Anycaの登録台数が決して多くない沖縄に住みながら様々な試行錯誤をして自分なりにシェアのコツをつかんできた金城さん。
実は彼の驚くべき点は、首都圏在住のAnycaオーナーとTwitterでつながり、常に情報交換しているということ。
「これまで、工夫はいろいろしました。最初のころは二泊目以降を割引にしていましたが、それはリクエストの増減に影響しませんでした。シェアする人はクルマに乗りたい日程が決まっているので3日沖縄に滞在するなら3日まるまる乗ってくれるんですよね」
なるほど、言われてみれば納得です。
「ほかにも、Twitterでフォローした首都圏に住んでるオーナーさんに色々質問してみました。レビューが多いほうがいいと言われたので、初期にシェア料金を2000円にしたり、プロフィール文も他のオーナーさんを参考にしたり。色々試したおかげで何が効果的か、わかるようになってきました」
首都圏のオーナーとつながって最新情報を交換し合うとは、あっぱれです!
Anyca沖縄進出でネックとなるのは……
今後、Anycaの知名度があがり、沖縄で普及すれば、さらにそのニーズは高まる。
そこで最後に、金城さんに今後Anycaを沖縄で普及させていくために留意すべき点を聞いてみた。
「大手旅行サイトでプランを組むと、航空券、宿泊券とレンタカーをまとめて予約するケースが圧倒的に多いんです。するとクルマを先にレンタカーで抑えちゃってる人が多いんですよね。私のイグニスがそうであるように、レンタカーが取れなかった人や早朝受け渡しを希望する人など、なにか特殊な理由があってAnycaを利用されているのが現状です。なので、もっと観光客の方にAnycaの知名度があがってほしいですね」
また、余談だが高級輸入車のレンタカーが増えているが、こちらもいくつか問題を抱えているようだ。
「先ほど、高級輸入車のレンタカーは若者の利用が多いと言いましたが、これに加えて近年外国人観光客の利用が急激に増えています。 しかし、これが一部問題になっています。外国人観光客の沖縄本島での交通事故がものすごく増えてるんです。おかげで、沖縄のレンタカーは保険料が上がっています」
金城さんによると、今こそAnycaの出番ではないかとのこと。
「シェアする人は、ドライバーのレビューが大いに参考になるんじゃないでしょうか。ドライバーがどんな人か事前に把握できれば、Anycaでシェアする人が増えるかもしれませんよね」
※なお、Anycaは日本の運転免許を持つ方が対象のサービスです
絶景!沖縄ドライブでぜひ足を運んでほしい場所
以上、沖縄のクルマ事情からシェアを増やすコツまで幅広く話していただいたが、金城さんの話を伺ってると、私鈴木GO太郎、沖縄に行きたくなってきました……。
イグニスで行きたいおすすめドライブスポットを教えてください!
「絶景スポット、ありますよ!(笑)。一つは古宇利島(こうりじま)の古宇利大橋。ここはめちゃめちゃインスタ映えします! まるで海の中を走っているような気分になります。鉄板のデートスポットです! 興味を持った方は、今すぐ『海中道路』で検索してみてください」