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 Anycaのオーナーにリアルな声を聞くことで、未来のオーナーに有益な情報をお届けする連載「クルマ好き記者鈴木GO太郎の、賢者のカーシェア術」。

       

 今回登場していただくのは、アルファードを24時間3,980円でシェアしている山本さん(50代・東京都在住・Anyca歴1年9ヶ月)。

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Anycaでは何度もシェアリクエスト数上位にランクインしており、最高で月に6万円の収入、平均でも3万円ほど安定して収入を得ているという。

そんな彼女のシェアのコツは、これまで当連載で紹介していたどの”賢者”とも違った独特のものだった。

 

キーワードは、Anycaの時流に流されない彼女独自の無理をしない”マイルール”だ。

その全貌を紹介しよう。

【Topics】
1:「もともと売ろうと思ってたんです」2年間自宅駐車場に眠っていたアルファード 

2:人数、距離、料金。「とにかく!」な人のニーズに徹底に応える

3:キズのある車体でも、シェアする時は2つのルールを守る

4:「Anycaのおかげで、軽自動車を購入しました」

1:「もともと売ろうと思ってたんです」2年間自宅駐車場に眠っていたアルファード

「もともと、子どもが大きくなったので売ろうと思っていたんです。というのも、娘が北海道の大学に行く時にクルマを持っていき、あっちで乗りつぶしていたからです。おかげでダンパーはボロボロで車体も傷が目立っていました。その後、娘は就職で東京に戻ってきましたが、それから2年ほど乗っておらず、ずっと自宅駐車場にとめたまま。本当に乗ってなくて、使うのは年に1〜2回、家族みんなでお墓参りに出かけるときくらいでした」

 

ホイールにはガリ傷、側面にも傷がある

ホイールにはガリ傷、側面にも傷がある

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 そんな事情もあり、山本さんがクルマの売却を考えていた時。たまたま知人経由でAnycaの存在を知った。

 

20163月にシェアを始めた当時、7年前に購入したアルファードはすでに6万キロ走っていました。中古で出しても値はつかないでしょうし、みんな気楽に乗ってくれて維持費軽減になるなら……とシェアしてみたんです」

 

 山本さん曰く、アルファードの外観は「傷だらけ」。だが、タバコは吸っていないので内装はキレイとのこと。

内装状態はとてもよい

内装状態はとてもよい

 このクルマの状態は、シェアするドライバーにとっては安心かもしれない。高級車をシェアする時のように、傷をつけないかビクビクしすぎることもない。一方、内装はキレイなので運転していて心地よい。まさに気楽にクルマを利用したいドライバー向きと言える。

 

 現在は月平均9回ほどのリクエストが入る。最も多い月では月20回のリクエストが入り、6万円になったことはすでに述べた通り。

 

 なぜこんなに人気なのか?

 杉並区の住宅街に住んでいるということは、ご近所さんのリピーターが多い?

 

「いえ。リピーターは3割くらいで近所の人はほとんどいません。それに、同じ人のリクエストがあってもせいぜい23回です。Anycaはいろんなクルマが登録されてますから、みなさんいろんなクルマに乗りたいんじゃないですかね。なので、初回の人が乗りたくなるようなプロフィール文を書くのがいいと思います」

 

 山本さんは、シェアを開始後すぐに自分のクルマがどんな人から人気があるのかを分析した。

 

「若い人が旅行で使うケースが圧倒的に多かったんです。アルファードは大きいクルマなので、引っ越し時期の3夏冬の旅行シーズンのリクエストが特に多いです。9月のシルバーウィークもリクエストで埋まりました。同級生の結婚式のためにみんなで静岡に行くので使いたいという人もいましたね。それから、最近は外国人の方も増えてきました」

 

 山本さんのアルファードの特徴は、前日などの直前予約よりも1~2週間前の予約が多いこと。「大人数の旅行で使うので、みんなでスケジュールを合わせているからでしょう」とその理由を分析する。

 

 事実、本記事の取材時は12月第1週だったが、すでに翌年1月も3人からのリクエストが入っていた。

 

2:人数、距離、料金。「とにかく!」な人のニーズに徹底に応える

 

このような大人数の旅行ニーズに対応するため、”クルマの装備”と”距離制限”は意識しているという。

 

「ルーフとスタッドレスタイヤを装着しているので、冬は旅行したい人がシェアしてくれますね。特に、スタッドレスタイヤがついているかは皆さんかなり気にするみたいなので、ミニバンをシェアしている方はタイヤを替えるといいと思いますよ」

冬期はスタットレスタイヤに加え、ルーフを装着

冬期はスタットレスタイヤに加え、ルーフを装着

山本さんはAnycaのドライバーを2種類に分類している。

 

1つは、BMWとか、ポルシェとか、テスラとか『このクルマに乗りたい!』っていうクルマ好きの方。このタイプのドライバーさんは、短距離でも、料金が高くても乗りたい人。2つめは『とにかく!』な人。私のアルファードのドライバーさんはこっちです」

 

 「とにかく!」な人って?

 

「とにかく大人数で乗れて、とにかく安くて、とにかく距離制限が長いクルマをしている人のことです。私が走行距離を無制限にしているのはその理由です。若い人が大人数で移動する場合、まず遠出します。となると、スタッドレスタイヤをつけたり、長距離走れる距離設定にするのは必然だと思うんです」

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 なるほど。とても論理的に導き出された戦略だが、過去の”賢者”もこれらの戦略は当然のように実践しており、今やこの程度の工夫をしているオーナーは正直少なくない。

 

 実は、山本さんのすごいところは、ここからだった。

 

なぜ受け渡しが自宅駐車場のみなのか

 

 実は、取材前に疑問に思った点があった。

 

 山本さんのシェア場所は南阿佐ヶ谷の自宅駐車場のみ。最寄り駅の南阿佐ヶ谷駅までクルマを出すという選択はないんですか?

受け渡しは山本さんの自宅駐車場だ

受け渡しは山本さんの自宅駐車場だ

「私、免許は持ってるんですけど、このクルマの運転は得意じゃないんです。基本的に主人が運転するクルマなので……

 

 そのため、ドライバーはみな、山本さんの自宅までクルマを取りにくるという。

 

 時折「駅まで出して頂けませんか?新宿は?」というリクエストも入るそうだが、すべて断っているそうだ。

 

 これまで登場した”賢者”たちは、受け渡し場所を便利なターミナル駅や山手線駅に設定し、融通を効かせていたことを考えると、山本さんのスタンスは少し変わっている。

 

 というか、ドライバーからみると少し不便だ。

 だが、こうした”無理しないシェアスタイル”こそが彼女の強みだった。

 

 彼女がシェアにおいて一番大事にしているのは、「気楽さ」だという。

 

「娘がすでに傷をつけているので、多少の傷は気にしません。もともとピッカピカの新車だと、クルマを利用する方もきっと億劫になりますよね。特に運転に慣れていない学生さんとか。Anycaで並んでるクルマのランキングを見ると、テスラやBMWなど、高級輸入車が並んでいます。それを見てウチのクルマはシェアに向いてないんじゃないか……と思いがちですが、こっちはこっちで結構乗りたい人がいるんですよね(笑)」

 

 シェアの場所は自宅のみ。クルマの多少の傷は気にしない。さらに、返却時間の大幅遅刻もOKだという。

 

「返却場所が自宅なので、何時に返してもらっても問題ないんです。特に、週末のシェアは、高速道路が渋滞しているので大抵遅れます。最初から時間通りに返ってくるとはあまり思っていません」

 

 気楽、あくまで気楽。

 

 返却場所は自宅。そのおかげで、受け渡しは山本さんだけでなく、娘さんや旦那さんなど、家族みんなが対応してくれるそうだ。朝は山本さんが対応し、夜の返却時は娘さんが対応することも珍しくないのだとか。

 

過去には朝5時から使用したいという人や、24時返却の人もいたそうだが、全く問題なくシェアできたそうだ。

 

 

値上げをしてわかった適切な料金

 

 こうした「気楽さ」に加えて、Anyca内でいくつかの実験をしているのも山本さんの特徴だ。

 

「シェア料金は色々試してみました。最初2,000円からスタートして、安定してリクエストが入るようになったので料金を上げてみたんです。2,500円から500円刻みで4,000円、4,500……と上げていったところ、4,500円でピタッとリクエストが止まった。そこでもう一度3,980円に戻したところ、再びリクエストが増えました。あ、4,000円ギリギリいかないくらいが最適な料金なんだなと確信しました。なので今後もこの料金でいきます」

 

 料金を変更することで愛車の最適な料金がわかる。一度シェア料金を”実験”してみるのは悪くないかもしれない。

 

3:傷のある車体でも、シェアする時は2つのルールを守る

側面にもへこみがある

側面にもへこみがある

そんな気楽にシェアされている山本さんのアルファードだが、絶対に守っているルールがあるとか。

こちらも、とても合理的でありメリットが大きいものだった。

 

「運転に慣れていない学生さんが多いので、多少の傷は構いませんが、万が一のことは絶対にあってはならないと思っています。なので、メンテナンスは徹底しています。オイル交換は5ヶ月に1回、夏と冬にタイヤ交換もしており、今の時期スタッドレスにしているのは安全面によるところも大きいですね」

 

 さらに、Anycaだからこそ徹底しているルールがある。

 

「到着時刻はいくらでも遅れていいんです。自宅ですから。しかし、それと同時に必ず保険の延長もお願いしています。何かあった後だと遅いですから」

 

 Anycaは24時間以内のシェア料金は一定だが、保険料金はシェア時間内で設定されている。つまり、24時間以内の使用だとしても、当初の返却時間を延長する場合は保険の延長を申し込まなくてはならない。

 

「そのため、余裕を持ったシェア時間にしてもらうようにお願いしています。1日に2組にクルマをシェアすることは現実的に不可能。なので、夕方5時頃返却しますという人にも、余裕を持って22時くらいまでリクエストしてもらうようにしています」

 

 なるほど。シェア料金が変わらないのだから、ドライバーにとっても負担は少ない。安全面を考えれば極めて優れた案だ。

 

4:「Anycaのおかげで、軽自動車を購入しました」

 

 そんな山本さんに、今後Anycaでクルマをシェアする未来のオーナーに向けてのアドバイスを聞いてみると…

 

「みなさんそれぞれ持っているクルマは違うでしょうから、なんとも言えませんが……」と車種についてのアドバイスは控えたうえで、準備しておくとよいことを教えてくれた。

 

「私のように、返却場所をあえて自宅にするのは無理なくシェアできるのでオススメです。あとはガソリンスタンド。私は『ここで給油してください』と近所にあるセルフの24時間ガソリンスタンドを指定しちゃってます。必ず空いているのでドライバーにとっても安心ですし、いちいち探す手間も省けますから」

 

 たしかに、これは助かる!

 

 さらにガソリンスタンドを指定すると、ドライバーは給油を意識するので返却時の入れ忘れもなくなるのだとか。

 

シェア料金を活用して、軽自動車を購入

 

 実は山本さん、Anycaで安定してシェアが入ったことがきっかけで軽自動車を購入したのだとか。

 では、そちらもシェアに?

 

「うーん……。こっちはシェアには出しません。おじいちゃんを病院に連れて行くメインカーだからというのもありますが、リクエストが入らないと思うからです。いまのアルファードはAnycaの相場的にこれ以上下げられない料金です。となると軽自動車も同じ料金でシェアすることになる。自然に考えればアルファードと同じ料金で軽自動車を使用したい人は少ないんじゃないかな」

 

 鋭い!

 

 ここでも流されない山本さんの独自の視点が。

 

 山本さんのように、「これはやる」「これはやらない」という徹底的な選択と集中をするのも、シェアリクエストを増やすコツなのかもしれない。

 

山本さんに習うシェアのコツ

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・無理なことはしない。むしろそこで生まれるメリットを考える

運転が苦手な方ならば、自宅駐車場のみを受け渡し場所に指定することで対応可能時間を増やせる

 

・シェア料金は実験的に変えてみる

上げていくと急にリクエストが入らなくなる金額がある。そこからは基本的にシェア料金は変えない

 

・安くシェアするからこそ安全ルールを徹底

タイヤとオイル交換、シェア時の保険延長は必ず守ってもらう。長距離設定の場合、冬期はスタッドレスを

 

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ALPHARD G

TOYOTA 2004

Anycaオーナーに興味をもたれた方はこちら。招待コード「yumiy05」を入力してオーナー登録を完了すると、クルマ登録後1ヶ月間のプラットフォーム手数料が無料になります。

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<取材・文/鈴木GO太郎>

鈴木GO太郎…ライター・編集者。出版社勤務を経て、2015年フリーに。現在はビジネス誌やネットニュースの編集を行う。専門分野は、自動車、不動産、地理。特に自動車についてはAnycaのような「新しいカービジネス」が専門分野





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「カーシェアDrive」第8回は、映画「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」にも登場した、ド迫力のRX-7!

 

「これはフェラーリ?マクラーレン?」と聞きたくなるような迫力のワイドボディとエアロパーツ。

 

そしてワイルドスピード好きにはたまらない、劇中でハンが駆っていたRX-7を徹底再現した外装、チューニングされたエンジンや足回り、NOS(いわゆるニトロ)のタンクまで設置された雰囲気抜群の内装と、とてもカーシェアできる車両とは思えない1台です。

 

注目度抜群!フェラーリよりも目立ちます!

 

とにかく目立つ車なので、すれ違うスポーツカーの運転手さんとは大体目が合います。

 

僕自身、撮影場所に向かうために高速道路を走っていたら、派手なエアロパーツを装着したスカイラインに並走されて、がっつり動画撮影していただきました(笑)

 

これまでスーパーカーを含めて色々な車を運転する機会がありましたが、これほどの注目を浴びたのは初めてです。夜の大黒PAに繰り出せば、人だかりができること間違いなし!

 

見た目も中身も本格派。気軽に乗せてもらえるのは世界中でこの1台だけ!?

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インパクト絶大のヴェイルサイド社製ワイドボディキットはお値段150万円。これだけでもビックリですが、ベースのRX-7にも取付前に様々な加工が必要な上、塗装やホイールなどは別。このフォーチュンFDを完成させるにはRX-7を用意した上で、+300万円ぐらい必要なんだそうです。

 

さらに、ブーストアップとフルコン制御で約330馬力を発揮するエンジン、強化クラッチや軽量フライホイール、マフラーや足回りも社外品に交換済み…と、オーナーさん的には「パワーはそこそこです」とのことですが、かなり本格的にチューニングされています。しかもエンジンやタービンも載せ替えたばかりで、快調そのもの。

 

また、車内もDefi社製の各種メーターがズラッと並び、シート後方にはNOSのタンクまで置かれていて雰囲気抜群。

 

映画に登場した仕様により近付けるためにこれからも手を加えられていくとのことですが、たとえ車好きであってもこれほどの車に乗るような機会はまずありません!

 

外装カスタムとワイルドスピードが大好きなオーナーさん

 

オーナーのアールさんは、ラッピング車両や痛車制作を手がけるショップを経営されています。

 

これまでもデザイン重視の車選びをされていて、車歴はセフィーロ→スカイラインGT-R(R32)→シボレー・カマロ→ステージア(M35)→このRX-7ということで、カマロとステージアは痛車になって現在でも所有。そしてステージアもAnycaでシェアできます。

 

映画ワイルドスピードシリーズも大好きとのことで、X3に登場した悪役・DKが乗っていたZ33フェアレディZのレプリカも現在制作中だそうです。その後は主役のショーンが乗っていたランサーエボリューションも制作したいとか。

 

ひょっとすると、ワイルドスピードX3に登場した主要車種がAnycaで勢揃いする日が来るかもしれませんね(笑)

 

運転自体は難しくありませんが、車両感覚や視界に注意は必要

 

様々なチューニングが施された車なので、さぞかし運転は難しいんだろう…と少し不安を抱えながら運転したのですが、意外なほどスムーズに運転できました。

 

クラッチは重くなく、繋ぐのも難しくありません。一般的なマニュアル車を不自由なく運転できれば、走らせることには困らないでしょう。

 

ただし、ワイドボディキットによりかなり大柄なボディになっていて、全幅は1950mm。しかもランボルギーニなどと同様、車体前方よりも後方の方が幅広なので、狭い道などでは前が大丈夫でも後ろが接触しないかしっかり確認する必要があります。

 

また、ミラーの位置がかなり低かったり、リアウィンドウの中央部にバーが入っていてその部分が見えなかったりと、死角がかなり多いです。

 

運転する際は、普段以上に目視での安全確認を徹底するようにしましょう。

 

ワイルドスピード好き、スポーツカー好きの方のご利用お待ちしています!

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これまで7~8回シェアされた中では、ワイルドスピード好きやスポーツカーに乗り慣れている方の利用が多かったそうですが、本格的なスポーツカーに乗るのは初めて、という方もいらっしゃったとのこと。

 

オーナーさんも普段なかなか乗ってあげる機会がないそうで、ぜひ他の人に乗ってもらって楽しんで欲しいとのことでした。

 

普段よりも注意して運転する必要がありますが、ワイルドスピード好きの方にはたまらない1台なので、ぜひシェアリクエストをしてみてください。

 

それでは、次回も素敵な車でお会いしましょう!

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RX-7

MAZDA 2000

<<ライター紹介>>

たかっか@55ドライブ

YouTubeチャンネルとブログで「55ドライブ」を運営。
https://www.youtube.com/c/55driveInfo

「ゆっくりでも楽しいドライブ」を追い求め、有名なドライブコースから酷道に至るまで、愛車のユーノスロードスターで全国各地を走り回り、動画や記事にして紹介しています。

物心ついた時から車好きだったのに、6年間のペーパードライバー歴も持ち合わせるという異色のクルマ好き。





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人気漫画「頭文字D(©しげの秀一/講談社) 」に登場する名車にサーキットで乗車できるイベント「頭文字D×AnycaサーキットFES」を11月23日(木)、本庄サーキットで開催しました。

 

頭文字Dといえば峠道でクルマを高速走行させる「走り屋」をテーマにした作品で、漫画を原作とし、アニメや映画でも多くの人に親しまれています。

このイベントでは、オーナーに提供いただいたAnycaでシェアできるクルマを中心に、頭文字D登場車種と同車種のクルマがサーキットに集結。約100名の参加者が実際にサーキット内を走行しました。

 

参加者のみなさんが、どのように頭文字Dの名車をサーキットで楽しんだのか、イベントの様子をお届けします!

 

こちらは開会の様子の写真です。この日はなんとプロドライバーの方にも参加して頂きました!

レーシングスーツを着てマイクを持っている方がD1ドライバーの森田選手。右隣がドリフト競技へ参加するチームにタイヤを供給しているタイヤメーカー「GOODRIDE」の専属ドライバー山中選手。今回はこの2名のプロドライバーに先導をしていただきました!

今回、D1ドライバーの森田選手のハチロクも提供していただけました!藤原とうふ店(競技用)の文字が入った本気仕様のハチロクです。頭文字Dの名シーンを再現すべく、紙コップに水をいれてサーキットを走行していました。ご自慢のテクニックで水はこぼれなかったそうです。さすがプロのレーシングドライバーですね!!

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山中選手には写真中央の「FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ2017」にも出場したAnycaのロゴ付きフェアレディZに乗って先導して頂きました。競技仕様のクルマなので800馬力以上もあるそうです。凄すぎますね!

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当日はスプリンタートレノ、カローラレビン、RX-7(FC)、RX-7(FD)、シルビア(S13)、シルビア ヴァリエッタ(S15)、ランエボ、MR2、SKYLINE GT-R(R32)インプレッサWRX STI、S2000、ロードスター(NA)、フェアレディZ(Z33)など、原作に登場したクルマたちが勢ぞろいしました。豪華なラインナップに、参加者のみなさんはどのクルマに乗るか迷っていました。

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参加者のみなさんそれぞれが乗りたいクルマに乗り込み、ピットロードに待機している様子の写真です。

緊張感が伝わりますね。

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頭文字Dに登場する名車たちがサーキットに放たれました!実際には漫画のようにバトルはしませんでしたが、走行している姿は外から見ていているだけで興奮します。参加者の中には自宅から自転車で会場にいらっしゃった方もいて、イベントへの熱い思いを感じました。

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サーキットを駆け抜けるハチロクの様子。溝落としや、「1万1千回転まできっちり回した」走行は禁止されていましたが、存分にサーキット走行を楽しんでいました。

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クルマのオーナーとサーキット内を運転し終えたドライバーが、カーシェアの約束や購入の相談をする場面も。

 

「クルマは一度乗ってみないと本当の楽しさがわからない」と言いますが、その言葉通りに「クルマを運転する楽しさ」を多くのドライバーが実感されました。今回初めてサーキットを走行するドライバーも多かったのですが、みなさんの安全な運転で無事にイベントを終えることが出来ました。

ご協力頂いたオーナー様にも感謝の気持ちで一杯でございます!!

 

イベントに参加できなかった方も、頭文字Dのクルマを実際に運転したいと思った方はAnycaでカーシェアが可能です。

下記のURLから、頭文字Dに登場するクルマと同車種のクルマをカーシェアできますので是非一度体感してみてください。今回のイベントに参加できなかったクルマもたくさん登録されています。
https://anyca.net/search/result?featured_id=1014

 

今後もみなさんに楽しんでもらえるようなイベントを企画していきますのでお楽しみに。引き続きAnycaをよろしくお願い致します!

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Anycaではイベントの様子やスタッフおすすめのクルマをSNSでも配信しています!

ぜひ、いいね!&フォローしてみてくださいね♪

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「カーシェアDrive」第7回は現代を代表するスポーツカー、トヨタ86。

 

古くからモータースポーツのベース車として愛され、頭文字D効果で今でも大人気のAE86型カローラレビン/スプリンタートレノの現代版として2012年に登場したのがこの86。

 

2000年代に多くのスポーツカーが生産中止に追い込まれ、「スポーツカー冬の時代」と言われていた中、トヨタがスポーツカーを発売したことは大きな話題を呼び、街中でもよく見かけるようになりました。

 

話題の後期型、しかも鮮やかなオレンジカラーの限定車!

 

そんなわけで、86自体はそれほど珍しくありませんし、Anycaでも多くの86を見つけることができます。

 

しかし、この86は2016年8月のマイナーチェンジを受けた後期型。

しかも、期間限定販売で140台ほどしか販売されなかったという「ソーラーオレンジリミテッド」。

さらに、ザックス社製サスペンションやブレンボ社製ブレーキを備えた「ハイパフォーマンスパッケージ」装備車です。

 

ですが、チューニングなどは一切されていないので、「普通に買える一番の86」を味わえる車と言えるでしょう。

 

20代の男性に大人気。車好きでもMT初心者でもウェルカムです!

 

オーナーのKatsuさんは2017年5月に86が納車されてすぐにAnycaに登録。

 

それから僅か半年ほどで30回以上シェアされるという、驚異的なペースでシェアされていますが、特に20代の男性2人組で利用される方が多いんだとか。

 

有名なスポーツカーだけに、「マニュアル車の運転を味わってみたい」というリクエストも多いそうです。

 

納車半年の愛車をマニュアル初心者に委ねるのは不安にならないのか聞いてみると、「もちろん不安もありますが、私自身、免許を取ってから長いことマニュアル車には乗ってきませんでした。だからこそ無理な運転はしませんし、初心者だからこそ慎重に運転してくれると思っています。」とのことでした。

 

もちろん、これまで大きなトラブルは一度もなし。

 

逆に、学生フォーミュラのレースに参戦している方にも利用されたことがあるそうで、当然ながら若くても運転はとても上手で驚かれたそうです。

 

「特別なドライブや、良い思い出作りに使ってもらえるのが嬉しいです。」

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「走りの楽しさやパーツの特性を味わっていただくのも良いんですが、車を通じたコミュニケーションを楽しみたいと思っているんです。」と語るKatsuさん。

 

これまでも、おばあちゃんを乗せて軽井沢に孝行旅行に出かけたり、車好きの男性が彼女を乗せて楽しさを共有してもらったり、久々に会う友達同士でドライブに行ったりと、「車をシェアした」というより「思い出作りのお手伝いができた」と感じることが多かったんだとか。

 

こういう方が戻って来たときに、楽しいドライブの感想を聞かせてもらう瞬間が大好きで、これが個人間カーシェアリングの醍醐味だと感じているそうです。

 

「Anycaを通じて車の楽しみ方を教えてもらいました。」

 

Katsuさんは元々スポーツカーが好きだったというわけではなく、この86を選んだのもきれいなオレンジ色が気に入ったからだそう(笑)

 

マニュアル車にも不慣れでしたが、シェアされたドライバーさんを最寄駅に送る際にもドライバーさんに運転してもらい、シフト操作やブレーキのテクニックを観察してご自身の運転の参考にしているそうです。

 

また、KatsuさんはAnycaドライバーとしても15回以上シェアされているそうで、愛車86との違いを感じるためにGT-R、フェアレディZ、WRX STI、シビックタイプR、S660など多くのスポーツカーに乗って、「自分は普段から扱いきれるぐらいのパワーの車を、マニュアル操作で走らせるのが好き」という「車好きとしてのアイデンティティ」を見つけたんだとか。

 

おすすめのドライブコースを他の車のオーナーさんに教えてもらうことも多いそうで、愛車をシェアして得たお金で他の車を乗り比べ、どんどん車好きとしての守備範囲を広げていっているそうです。

 

そして、ご自身がドライバー利用されるときには、オーナーさんにその車のミニカーをプレゼントするという心配りもされています!

 

「意外とオーナーさんって自分の車のミニカーをお持ちでないみたいで、普通のおみやげより喜ばれます。」とのことでした。

車だけでなく、Anycaの楽しみ方もたっぷり味わえます!

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86後期型の限定車という素敵な車な上に、オーナーとして30回、ドライバーとして15回も利用しているAnyca上級者のKatsuさん。

 

最新の86を楽しみたいという方はもちろん、車をもっと楽しみたい方、車好きのコミュニティを増やしていきたいと思っている方にもおすすめです!

 

それでは、次回も素敵な車でお会いしましょう!

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86

TOYOTA 2017

Anycaオーナーに興味をもたれた方はこちら。招待コード「katsunori1106」を入力してオーナー登録を完了すると、クルマ登録後1ヶ月間のプラットフォーム手数料が無料になります。

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<<ライター紹介>>

たかっか@55ドライブ

YouTubeチャンネルとブログで「55ドライブ」を運営。
https://www.youtube.com/c/55driveInfo

「ゆっくりでも楽しいドライブ」を追い求め、有名なドライブコースから酷道に至るまで、愛車のユーノスロードスターで全国各地を走り回り、動画や記事にして紹介しています。

物心ついた時から車好きだったのに、6年間のペーパードライバー歴も持ち合わせるという異色のクルマ好き。





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 Anycaユーザーのリアルな声を聞くことで、未来のAnycaユーザーに有益な情報をお届けする連載「クルマ好き記者鈴木GO太郎の、賢者のカーシェア術」。

       

今回登場していただくのは、ハイエースを24時間14,800円(平日13,000円)でシェアしている笹野氏(30代・東京都在住・Anyca歴7ヶ月)。

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2016年11月に愛車を登録して以来、シェアのリクエストが入ったのは約30回。1ヶ月4〜5回ほど安定してリクエストが入っている笹野氏だが、彼は本連載でこれまで紹介してきたオーナーと大きく異なる点がある。

 

 それは、彼の居住地だ。

 

これまで紹介してきたオーナーは、みな新宿や渋谷、池袋など都心の主要駅を受け渡し場所に設定していた。

だが、笹野氏が住むのは東京都北東部に位置する足立区。最寄り駅は日暮里駅から乗り換える日暮里舎人ライナー沿線だ。

 

 正直、決してシェアされやすい立地とは言えないのだ。

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だが、笹野氏のクルマは安定してシェアのリクエストが入り、8月にはランキング1位にも輝いている。

 

いったい、彼のクルマはなぜここまでシェアされるのだろうか。

その秘密を丁寧に明らかにしていこう。

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【Topics】
1:もっと家族旅行をしたいから車中泊。僕がハイエースを選んだワケ

2:Anycaで維持費を賄うことを前提にクルマを買ったら……

3:足立区在住。最寄り駅は日暮里舎人ライナー。それでもリクエストが入る理由

4:住む場所は変えられないけど、シェアする人は選べる

5:未来のAnycaオーナーに伝えたいこと

 

1:もっと家族旅行をしたいから車中泊。僕がハイエースを選んだワケ

 

 まずこちらの笹野氏のハイエース、普通のクルマとはかなり変わっていることを紹介したい。

 

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 外観は何の変哲もないクルマだが、後席のスライドドアを開けると……

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 そこにはクルマというより、家族で団欒できそうな”部屋”が現れた。

「全部で10人乗りです。大丈夫ですよ! ちゃんとシートベルトも付いていますし、車検も通ってます」

 

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 なぜこのクルマを選んだのでしょう?

 

「いま、子供が3人いて5人家族です。なので、たくさん人と荷物を載せられるクルマが欲しかったんです。それに加えて4年ほど前から家族でキャンプに出かけるのにハマっていて、キャンピングカーが欲しくなったんです。家族で遠方に旅行する際に車中泊すればホテル代が浮くじゃないですか。そこでキャンピングカーを色々見て回ったのですが、値段はどれも400万円は下らない。これでは買えないということで色々検討した結果、見つけ出したのがこのハイエースでした」

 

 なるほど。5人家族ならば旅費もバカにならない。一人一泊5,000円としても25,000円。これが丸々浮くのは大きい。

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 でもまさか、新車のハイエースを買って車中泊できるようにここまでカスタムしたってことですか? それでは予算オーバーでは?

 

「いえいえ。ハイエースとは言っても、こちらはALFLEX(アルフレックス)というメーカーがここまでカスタムして売っているクルマです。車名もついていて、”オペラ”と言います。それを中古車屋さんで買いました」

 

 購入時の中古車価格は330万円(販売時価格は450万円)。予算はややオーバー気味だったが、それでも笹野さんが購入を決めたのは、このクルマを買う時期にAnycaがすでに登場していたからに他ならない。

 

2:Anycaで維持費を賄うことを前提にクルマを買ったら……

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「これまで、ホンダのエアウェイブとかワゴン車を色々乗ってきた後に、中古でマツダのMPVを120万円で買ったのが5年前。実は、いまも日常の足として使っているんですよ」

 

 え? てことは、クルマを2台お持ちってことですか?

 

「はい。なので、ハイエースはAnycaでシェアしないと維持費が賄えないんですよ。ネットでAnycaの存在を知って、ここでシェアすれば維持費もなんとかなるだろうと皮算用してハイエースを買ったんです。2015年くらいから日本のキャンプ市場が伸びていたのもあって、それならシェアリクエストも入るだろうということで決めたんです。シェア料金は、レンタカーの半額にしようということで14,800円に設定しました。レンタカーだと、キャンピングカーって24時間で3万円くらいかかるんですよ」

 

 こうして”特殊”なハイエースをAnycaでシェアし始めた笹野さん。

 

 結果はすぐに現れた。

 

「月に4〜5回リクエストが入るのですが、1日(24時間)ではなく2日(48時間)のリクエストが大半でしたね。もっとも多いのは、金曜夜から利用して日曜の夜に返すパターン。2日(48時間)利用なのでそれだけで30,000円弱の収入です。かなり維持費に賄うのに貢献していますね。特にランキング1位になった8月の予約はすごかったです。毎日のようにメッセージが届くので、『ああ、ランキング上位の方はこんなに大変なのか……』と実感しました」

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「正直、仕事より忙しかったかもしれません」と笹野氏。一見、ドライバー側にとっては2日で30,000円というシェア料金は高く思われがちだ。

 

 だが、10人で乗って割り勘した場合、一人あたりたった3,000円。大人数で割り勘されることを前提にシェア料金を設定すれば、高めの料金設定でもリクエストが入るのだ。

 

「後から気づいたのですが、普通のキャンピングカーを買っていたら、8ナンバー車でAnycaに登録できなかったんですよ。なので、3ナンバーのキャンピングカーのハイエースにして大正解でした。それと今後車検登録されるリアシートが横向き座席タイプのハイエースもAnycaではシェアできないようです。ラッキーでしたね」

 

3:最寄り駅は日暮里舎人ライナー。それでもリクエストが入る理由

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そんな笹野さんのハイエース、実は遠方からのリクエストが多いのだとか。Anycaを始めるオーナーの中には、近隣住民からのシェアリクエストを期待して、ドライバーのお得意さんを作る戦略を考えている人も多いかもしれない。

 

 だが……。

 

「近所からのリクエストは全然ないですね。逆に東京の西部や神奈川の方に住んでいる人からリクエストが多い。受け渡し場所は日暮里舎人ライナーの駅の場合もありますが、大半は山手線の西日暮里駅。どうやら、遠方の方でも山手線の駅を指定すればある程度OKなことがわかったので、都心に住んでいる方ならば受け渡し場所に山手線の駅を加えておくといいかもしれません」

 

 笹野氏曰く、山手線の駅ならば、多少遠くとも心理的に近く感じるのではないかとのことだ。

 

リクエストが多いのは学生と意外な人たち

笹野氏のハイエースは10人で乗れば一人3,000円ということもあり、ドライバーは20代がメイン。旅費を少額で抑えたい学生が大勢で旅行に出かける際に使われることが多いという。

 

 だが、ドライバーは若者だけではない。他にも意外な層からのリクエストが入るのだという。

 

「外国の方が多いんですよ。中国や台湾、韓国……最近ではスリランカやインドの方からもリクエストが入りましたね」

 

 なんと! Anycaがそこまでグローバル化していたとは!

 

 でも、素朴な疑問が。Anycaのクルマって外国の方も利用できるの? その前にアプリ上での日本語のやりとりは大丈夫? 

 

「大丈夫ですよ。みんな5〜6年は日本に住んでいる方なので、何の問題もなく日本語で会話できます。むしろ彼らのほうが過剰なほどやりとりが丁寧です(笑) 国際免許ではなく、ちゃんと日本の自動車免許を取得済みですし、日本人と何も変わらないです。面白いのは、海外のほうがシェアリングエコノミーが普及しているからか、Anycaを使うのに慣れていること。彼らは他のシェアサービスも使っているのかな」

 

 笹野氏が外国人とのやりとりで心がけている点は、彼らにわかるようになるべく漢字を使わず、簡潔にメッセージを送ること。

 

「用途は外国人も日本人も一緒。大人数で一泊旅行に出かけるために使うケースが多いです 。車中泊できるのですが、キャンプに使った方は少ないですね」

 

一泊旅行で使われるクルマならば距離制限はなくせ

 

 ここまで特殊なクルマを持っていれば、シェアされるのも当然だろうと考える人も多いかもしれない。

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だが笹野氏、リクエストが殺到しているのはこれだけが理由ではない。他にも彼は様々な工夫を施していた。

 

「僕のハイエースは車中泊できるので、遠くに出かける可能性が高い。となると、距離制限はないほうがいい。事実、過去のドライバーさんには岐阜の郡上八幡の盆踊りに参加したいという人や、実家の滋賀への帰省に使ったという方もいました。返却時にメーターが1,000km伸びてることもありましたが、全然気にしてないです。今後もハイエースを売る気はないですし、Anycaは愛車のパートナーみたいなものなので、ずっと登録し続けます」

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 購入時56,000kmだったメーターは、購入から1年で76,000kmまで伸びた。もちろん、これは笹野氏一人で利用していたとすればまず出なかった距離だ。

 

Anycaで最適なトップ画像はクルマの外観とは限らない

 

 さらにプロフィールにもこんな工夫が。

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「あとは、画像ですね。あえて車内の写真をトップにしています。 このクルマの最も特徴的な写真をアップした方が手を止めて見てもらえますから。内装がオシャレなクルマに乗っている人は車内の写真をトップページに置いたほうが見てもらえますよ」

 

 そんな様々な工夫を凝らしていることもあり、笹野さんのハイエースは人気輸入車や格安ミニバンがランキング上位に名を連ねる中、見事1位を獲得しているのだ。

 

4:住む場所は自由に変えられないけど、シェアする人は選べる

 

 以上、様々な戦略により多くのシェアリクエストが入る笹野氏のハイエース。

 

 今回彼に話を聞いた中で、もっとも印象的だったのは次の言葉だった。

 

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「どんな人であろうと、ドライバーがちゃんといることが大事です。僕の場合、当初想定していなかった遠方に住む学生さんや外国の方からのリクエストが多く入りました。立地的にはかなり不利でしたが、少数派でも誰かのニーズにしっかり応えられているのが強みなのだと思います。

 

 実は、これまでシェア中に事故に遭ってしまいました。が、Anycaの修理サポートの対応がよかったこともあり、今後もシェアは続けるつもりです。他にも過去、返却時に渋滞などで遅れたり、シェア当日の待ち合わせ時刻に『いま、起床しました・・・』という遅刻の報告を受けるトラブルに遭うこともありました。でも、それはこちらがお金をいただいている以上、多少は仕方がないと思っています。あくまでドライバーさんがいてこそ、このハイエースを持てるんです」

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 結婚と育児を機に、それまで縁もゆかりもなかった今の場所に引っ越した笹野氏。周囲は舎人公園や荒川など自然環境豊かで子育てにはとても向いている場所だが、Anycaのシェアリクエストが入りやすい渋谷周辺からは離れているのは否めない。

 

 だが、現在も彼はAnycaでクルマの維持費を賄えている。

 

 住む場所は変えられないが、シェアする人は選べる。だからこそ、Anycaでシェアすることを前提にクルマを買う場合は、「誰に利用されるか」「どんな使われ方をしてほしいか」を想定しながらクルマを購入するのがよいのかもしれない。

 

【笹野氏が説くシェアされやすいクルマの3箇条】

 

1:住む場所は変えられない。だが、誰にシェアするかを考えれば希望アリ!

 →”大人数で乗れるクルマ”ならば多少遠方からでもリクエストが入る。また、外国人や学生のように意外なターゲットを設定するのもアリ。

 

2:トップ写真はクルマの外観がよいとは限らない。”最も特徴的な写真”を設定せよ!

 →内装がおしゃれなクルマなら内装を、キャンプ道具を貸し出せるクルマならばキャンプ道具が入ったトランクなど、ドライバーが気になってタップしたくなる写真を設定せよ。

 

3:受け渡し場所に山手線駅を入れておけ!(首都圏在住者)

→多少受け渡し場所が遠くても山手線駅ならばドライバーは心理的にリクエストを検討してくれる。シェアリクエストの多い新宿区〜渋谷区近辺在住でなくても諦めないこと。

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HIACE WAGON

TOYOTA 2013

Anycaオーナーに興味をもたれた方はこちら。招待コード「 esworks」を入力してオーナー登録を完了すると、クルマ登録後1ヶ月間のプラットフォーム手数料が無料になります。

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<取材・文/鈴木GO太郎>

鈴木GO太郎…ライター・編集者。出版社勤務を経て、2015年フリーに。現在はビジネス誌やネットニュースの編集を行う。専門分野は、自動車、不動産、地理。特に自動車についてはAnycaのような「新しいカービジネス」が専門分野