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世界中
うんうんする
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  Anyca利用者のリアルな声を聞くことで、未来のAnyca利用者に有益な情報をお届けする連載「クルマ好き記者鈴木GO太郎の、賢者のカーシェア術」。

 

 これまで、本連載では首都圏に住むオーナーに話を聞いてきたが、今回は本州を飛び出し南国沖縄へ。

 

 登場いただくのは、那覇空港でスズキ・イグニスを3980円(平日2980円) でシェアする金城さん(30代・男性)。

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 金城さんがイグニスを選んだのはAnycaでシェアしてもらうのを見込んでのこと。新車価格170万円のイグニスは2016年6月に5年ローンの残価設定プランで購入した。購入後すぐにシェアを始め、これまでシェアした回数は55回。

 

 現在まで、Anycaで月に1万円ほどの維持費を賄えているのだとか。

 

「平日でも全然シェアしますね。職場が自宅から5kmほどの場所にあるので、平日にクルマがなくても不自由しないんです。シェアに出した日はロードバイクで通勤しています。沖縄はみなさんが思ってるより平日のシェアリクエストが多く、これまでの半分が平日のリクエストです。これは沖縄ならではのAnyca事情かもしれません」

 

 そんな金城さんからは、シェアを増やすコツはもちろん、沖縄の特殊なクルマ事情から沖縄ドライブの絶景スポットまで濃い内容をたっぷり伺うことができた。

 

 沖縄に住んでいる人も、住んでいない人も、観光でいく人も、いかない人も、絶対にためになる金城さんの言葉、すべて伝えます!

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【Topics】

■沖縄でのシェアは”おいしい”

■観光客は”同じクルマ”に辟易している説

■自分が絶対乗らない日は思い切って割引を

■圧倒的に沖縄に多い早朝受け渡し・早朝返却

■地方在住でも首都圏オーナーとTwitterでつながり情報交換

■絶景!沖縄ドライブでぜひ足を運んでほしい場所

 

沖縄でのシェアは”おいしい”

 

 金城さんによると、日本有数の観光地である沖縄だけあり、シェアが殺到する時期にも傾向があるのだそう。

 

「繁忙期は5月。毎年GWは確実にリクエストで埋まります。5月は家の駐車場にずっとクルマがなかった気がしますね(笑)。それと夏休みシーズンの7〜8月、冬休みの12月も多いです。平均すると月3.5回くらいリクエストが入るかんじでしょうか。ただ、実感としては家にクルマがない日はもっと多いんですよ」

 

 というのも、沖縄のシェアリクエストは1日の日帰りコースではなく、2泊3日、長いと5泊6日と長期でシェアしてもらうケースが多いのだそう。

 

 たしかに、沖縄を1日だけ観光するという人は少数派。長期リクエストが入ればオーナーにとっては安定してシェア料金が入ってくる。

 

 うーん、これはおいしい!

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また、リクエストが入る時期にも沖縄ならではの傾向がある。首都圏ではAnycaのリクエストは前日にされることがもっとも多いが…。

 

「大抵は1〜2週間前にシェアのリクエストが入りますね。観光でいらっしゃる方が大半なので、事前に日程が決まっているんですよね。するとこちらも余裕をもって準備できるのもちょうどいいんです」と金城さん。

 

 これなら無理なく、効率的に愛車の維持費を賄うことができそうだ。

 

観光客は”同じクルマ”に辟易している説

 

 ここで、沖縄の観光客の移動事情を簡単におさらいしておこう。

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観光で沖縄にきた人の多くは那覇空港でレンタカーを借りる。たとえば、美ら海水族館は那覇空港からクルマで2時間。リゾートホテルが集中するのは那覇市のある南部よりは恩納村のある中部や北部。

 

 そのため、那覇空港付近はレンタカーの激戦区。価格の競争も激しい。大手のレンタカー会社のほか、現地の会社や、高級輸入車を扱うレンタカー店まで、ひしめいている状態だ。

 

 そんな中、金城さんがシェアするにあたって目を付けたのはクルマの車種だった。

 

「価格についてはレンタカーでも3,000円台のクルマも少なくないので差がつきません。しかし、変わった車種ならばシェアのリクエストが入るんじゃないかと思ったんです」

 

 その仮説は大当たりだった。

 

 高級輸入車を所有してシェアすることも考えた金城さんだったが、結果的にイグニスをシェアして”正解”だったという。

 

「実は沖縄の高級レンタカーを利用するのは若者が多いんです。一方、私のイグニスをシェアするドライバーさんは比較的年配の方で経営者の方も多い。情報感度が高いのでAnycaを利用しており、彼らは安くて移動しやすい手段のクルマということで選んでもらっているようです。会って話すと刺激をもらえるドライバーさんが多いんですよ。これはイグニスをシェアしなければ絶対に得られない体験でした」

 

 たとえば、仕事で月1回沖縄に来る東京の経営者からは何度もリクエストが入り、今ではすっかり仲良くなっているそうだ。

 

 ほかにも、アメリカでマーク・ザッカーバーグに会うという25歳の青年実業家から安室奈美恵のライブで沖縄を訪れていたカップルまで、金城さんがシェアするのはどれも面白い人ばかり。

 

「青年実業家の方は、思わず話し込んでしまい、『返却まで時間があるのでもう少し話していいですか?』と私からドライブを提案したほどです(笑)」

 

 すべてはAnycaのおかげ。こうした意外な”出会い”に価値を見出すオーナーが少なくないのは、これまで本連載で見てきた通りだ。

 

自分が絶対乗らない日は思い切って割引を

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現在、Anycaでは土日のシェアリクエストが集中しているが、同日にオーナーがクルマを使いたい場合はシェアリクエストを断るケースも少なくない。むろん、それはオーナーの自由意志なので問題ないのだが、金城さんのいる沖縄の場合はやや事情が異なる。

 

「土日にリクエストが集中するということはあまりないですよ。たとえば以前、私が5泊6日沖縄を離れる時がありました。その時にたまたま同じスケジュールでシェアのリクエストが入り、5泊6日を12,000円でシェアしたんです。これはラッキーでした。沖縄に観光にいらっしゃる方って平日でもけっこういるんですよ」

 

 金城さんが沖縄を離れる日に那覇空港でドライバーさんと待ち合わせしてシェアをして、戻ってきた日にクルマを受け取る。これは、眠ってる愛車が資産になった瞬間とも言える。金城さんはシェアリングエコノミーの素晴らしさを実感したという。

 

「自分が絶対にクルマに乗らない日は、思いっきり割引してシェアしてもいいと思うんです。だって、誰かに乗ってもらって維持費の足しにしたほうがいいじゃないですか。特に出張のような物理的に地元を離れる時はかなり割引してアピ―ルするのがおすすめです」

 

圧倒的に沖縄に多い早朝受け渡し・早朝返却

 

 さらに、沖縄の特殊なAnycaニーズは受け渡し時間にも表れている。

 

「これまで、私にリクエストを送る人はAnyca自体を初めて利用する方が半分ほどだったのですが、そのほとんどがレンタカー予約が取れなくていろいろ検索した結果Anycaを見つけたという方だったんです。彼らは『レンタカー 早朝返却』といったキーワードで検索してたどり着いたと言っていました。たとえば、朝7時台のフライトに乗る場合、クルマは6時に返却しなければなりません。しかし、それだとレンタカー屋さんは空いていないケースが多いらしいんです。私の場合は、家から空港が近いこともあり対応できるので、観光客の方からは感謝されるんですよね」

 

 だが、金城さんは最初からこれに気づいていたわけではなかった。Anycaを始めた当初は全く違う点を売りにしていたのだ。

 

「那覇空港で受け渡しできることと、受け渡しがスピーディに終わることを売りにしていました。というものの那覇空港の近くのレンタカー店は、少し歩く必要があるんです。また、飛行機を降りた人たちがこぞって向かうため、中で待たされ、結局運転するまで1時間かかったということもザラ。そこで私は空港での受け渡しと運転席に座れるスピードをプロフィールの”ウリ”に書いていたんです。しかし、ドライバーさんが求めていたものはまったく違いました」

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シェアしたドライバーさんから「早朝引き渡しができて助かりました。これでフライトに間に合います」と何度も言われた。よく話を聞くとLCCの出発時刻に合わせて彼らは早朝返却をしていたことがわかったのだ。

 

「LCC、Anyca、エアビーアンドビーと、旅行時にかかるコストをすべて安く抑えようとする人も何人かいましたね。おそらくそういう情報感度の高い方が私のクルマにリクエストを送ってくれている。それ以降、プロフィール文に早朝に受け渡しできる点を強調するようになりました」

 早朝引き渡しができる旨をアピールしている

早朝引き渡しができる旨をアピールしている

 

地方在住でも首都圏オーナーとTwitterでつながり情報交換

 

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Anycaの登録台数が決して多くない沖縄に住みながら様々な試行錯誤をして自分なりにシェアのコツをつかんできた金城さん。

 

 実は彼の驚くべき点は、首都圏在住のAnycaオーナーとTwitterでつながり、常に情報交換しているということ。

 

「これまで、工夫はいろいろしました。最初のころは二泊目以降を割引にしていましたが、それはリクエストの増減に影響しませんでした。シェアする人はクルマに乗りたい日程が決まっているので3日沖縄に滞在するなら3日まるまる乗ってくれるんですよね」

 

 なるほど、言われてみれば納得です。

 

「ほかにも、Twitterでフォローした首都圏に住んでるオーナーさんに色々質問してみました。レビューが多いほうがいいと言われたので、初期にシェア料金を2000円にしたり、プロフィール文も他のオーナーさんを参考にしたり。色々試したおかげで何が効果的か、わかるようになってきました」

 

 首都圏のオーナーとつながって最新情報を交換し合うとは、あっぱれです!

 

Anyca沖縄進出でネックとなるのは……

 

 今後、Anycaの知名度があがり、沖縄で普及すれば、さらにそのニーズは高まる。

 

 そこで最後に、金城さんに今後Anycaを沖縄で普及させていくために留意すべき点を聞いてみた。

 

「大手旅行サイトでプランを組むと、航空券、宿泊券とレンタカーをまとめて予約するケースが圧倒的に多いんです。するとクルマを先にレンタカーで抑えちゃってる人が多いんですよね。私のイグニスがそうであるように、レンタカーが取れなかった人や早朝受け渡しを希望する人など、なにか特殊な理由があってAnycaを利用されているのが現状です。なので、もっと観光客の方にAnycaの知名度があがってほしいですね」

 

 また、余談だが高級輸入車のレンタカーが増えているが、こちらもいくつか問題を抱えているようだ。

 

「先ほど、高級輸入車のレンタカーは若者の利用が多いと言いましたが、これに加えて近年外国人観光客の利用が急激に増えています。 しかし、これが一部問題になっています。外国人観光客の沖縄本島での交通事故がものすごく増えてるんです。おかげで、沖縄のレンタカーは保険料が上がっています」

 

 金城さんによると、今こそAnycaの出番ではないかとのこと。

 

「シェアする人は、ドライバーのレビューが大いに参考になるんじゃないでしょうか。ドライバーがどんな人か事前に把握できれば、Anycaでシェアする人が増えるかもしれませんよね」

 ※なお、Anycaは日本の運転免許を持つ方が対象のサービスです

 

絶景!沖縄ドライブでぜひ足を運んでほしい場所

 

 以上、沖縄のクルマ事情からシェアを増やすコツまで幅広く話していただいたが、金城さんの話を伺ってると、私鈴木GO太郎、沖縄に行きたくなってきました……。

 

 イグニスで行きたいおすすめドライブスポットを教えてください!

 

「絶景スポット、ありますよ!(笑)。一つは古宇利島(こうりじま)の古宇利大橋。ここはめちゃめちゃインスタ映えします! まるで海の中を走っているような気分になります。鉄板のデートスポットです! 興味を持った方は、今すぐ『海中道路』で検索してみてください」

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 これはドライブで走りたい!

これはドライブで走りたい!

「それから、南部なら瀬長島(せながじま)ですね。那覇空港からつながっている島で、飛行機の発着がかなり近い場所から見えます。空港に早く着いた時はいい場所かもしれません」

 

 インスタ映えスポットがたくさんある沖縄。中には金城さんの愛車をシェアしたドライバーさんが写真を撮って見せてくれることもあるのだとか。

 

「思わず写真をいただいてAnycaのプロフィール写真にアップしちゃいました。愛車の最高にフォトジェニックな写真をドライバーさんがプレゼントしてくれる。それをAnycaに載せると、写真を見た人から『これに乗りたい!』とリクエストが入る。するとそのドライバーさんがまた写真を撮ってくれる。こんな好循環が起きたらうれしいですね」

 

 沖縄ならではのAnycaか事情から、シェアを増やすコツまで、大いに勉強になったインタビューだったが、沖縄に住まずとも参考になる情報も多く聞くことができた。

 

 東京以外に住む未来のドライバーにも試してみてほしい。

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【金城さんに聞く!シェアの鉄則】

・絶対にクルマを使わない日は思い切って割引せよ!

・SNS上で他地域のAnycaオーナーと情報交換せよ!

・沖縄でシェアするなら那覇空港で受け渡しせよ!

・沖縄でシェアするなら早朝受け渡しに対応せよ!

 

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IGNIS

SUZUKI 2016

 Anycaオーナーに興味をもたれた方はこちら。招待コード「 anyca1231 」を入力してオーナー登録を完了すると、クルマ登録後1ヶ月間のプラットフォーム手数料が無料になります。

Anycaオーナーに興味をもたれた方はこちら。招待コード「anyca1231」を入力してオーナー登録を完了すると、クルマ登録後1ヶ月間のプラットフォーム手数料が無料になります。

<取材・文/鈴木GO太郎>

鈴木GO太郎…ライター・編集者。出版社勤務を経て、2015年フリーに。現在はビジネス誌やネットニュースの編集を行う。専門分野は、自動車、不動産、地理。特に自動車についてはAnycaのような「新しいカービジネス」が専門分野





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