シトロエン一宮のサプコタです
今回は3気筒エンジンについてお話致します
小さい4つ」よりも「大きな3つ」のほうが、効率からも構造からも性能からも、メリットが大きいのです。 たとえば1000ccのエンジンを作るとなった場合、250ccずつの4気筒ではなく、333ccずつの3気筒とすると、部品点数を1気筒分減らすことができます。コストや重量はもちろん、摩擦抵抗も減らせるのはご想像のとおり。燃焼したときの熱が逃げる割合=熱損失も減らすことができ、低燃費を実現することができます。さらに、4気筒では「全気筒のピストン折り返しタイミングが一致=2次振動の発生」が不可避であるのに対し、3気筒は構造上それが相対的に小さいのも特徴です。