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低気圧の影響から烈風が吹き荒び 遂には風花も舞いだして身も心も縮みあがる寒さの県北。
冬枯れの大地に顔を出し始めた春の使者に逢いに出掛けてみました。

到着した場所は天然記念物や市の指定文化財として手厚い保護を受けているエリアで
県内有数の群生地として知られている 大田原の金丸緑地環境保全地域。
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那須野が原扇状地の扇端部にあたるこの地域は 蛇尾川等の伏流水が創りだした湿地帯で
群生地に設置されている木道の下に広がる落葉の絨毯の中にお目当てが見え隠れ。。。
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遠目には落葉に同化して解り難いですが 暗紫色の仏炎苞が地面から飛び出しているのが数箇所
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更に傍に近寄ってみると目に飛び込んできたのは座禅草。
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名前の由来は暗紫色の仏炎苞の中にある楕円形の肉穂状花序が 座禅を組む僧侶に見えることからだそう。
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地面のアチコチからニョキっと飛び出している姿を目で追いかけます。
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なんだか姿形が水芭蕉に似ていると思ったら同じサトイモ科の仲間。
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そもそもココは湿地帯ですが 乾燥しきっていて水分も無さそうな冬のこの時期に開花するとは。。。

仏炎苞の中にある丸い塊に小さな花を沢山咲かせて この時期にはまだ少ない虫達に必死にアピール!
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太古の昔から連綿と続く命の営みに感服。

落葉に埋もれるようにひっそりと生きている座禅草に決して華やかさはありませんが
春に向って一歩一歩確実に歩み出している姿が目に焼きつきました。
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それではっ!
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四週連荘の桧原詣は名人Sさんと友人Hさんとが同行する大名釣りツアーを敢行。

以前 桧原湖の氷上ワカサギ釣りを体験された際は ほぼ坊主という散々な釣果に終わっているので
リベンジのために確実に魚の通り道に設置してある営業小屋をレンタルして万全の態勢で臨むことに。。。

シャッタータイミングがズレましたが本日の裏磐梯の気温は-7度。
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久しぶりに訪れた二人に何とか磐梯山を見せてあげたいのですが 天気予報通りに雪が舞っています。
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今回はテント釣行のようなポイント探しの手間が無いので 釣りの開始時間はいつもと変わらぬ9時。

今日のポイントは18.4m。底から若干浮いたとこから1~1.5m位の範囲に群れが入ってきます。
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二人にタックルのセット方法から仕掛け・餌の付け方を一通り説明して実釣開始。

錘が着底した後に底を切り静かに餌を躍らせるように竿先をしゃくって喰わせの間を置くこと暫し。。。
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ファーストヒットは目の前に陣取ったSさん!
およそ二年振りの氷上の妖精との再会に思わず笑みがこぼれています。

そしてHさんの竿先にもアタリが。。。
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これまた綺麗な桧原湖特有のパールピンクに輝く一匹をGET!
あまりに悲惨な結果に終わった前回から早二年。。。なんとか二人に釣ってもらうことができてホッとしました。

ということでこちらもやっと本腰を入れて釣り開始。
まずはセオリー通りの底釣りからスタートして今日の一匹目をGET!
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通常ストイックに一人で行う釣りが多い中 この釣りの良いのは呉越同舟で楽しめるところ。
世間話をしつつアタリを待って 釣り談義をしながら合わせて乗せるいった事が何とも楽しい!

皆さん飽きない程度に当たってくるワカサギのアタックを楽しんで釣り上げていると外は晴れてきた様子。
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愛煙家のHさんはやっと顔を見せてくれた磐梯山をバックに至福の一服!

今回レンタルしたのはFRPの外殻内部に断熱材を仕込んだカマボコ型の釣り小屋。
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お店で暖房用にポータブルストーブを手渡されますが 小屋の内部はは暖かく結局使わずに返却します。

中央には溝が設けてあってその間に釣り穴が開けられているって寸法で。。。
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外が極寒暴風豪雪の気象条件でも こんな快適極楽空間で寒さ知らずの大名釣りが楽しめます。

午後の部は予想通りの棚バラケ具合になってきて底を徘徊するワカサギのアタリが激減してきたので
仕掛けを宙釣り仕様に変更して誘いを掛け続けていきます。
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午前中に比べて若干難しい釣りになってきましたが 微細なアタリを何とか取っての拾い釣り。

さすが名手の二人はすぐにテクニカルな釣りにも追従して タフコンディションも乗り越えていきます。
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よもやま話に話を咲かせながらの楽しい釣行はあっという間に終了時間到来。

終わってみれば三人でバケツ一杯144匹の釣果に十分満足してもらえたようで安心しました。
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後日伺ったところ。。。両人に持ち帰ってもらったワカサギは早速天ぷらで食卓に上がったそうですが
自身で釣り上げたのもあってかとっても美味しかったそうでこれまた良かった。

次回は解禁後の渓流での再会を約束しつつ夕暮れの裏磐梯を後にします。
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それではっ!
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冬晴れの土曜日は久しぶりにチンクで出撃。
風が強く少し寒さも感じましたが 青空の上に燦々と降り注ぐ日差しに誘われて上河内の羽黒山へ。

ココでのお目当ては黄色い花をつけて辺り一面に好い匂いを撒き散らす蠟梅。
細く曲がりくねった山道を勝手にシフトダウンするデュアロジに エンジンが悲鳴を上げながらやっと到着。
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地元民のみぞ知るマイナースポットかと思いきや 意外や意外 県外ナンバーの先客もいて結構な賑わいです。
しかし 残念ながら肝心の蠟梅は未だ三分咲きといった感じでしょうか。。。
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ともあれ山腹に張り付くようにして枝を伸ばす蠟梅に近寄ってみます。
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綻んでいる蠟梅の数が少ないせいなのか いつもなら辺り一面に放たれている香りも若干弱弱しくって。。。
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それでもそっと顔を近づけてみれば 蠟梅特有の好い匂いが鼻腔の奥まで春の香りを届けてくれます。
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この芳しい香りに誘われるのは人間だけでは無いようで。。。ジョウビタキもお花見の真っ最中。
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今年の冬はいつになく寒さが厳しいせいなのか 山の中の蠟梅は思ってた以上に開花が遅れているようですが
もう一度満開の頃に訪れるチャンスを貰ったと思えばヨシ!とします。

山に訪れた早春の使者。。。また逢いに来ます。
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それではっ!
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毎年 厳冬期にイベントが開催されているのは知っていたものの今まで足が向かなかった日光。
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近所の有名な観光地って混んでるってイメージといつでも行けるって思うとなかなか行かないもので。。。

この時期 日光市内では観光客誘致のために様々な趣向を凝らした催しものを行っていますが
そもそも真冬の日光に来るのはかなりのツワモノだけだろうと勝手に解釈して混雑は無いと判断。

まずは日光の入り口にあたる 鉢石宿のおひなさま というイベントからチェック開始。
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会場のひとつ日光観光協会の中には 立派な段飾りから素朴な吊るし雛や
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寄り添う姿もほのぼのとしたお雛さま
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ほっこりと心癒される幸せな雰囲気が満ち溢れた空間で 十分に目の保養をさせてもらいました。

表に飛び出て少し歩いた先には名物の水羊羹のお店。。。
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日光に来るとココ鬼平(きびら)で買って帰るのがお約束。

いつ食べても美味しいこの水羊羹
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しっとりとした瑞々さを保っていて甘さ控えめなさっぱりとした大人の味わい。
美味しい日光もしっかりとGETした後はメインイベントへ突入。

中禅寺湖から流れ落ちる大谷川が形成する憾満ヶ淵を会場にした日光キャンドルページェント。
夜のイベントのため日が落ちないと始まりませんので 今回初めて来た憾満ヶ淵周辺を歩いてまわります。
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さすが冬の日光。それも渓谷沿いとあって宇都宮では見ない雪もガッツリと残っていてかなり寒い。。。

そんな厳しい環境の淵の周りにじっと我慢して座っているお地蔵さん達。
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並び地蔵という名前のこのお地蔵さん
参拝者がその数を数えてみるとその都度数が違うことから 化け地蔵とも呼ばれています。

そんなお地蔵さん達を繁々と眺めていると 徐々に辺りが暗くなりイベントスタート!
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キャンドルに灯された炎がゆらゆらと会場を照らしだす頃 冬の夜空を花火が彩ります。
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およそ半年振りに天空の花火を楽しみますが この時期は夏と違って空気も澄み渡っているせいなのか
パッと華開いた姿もクッキリ鮮やかで 爆裂音もあたり一帯に大きく鳴り響いています。

この後 再び憾満ヶ淵へ。。。
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キャンドルだけが照らし出す道を覚束ない足取りで進んでいくと ライトアップされた憾満ヶ淵が出現。
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その回りにはキャンドルの仄かな灯りに照らされた化け地蔵達。
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微かに揺らめく炎が昼間の姿とはまた一味違う不思議な空間を演出するひととき。

しかし耐え難い冷気にはお地蔵さん達のように我慢できず最早限界。。。
そそくさと退散します!
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それではっ!




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7


暦の上では立春も過ぎて日もだんだんと長くなり日々暖かくなっていく季節になっているはずですが
北関東の栃木ではまだまだそんな実感が沸き難いのが本音。。。
それでも野山に咲く花達からは徐々に春が近づいている便りが聞こえてきます。

暖かな陽気に誘われて春を探しに到着したのは鹿沼 永野の山里。

時間は間もなくお昼時。。。まずは花より団子ならぬ蕎麦でお腹を満たします。
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県内でも蕎麦の産地として有名な永野では 地元の奥さん達が寄り集まって作ったお店の蕎麦が絶品!
数人集まれば笊に盛られた五合打ち 一升打ちといった豪快な量を皆でつつきながら美味しく頂けます。

一掴み手繰った挽き包みの田舎蕎麦は 喉越しもツルっと滑らかに胃の腑へ滑り落ちて
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一緒に頼んだ揚げたての天麩羅をヒョイっとつまみながら。。。
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アッと言う間に完食!
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蕎麦っ喰いには堪らない。。。幾ら食べても食べ飽きないのはココの蕎麦の持つ底力か。。。

お腹も一杯になったところで肝心の花巡りを開始。
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長かった冬に別れを告げる春の使者 福寿草。

大地に根を張り力強く花開いた黄色い姿は健気にして可憐。
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バイブルにしている矢口 高雄先生の釣り漫画に登場して以来 気に掛けていたのにも関わらず
実物を真近で見るのはコレが初めてで。。。

作品に登場した時に覚えたアイヌ語の名前はチライアパッポ(イトウの花)。
チライ(イトウ)が産卵のために遡上する早春の時期に咲くことからこう呼ばれています。
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土の中から花弁だけをチョコンと出したような姿は見ていて可愛らしい限りですが
綺麗な花には棘が有るのたとえどおり 実は有毒植物で開花前の姿は蕗の薹と間違えての誤食例も。。。
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間違っても天麩羅なんかで食べようとせず 遠くからそっと静かに見守っているのが正しい愛で方です。
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それではっ!
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