日本に3ヶ月滞在した後にスペインを走ると「何て走り易いんだ」と思ってしまいますね。
今日は内陸の町へ仕事で行ったのですが、町と町を結ぶ幹線道路には信号機がないので非常にスムーズに走れます。
スムーズに走れると言う事は時間も節約出来るという事です。
その上、最近はいたる所にロータリーが作られており、物流にも大いに貢献しています。
物流も大事なのですが、運転していてフラストレーションが溜まらないのはかなり大きいですね。
スペインでは一般道の法定速度は時速90キロです。
そんなに?と思われるでしょうが、以前は法定速度を守らないのが普通で、時速130キロ程度で流す車が殆どでした。
ただ、最近はEU内で優等生になりたいせいか警察の取り締まりが強化され、
運転免許証のポイント制度と罰金強化の影響でスピード違反が激減しました。
それでも時速90キロで走れるのですから、文句は言えません。
以前、友人のミゲールを日本に連れて行った際に「日本ではこんなに走れない道路になっているのに、
どうして死亡事故が多いんだ?」と不思議がっていました。
これは私の意見なんですが、
日本にもロータリーを導入したら効果は「一石三鳥」になると思うのです。
まず、右折を全面禁止して、右折車はロータリーでUターンして来て左折する。
交差点も同じです。
これで右折時の事故がなくなります。これがひとつの利点。
そうすると右折車が右車線をふさぐ事がないので渋滞になりにくいし、直進車はスムーズに走れる。これがふたつ目。
ロータリーには信号がないので、震災などの影響で電気がなくても問題がない。これがみっつ目です。
どうでしょうか?
どこかに、既得権益にしばれれていない政治家がいませんかね~
若くてやる気のある政治家が・・・・
こんなのを日本で見たいものです。
政治家には外遊と称した観光は止めて、ちゃんと視察しろよと言いたいです。