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新生BMW1シリーズといえば、FF化されて話題になっていたのは記憶に新しいところです。
既に2シリーズではFFが導入されているものの、
「ま、2シリーズのアクティブツアラーは居住性が重要だからしゃーないか!」
と思っていた方は多いのではないでしょうか。

それでも、1シリーズはFRを採用してきた頑固さにBMWファンは魅かれていたに違いありません。

そのような中登場したのが、このFF化された1シリーズ。
BMWファンの中で囁かれている、
「やっぱり出たか!」
という言葉の裏には、賛否両論が潜んでいるようです。

と、前置きはこのくらいにして、今回の試乗車はFF化されたBMW1シリーズの118i Play。

エクステリアを眺めると、一発でBMWとわかるキドニーグリルは健在。

BMW01.jpg

「ちょっとふっくらしたんじゃない?」
と思うそのスタイルは、前型に比べて全長、全幅、全高とも多少大きくなっていました。 

BMW02.jpg

このサイズ感は好みが分かれるところかもしれませんが、5ドアハッチバックのデザインを考えると違和感はありませんね。
むしろ時代の潮流に乗っかったということでしょうか。

BMW03.jpg

次にインテリアです。
ぱっと見、シンプルなデザインで好感が持てます。

BMW04.jpg

液晶パネルの採用で、諸々の機能はここに集約されています。
今回は細かい操作は行いませんでしたが、乗り出しにあたっては迷うことはありませんでした。

BMW05.jpg

実際に試乗をすると、1.5L直列3気筒エンジンと前輪駆動は、その存在を意識させてくれることはありませんでした。
アクセルを踏むとスムーズに吹き上がり、街乗りや高速道路を走行するには何の問題もありません。
実際、試乗時の西湘バイパスに合流する地点は工事のために1車線に絞られていたため、合流時の加速が問われるわけですが、何の問題もなく合流ができました。

筆者の持っている3気筒エンジンの振動やFFのアンダーステアといった先入観は、現代のクルマにあっては最早化石のようなものですが、やはりその先入観は捨てなければ、と感じた次第です。

そしてBMWのコンセプトである「駆け抜ける歓び」はというと・・・それなりに健在でした。
それなりに、という言葉を使ったのはどうしても消しきれないというか消したくないというBMWの先入観によるところかもしれません。

BMW06.jpg


さて、再びエクステリアです。
5ドアハッチバックということで、使い勝手はすこぶる良さそうです。

BMW07.jpg

後ろから眺めてみました。

BMW08.jpg

普段使いには問題のない広さでしょう。
もちろん、リアシートは3分割で倒すことができます。

BMW09.jpg

あらためてサイドビュー。

BMW10.jpg


新生BMW1シリーズ。
頑なに守ってきたFRを捨ててFF化したという大英断は、1シリーズをファミリーカーという位置づけで投入したいというBMWの考えが嫌と言うほど伝わってきます。
それは、天才バカボン一家をモチーフにしたCMにも表れており、新たな顧客層を獲得したいという経営判断によるものでしょう。

BMW11.jpg

そのような経営判断をすることは現代においては正しいと思いますが、同時にBMWというブランドイメージが薄められたように感じるのは筆者だけでしょうか。
「1シリーズだから、しゃーないか」との言い訳のような言葉が出てこなければいいのですが・・・。


【主な諸元】 BMW 138i Play
全長:4,335mm
全幅:1,800mm
全高:1,465mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,390kg
エンジン種類:直列3気筒DOHCガソリン
排気量:1,498cc
最高出力:103kW(140ps)/4,600-6,500rpm
最大トルク:220Nm(22.4kg・m)/1,480-4,200rpm
駆動方式:前輪駆動
トランスミッション:7速DCT
メーカー希望小売価格:3,750,000円(税込)

BMW1シリーズ公式ホームページ: https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/1-series/5-door/2019/bmw-1-series-entry.html


March 14,2020 Sat    JAIA輸入車試乗会2020  



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今回試乗したアメリカ車は、キャデラックとジープ・レネゲード。
このレネゲードはブランドこそジープですが、ご存じのようにフィアットとクライスラーが合併して産み出されたアメリカとイタリアのDNAを持ったクルマです。

Renegade02.jpg

レネゲードは、2015年の9月より「アーバンサイズ。アドベンチャークラス。」というキャッチコピーで販売開始されましたが、今回試乗したのはマイナーチェンジ後の最上級車のトレイルホーク。
ジェットセットブルーメタリックという深い青のボディーカラーが綺麗です。

Renegade03.jpg

販売開始時にもトレイルホークのグレードはありましたが、4WD+タイガーシャーク2.4Lエンジンを搭載しており、他のレネゲードのFFグレードとは大きな差別化が図られていました。
今回のマーナーチェンジでは、トレイルホークにも1.3Lマルチエアエンジンが搭載され、国内で販売されるレネゲードのエンジンは全て1.3Lマルチエアエンジンとなりました。(ただしトレイルホークは、179psに出力がアップされています)

Renegade11.jpg

レネゲードはフィアット500Xとは同じプラットフォームを用いていますが、現在の500Xには4WDが設定されていないこととエンジンの最高出力が151psのみのため、そこでトレイルホークの差別化をしているということでしょうか。

Renegade04.jpg

レネゲードに乗り込みますと、目につくのは赤いトリムです。
このあたりのデザインは、フィアットのDNAを継いでいるようです。
ジープであるにもかかわらず、お洒落な街乗り車でもあることを主張しています。

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Renegade06.jpg

実際に乗り出してみますと、1.3Lマルチエアエンジンであるにもかかわらず、9速ATのためやたらとスムーズな加速感。
悪く言うと、ちょっとメリハリがない感じにもとれますが、初期のタイガーシャークエンジンを搭載したトレイルホークに乗った時のことを思い出しました。

Renegade07.jpg

この時も、9速ATの効果なのかやたらとスムーズな加速感を味わいました。

Renegade08.jpg

もちろん、エンジンのチューンや四輪駆動の要因もあるかと思いますが、この9速ATが街乗りを優しくしているといってもいいでしょう。

Renegade09.jpg

Renegade10.jpg

さて、小型でもSUVともなるとラゲッジスペースが気になります。

Renegade12.jpg

全長は4,255mmと短いため、5人乗車の場合のラゲッジスペースの奥行きは短くなりますが、街乗りとしては十分でしょう。
もちろんリアシートを倒せば、積載容量を増やすことができるのは当たり前。

Renegade13.jpg


そしてレネゲードと言えば遊び心。
テールランプはご存じジェリ缶をモチーフとしたデザイン。
ジープを主張しています。

Renegade14.jpg

RENEGADEのロゴにも、ジェリ缶。

Renegade15.jpg

ちなみにジェリ缶とは、ガソリン携行缶のことで、初期のジープ・ウィリスにはこのように装着されていました。

Renegade05.jpg

そしてフロントウィンドウには、こんなところに、ジープ・ウィリスが!

Renegade16.jpg


レネゲードは、気軽にレジャーに行けるSUVとしてお洒落にデザインされています。

Renegade17.jpg

そのため、街乗りにウェイトを置くことは必要不可欠であり、特にトレイルホークの9速ATはその要素に大きく貢献していることがわかりました。
もちろん、FFモデルのLongitudeやLimitedも超すコストパフォーマンスの良い選択肢として存在しています。

Renegade18.jpg

お洒落なオフロード車という選択肢に、レネゲードは大いに応えてくれるクルマであると言えるでしょう。

【主な諸元】 Jeep® Renegade Trailhawk
全長:4,2255mm
全幅:1,805mm
全高:1,725mm
ホイールベース:2,570mm
車両重量:1,570kg
エンジン種類:直列4気筒マルチエア16バルブインタークーラー付きターボ
排気量:1,331cc
最高出力:132kW(179ps)/5,750rpm
最大トルク:270Nm(27.5kg・m)/1,850rpm
駆動方式:4輪駆動(オンデマンド方式)
トランスミッション:9速AT
メーカー希望小売価格:3,870,000円(税込)

ジープ・レネゲード公式ホームページ:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html



March 2,2020 Mon    JAIA輸入車試乗会2020  



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