車が僕の脇をすり抜けて行た。


ほんとーーーーーーーーに!危ない瞬間だった。


いつも慣れているGTVが3Lの排気量の恩恵による豊かなトルクのおかげで、いつもシフトのつながりは非常に滑らかで、かつ、大抵どのギアにどの速度域でも、2〜5速のどれを選択しても、ちゃんと加速して行ってくれるという運転者にあま〜い車だったこと(そんなGTVが大好きなのですけど)も要因のひとつかも知れない。


ハンドルを持つ手が震えて冷や汗でベトベトだったけど、なんとか事無きを得た安堵感で、3速にアップした瞬間、コイツ、ものすごい勢いで加速していくでやんの!トルクが細ることが怖かったのもあり、2速のままだったのだが、3速の方がトルクが厚かった!

オイ!!

とMitoに向かってツッ込んだのは言うまでもない。


でも何とかトラックを追い抜くことが出来て、「どうだイタリア人!おまいらが言うように抜いてやったぜ!」
と後ろの車線をミラー越しに見ながら後続が来るのを待っていたのだが、僕の追い越しのやり取りを見てドンだけ長いトラックなんだと思ったのか何なのか知らないけど、ちーーーーっともトラックを抜いて来なかった!なんだそれ!

オイ!!

とイタリアにツッ込んだのは言うまでもない。

と、オチがついたところで(ホントだよ)おしまい。

慣れない車で追い越しは止めましょう、という教訓でした。


おわり。

次からはランボルギーニ見学の続きです。まだ続きますので、おつきあいくださいな。
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 イタリアでのドライブには、イタリア人の気質を理解する必要がある。

前の車がチンクだろうが、どでかいトラックだろうが、遅い車は抜いていく。

そういうことなのである。

モデナの夕方。そこそこの交通量だ。

僕の運転するMitoのすぐ前にはトラックが走っていた。

しかもどでかいトラックがすごくゆっくりと。

トラックの後ろを追走して、しばらく経った後、(と言ってもほんの2、3分だったと思うけど)あまり見たくは無かったのだが、恐る恐るミラーを見ると、、、僕の後ろにはすっかり車が溜まってしまっていた

1本道で、そこそこ対向車も通る道だったから、さしものイタリア野郎達もトラック+Mitoの2台を抜くほどのタイミングが掴めない。

後ろに並んだ車達から「おい、そこのMito野郎!どうしてそんなチンタラは知っているトラックを抜かないんだ!アルファロメオの名が廃るぜ!」というオーラがひしひしと伝わってくる。。。


まーじーすーかー!ここイタリアの異国の地で、あなたたちイタリア人はこのジャポネーゼにこのでかいトラックを抜けとおっしゃっているのですか!!

しばしの心理戦と、自分との葛藤の時間をおいて、僕は観念した。

はいはい、わかりましたよ、抜きゃーいーんでしょー抜きゃー

車線の中央に車を寄せ、タイミングを見計らう。

そして、対向車が途切れたその瞬間、MitoのMTを5速から2速に落とし、対向車線に躍り出て一気に抜き去る!!はずだった。

つづく。





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その後、太田さんの運転で、太田さんの友人宅に向かったのだけれど、ここから番組がガラっと変わったかのように、

「トリノで~、熱狂的なアルフィスタが~、ベッベさん一家と~ベンベヌート~」(下條アトム風)という声がどこからか聞こえて来るほどに家庭的な雰囲気120%のベッベさんご一家をご紹介いただいた。

マンマから「Hai fame? Hai fame?(お腹すいた?)」と聞かれ、たしかにお昼を食べてないので「Ho fame!」と答えたら(いや、太田さんに日本語で言ったな、、、)

プロシュートやらパルミジャーノレッジャーノやらワインやらパンやら出てくるわ出てくるわでいきなりイタリアの家庭的なおもてなしを受けて緊張するやらビックリするやら嬉しいやら。

後で聞いたら太田さんの演出(普通のツアーでは経験の出来ないようなイタリアの家庭を、という)だったらしい。なんて素敵なおもてなしなんでしょう!

美味しい生ハムをモリモリほうばりつつ、ベッベさんに今回の旅の行程、そしてトリノでユヴェントスの試合を見ることなどを言ったら、「Si, Sta Sera!(おー今晩の試合ね)」と変なことを言う。

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リンゴットに停まっていたユヴェントスのチームバス。なんと選手も一緒のホテルだった。エレベーターも一緒になって、マスコミにも一緒に囲まれたけど、「あのジャポネーゼは何者?」って思われただろうか?


試合は明日の筈なので、「No,Domani!Domani!(明日の日曜日だよ)」と訂正したら、やっぱりスタセーラ(今晩だよ)と言う。

そこでよくよくチケットの予約プリントを見たら、、、、なんと今日の20:45からキックオフって書いてあるではないか。

夜はお知り合いからの紹介で、トリノに住むイタリア人と会食の予定が入っていたのでダブルブッキングになってしまった。

でも、旅は一期一会。ユーベの試合はまたいつか見られるさ、と思い直して、試合はキャンセル。

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これもベッベさんたちと話をたくさんしたから判明したのであって、とりあえずチケット屋さんにも連絡して迷惑をかけずに済んで、結果オーライ。(チケット代は先払いだっからから戻ってこなかったけれども。)

その後、ミラフィオーリモーターヴィレッジ(※4)に太田さんの運転で(もうすっかり助手席が定位置:笑)行き、レアなグッズを買いまくってホテルに帰着。

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限定モデル500Diesel。これほっすぃー。


夜はイタリア人:ルイージさんと会食。

目印にCORSO MARCHE 38とプリントしたTシャツ(※5)を着て待ち合わせをした。(そんなことしなくても、日本人は僕だけしかいなかったから、全然問題なかったんだけど。)

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イタリアの車間距離。これ、信号待ち。前は156SWで、後ろは旧型500 見ているこっちが冷や冷やする。

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ルイージさん行きつけのリストランテに連れて行ってもらい、バーニャカウダ、パスタ、お肉料理、ワイン、グラッパ、デザートと、本当にお腹いっぱいのコースをご馳走になった。


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当然、地元の人が来るお店なので日本人は僕一人。そうそう、こういうところに来たかったんだ。

ベッベさんのマンマに薦められるがまま食べていたから、まだお腹があまり空いていなくて大食漢の本領を発揮するまでには至らなかったのが残念だったけれども、

本当に美味しかったし、ここでギブアップしたらジャポネーゼの男の名がすたる、と思ってコースの全てを平らげたら、大層喜んでくださった。やっぱりどの世界でも食いっぷりが良いと歓迎されるものらしい。


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ルイージさんはイメージするイタリア人とは違いとても穏やかで物腰の柔らかい、常に笑顔を絶やさない紳士的な方だった。日本語は殆ど話せず、僕も片言のイタリア語と英語のチャンポンだったけど、

そこは人類みな兄弟、なんとか通じ合えるもので、かなり盛り上がって、車の話、仕事の話、日本の話など、話が尽きることは無かった。

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3ヶ月後に仕事で来日すると言うルイージさんと日本での再会を約束して、23時頃ホテルへ帰着。長旅と緊張と刺激的な出来事ばかりでさすがに疲れていて、ベッドに横たわった瞬間に深い眠りに落ちていた。




Mitoで旅するTorino~Milano特別編 おわり。 (次回からは旅の続きに戻ります。まだまだお付き合いください!)

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ルイージさんに連れて行ってもらったトリノのリストレンテ「Pautasso」夜も9時を回ると地元のファミリーや友達同士などで大盛況の家庭的な雰囲気のお店だった。マンマの人形が目印だ。

※4 アルファロメオ、フィアット、ランチアの全ての車種が買えてしまう巨大な直営ショールーム。グッズ売り場やカフェなどを併設しており、総面積はサッカー場14個分の広さに相当する7万平方メートルもある。
http://www.mirafiorimotorvillage.it/

※5 かつてアバルト(Abarth )の会社が存在していた番地をプリントしたTシャツ。イタリア自動車雑貨店で購入。
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プロフィール
とぐさん
とぐさん
イタリア車のアルファロメオ好きが高じてイタリア好きになってしまったtogと申しますヌヴォラブルーのアルファロメオだけのオーナーズクラブ「全国ヌヴォラ党」の幹事をやっております。自分の車、アルファロメオ...
本になりました
Mitoで旅するTorino~Milano電子書籍
315円(税込)
アルファロメオMitoでトリノやミラノほか、イタリア各都市をドライブした時のフォトエッセイ。 道中に撮った約6000枚の中から厳選した写真や、イタリア車好きには堪らない数々の訪問先のレポートなど、写真集、エッセイ、ガイド、ホテル情報、グルメ情報、ドライブルート図から訪問先の予約方法まで、様々なエッセンスが一冊にギュッと詰まった、新感覚の『フォト・ブログ・ガイドブック』です。これからイタリアを車で旅行したいという人にも大変参考になる内容となっています。

※電子書籍ですのでダウンロードで購入するものです。

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