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こんにちは!ようやく桜が見頃を迎えようとしてますね。
カーくるアンバサダーYUです。
待ち焦がれていたバイクシーズンに向けて私も準備する時が来たようです♪

画像1: 普通免許で乗れる(?!)今話題のレトロ可愛いサイドカー
【ウラル・ギアアップ】に挑戦!

今回は、ロシアのサイドカー【URAL(ウラル)】をご紹介いたします。
福田モーター商会 新木場Garageさんで試乗車をお借りし試乗インプレッションしたいと思います!

ーロシア軍がドイツ軍から密輸したコピーバイク(?!)

画像: ーロシア軍がドイツ軍から密輸したコピーバイク(?!)

「いつの時代のバイクかな…?」、いえいえこのレトロなスタイリングで正真正銘の現行車です!サイドカーで有名なURAL(ウラル)ですが、元はと言えば第一次大戦後くらいにドイツ軍のBMWサイドカーを5台くらい密輸して設計図も手に入れてウラル山脈で完コピしたのが始まりだそう!
つい数年前にインジェクションに変わったものの、60年以上前から基本的にはほとんどモデルチェンジすることなく世界で唯一サイドカーを作り続けているメーカーです。
もしサイドカーがあったら、荷物満載で「キャンプへ行こうか」、「隣に誰を乗せようか」(ぬいぐるみを乗せるなんてのもアリ)、なんて想像するだけで楽しくなりますね!

ー大型MTバイクなのに、普通免許さえあれば乗れる(?!)

ウラルは大きく分けて 「GEAR UP(ギアアップ)」と「CT」2つのモデルがあります。

画像: ウラルHP www.ural-jp.com

ウラルHP

www.ural-jp.com

GEAR UPは二輪駆動にもなるので法的にはなんと普通免許(MT)で乗れるバイクなんです!
大型二輪免許がないのに大型二輪が乗れちゃうマジックが起きちゃいます。

ですが、ご安心を。「バイクに乗ったことがない…!」という人でも納車までたっぷり時間はありますので猛特訓しましょう♪w 倒れないので痛い目遭うことはありませんね!ここ福田モーター商会新木場ガレージで普通免許しかもってないお客さんを何人も見送ったそうですよ。
一方、CTは普通のバイクと同じ構造で大型二輪免許で乗れますので普通免許(MT)がない人にも安心ですね。

ーサイドカーの走り方って?

初めてのサイドカー!楽しみと不安でドキドキしている私を見かねて店長の大津さんがわかりやすくレクチャーしてくれました。

画像1: ーサイドカーの走り方って?
画像2: ーサイドカーの走り方って?

普通のバイクと違って舟があるのでバンク出来ないことや運動特性が違うことを教わります。
基本的に操作方法はバイクのマニュアルと同じですが、4速+バックギアという構成。ミッションケース自体は5速ですがひとつはバックギアになっていて、ニュートラル状態でもう一つのペダルをグッ踏むとバックに切り替わります。

画像3: ーサイドカーの走り方って?

曲がる時は四輪車みたいにハンドルを切って曲がっていきます。"四輪バギー"に乗ったことがある人は少し想像つくかもしれませんね。スムーズに曲がるためには自分の重心を曲がりたい方向に入れてあげることがポイントみたいです。

「運転できるかなあ・・」汗

ーいざ、東京湾を望める試乗コースへ

画像1: ーいざ、東京湾を望める試乗コースへ

免許上、四輪ライセンスなのでヘルメットは被らなくていいのですが、勿論シートベルトもエアバックもついてませんので万が一に備えてバイクに乗るような格好で乗りましょう。

まずは、舟側で乗車体験です!

画像2: ーいざ、東京湾を望める試乗コースへ

舟は背もたれまでしっかりあり、足もしっかりと伸ばせるくらい広くてびっくり…!風防もついているので風がダイレクトに当たらなかったり飛び石も防いでくれて、これは快適です!!舟にすっぽり包まれているので暖かいですし、グラブバーのような持ち手もあるので安定感抜群。体験するまでは「乗り心地がガタガタするかな?」と思ったのですが、わりと大きな段差があっても下から突き上げる衝撃がなく、これなら普段バイクに乗らないような方でも気軽に乗せられそうですね。

次はいよいよ私の出番です…!!

では、さっそく一速に入れてアクセルを開けていきます。「ドドドドドッ♪」とトルクフルに発進していきます。アクセルを開けず、クラッチ操作だけでもグイグイ進んでいきます!排気量749ccではありますが、ゆずり車線で景色を愉しみながら走るのが似合うバイクだなぁ〜。

走っていると、右コーナーと左コーナーでは操作がちょっと違うことに気が付きました。
大概のサイドカーは左側がバイクで右側が舟。
さぁ右に曲がるぞ!とハンドルを切りますが思った以上に舟の影響もあり遠心力でどんどん外に持っていかれますw この時怖くても決してハンドルを真っ直ぐにせず思い切りハンドルを切って、体の重心を右に(大袈裟気味に)入れてあげます。(ちなみにこの瞬間、舟に乗ってる人と超接近します♥)

画像3: ーいざ、東京湾を望める試乗コースへ

一方、左へ曲がる時はアクセルをコーナー手前で閉じてあげます。そうするとバイク側にはエンブレがかかりますが、舟側は慣性の法則で前にすすむのでハンドルを左に切るとわりと自然に曲がってくれます!「おお~っ!これは面白い!」。

ベテランライダーさんだと、見事に舟を持ち上げたりしてますよねぇー!と思ったら本当にやってくれました!!(私、はしゃぎすぎ⁉ ♪)

画像4: ーいざ、東京湾を望める試乗コースへ

私は最初からそんなことはできませんでしたが走りにとてもクセがあるので、変哲もない東京の道がアドベンチャーになります!w ウラルと戯れるの楽しい!
ただサイドカーは倒れることはないのですが、スピードが出過ぎて操作を誤るとひっくり返ることはあるそう…!まぁ、慣れるまではコーナー手前では十分速度を落として"ごあんぜんに"

走行車線を少し左寄りに走ってあげると、舟は真ん中を走行出来るので人を乗せてる時はちょっとキープレフトしよう!と思いました。
停車する時はパーキングブレーキを使用しましょう。坂道では特にパーキングブレーキと1速にいれておくと安心です。

ーウラルサイドカーの特徴

ー二輪駆動にもなるGEAR UP(ギアアップ)

ギアアップは2WDではありますが普段は1WDで走っています。内輪差を打ち消す機構(デファレンシャル・ギア)はついてないので、コーナーリングの際はとんでもない事になりそうですw 2WDを使うシーンは山の中でスタックしちゃったり、丸太を無理やり乗り越えるなどサバイバルな動きをする時だけ。フラットなダートであれば1WDで十分♪

ーアールズフォーク

画像: ーアールズフォーク

サイドカーの場合、横方向の"しなり"がかかるのでアールズフォークを採用しています。
普通のテレスコピックフォークではオイルシールがすぐにダメになるそう…!
サスペンションの構造も変わってくるんですね〜!

-積載量が半端じゃない?!

後ろのに収納スペースが物凄く広い!!雰囲気たっぷりのスペアタイヤがついた蓋をパカッと開けると、笑っちゃうくらい荷物が積めます。どんなだよって感じですが多分1か月の食糧分はイケるかも…!?

画像1: -積載量が半端じゃない?!
画像2: -積載量が半端じゃない?!

ー今回学んだこと3点

画像2: 普通免許で乗れる(?!)今話題のレトロ可愛いサイドカー
【ウラル・ギアアップ】に挑戦!

①ウラルGEAR UPは普通免許(MT)で乗れちゃった!
②左右で曲がり方が違うので十分理解しよう。
③舟は快適!荷物満載♪

車両本体が約200万円ほどで特注色にしたり、カスタムを加えておよそ300万円前後で買われる方が多いそうです。
サイドカーというと、敷居が高く感じる人もいるかもしませんが、実際は転倒のリスクが少なく、初心者やリターンライダーにも安心してエントリーできる乗り物です。
是非、皆さんも試してみてくださいね!

画像: ー今回学んだこと3点


ウラル・ジャパン株式会社
営業時間: 9-18時 
定休日:月曜日、祝日
所在地:〒552-0005
大阪府大阪市港区田中一丁目15番1号
TEL / FAX:06-4395-5685
https://www.ural-jp.com/
sales@ural-jp.com
 
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画像: 【試乗記】漆黒のカフェレーサー
モダンな英国紳士の風格漂う【新型スラクストンRS】

こんにちは。カーくるアンバサダーYUです。
さて今回は、英国の伝統あるオートバイメーカーTriumphから新しくなった2020年モデルの"スラクストンRS"の試乗をさせていただきます!

ー新型 ThruxtonRS(スラクストンRS)
カフェレーサー好きならば垂涎の的(?!)

画像1: ー新型 ThruxtonRS(スラクストンRS) カフェレーサー好きならば垂涎の的(?!)
画像2: ー新型 ThruxtonRS(スラクストンRS) カフェレーサー好きならば垂涎の的(?!)

えも言えぬ美しさでありながら、最新の技術を搭載し高いパフォーマンスを発揮するスラクストンRS。個人的にスラクストンは、カフェレーサーの中で最も現実的に手に入るバランスの整った至高のバイクだと思ってます。
今回、快く試乗車を貸してくださったのはインポーターバイクを取り扱っているモトスクエア名古屋さん。

画像3: ー新型 ThruxtonRS(スラクストンRS) カフェレーサー好きならば垂涎の的(?!)

「私のためにロケットカウル&セパハン仕様!?」
←いやいやモトスクエア名古屋の試乗車です。
(この試乗車、空きがあればどなたでも乗れます。)

今回用意されたのは、なんとファクトリーカスタムでカフェレーサー仕様にしたものでした。私の好みを知られているかのようにロケットカウルでおめかしされたスラクストンにテンション上がるYU。「さすがです…!」

標準スタイルでも十分魅力的なのですが、このようなメーカー純正のカスタムパーツが80種類以上ありますので最初から好きなスタイルに決めて納車するのもいいかもしれません。(自分色に変えていく工程も楽しいですが)

ースラクストンとは?

トライアンフボンネビルの伝統的な“バーチカルツイン”と呼ばれる並列2気筒エンジンをベースにカフェスタイル&スポーティーにチューニングされたモデルがスラクストン

名前の由来はイギリスのスラクストンサーキットで行われていた耐久レース(Thruxton500)にあやかって名付けられてます。

画像: Thruxton Circuit en.wikipedia.org

Thruxton Circuit

en.wikipedia.org

他にも、デイトナやボンネビルもタイムアタックポイントなど由来は地名から来ていることがよくあります。

ー試乗

普段からSRのカフェスタイルに乗るカフェレーサー女子が実際に試乗してみます。
今回はごくごく一般的な市街地でテストです。

画像1: ー試乗

「スロットルのレスポンスが途轍もなく良い…!」少しアクセスを捻れるだけで気持ちいい程にドッカン加速…!。加速したい時にしっかりついてきてくれて、止まりたい時はピタッと静止する。乗り手の想いにすぐに呼応するフレンドリーな相棒です。ABSやトラクションコントロールなどの電子制御だけでなく、オーリンズやブレンボを標準装備していることも立派です。またトップブリッジやタンクキャップ、などひとつひとつ選びぬかれたパーツを装備していて抜かりがありません。

画像2: ー試乗
画像3: ー試乗
画像4: ー試乗

105馬力もあるバイクなので街乗りでは持て余し気味なのですが、決して扱いきれないほどのパワーでもないところが上質。最大トルク回転数が700rpm低くなって4250rpmになったことで以前よりも低い回転域でパワーが出せるようにセッティングされてます。なるほど…トルクが太くなっているので、自分が思ってる以上にバイクが前へと押し出されるので街中でとても扱いやすく感じたのですね。個人的にこれは嬉しい変化です。バイクという自由な乗り物をより直感的に操作できるようになっています。

ーなにが変わったの?ポイントは"軽量化""パワーアップ"

画像1: ーなにが変わったの?ポイントは

2016年から販売しているスラクストンRをベースに、さらにブラッシュアップして登場したスラクストンRS。変わった点は、重量が6kg減で197kgの軽量化。1200ccという排気量のわりには重量を感じさせない軽さです。乗ってみると前回のスラクストンRもキビキビと小気味よく動いたので物凄く軽くなったという実感はないのですが、トップスピードを出したときはかなり影響がありそうです。

スペック表を確認すると圧縮比がかなり高くなってました。"11"から"12.06"にまで変わってます。"1"以上あがるなんて大幅な変更ですね。もし私のSRがこんなに高圧縮だったら間違いなくエンジンをかけることは出来ないでしょう(!)
最高出力もそれに伴い、72→77kW(最高出力97→105ps)と大幅アップ。確かに前回のモデルよりも力強くて頼もしく感じました。最高出力回転数も750rpm上がって7500rpmまであがりより回せるエンジンになっています。トルクの発生回転数は低くなっているので、気持ちよく回せるパワーバンドが広がりました。新型は、街中では低いところから愉しめ、サーキット等では今まで以上に振り回せる。スポーツバイクのような仕上がっているといった印象です。

また、見た目の変化としてはブラックに統一されたのも大きなポイント。
エンジン周りをブラックアウトする流行りを受けて、新型スラクストンも"黒"で統一されモダンな仕上がりになっています。
外装のカラーリングは、RSシリーズではお馴染みのマット系〈MATT STORM GREY AND SILVER ICE〉〈JET BLACK〉の2色展開です。

画像2: ーなにが変わったの?ポイントは

ブラックパウダーコートのエンジンカバーやカムカバー、ブラックアルマイト加工ホイール、ブラックスプリング、すべて黒で統一された美しさ

その他、ライディングモードはスポーツ/ロード/レインから選べ、トラクションコントロール、トルクアシストクラッチ、USB充電ソケット、ブレンボM50ラジアルモノコックキャリパーやメッツラーのレーステックRRハイグリップタイヤを採用しています。

ースラクストンの足つきチェック

画像: ースラクストンの足つきチェック

シート高:810mm

今回、足つきがよくわかるようにぺったんこの靴で臨みました!
私が身長170cm。男女の平均身長といったところでしょうか。踵が浮きますね。
ブーツにすればもう少し安定感がでてきそうです。

ー琴線に触れる乗り物

旧いバイクは手間がかかりそう、壊れそうといった印象から手が届かないと思っている人は多いですよね。その点スラクストンは中身は最新のバイクですので安心感があります。

新しいバイクにあまり趣きを感じない人でも受け入れられるレトロなスタイリング。また、カフェレーサーなので前傾姿勢なのですが、これがびっくりするほど乗りやすい(意外と前傾しすぎない)。
緻密に細部のディテールまでこだわって造りあげられ、エンジンには大幅な改良が施されたスラクストンRS。セパハンに抵抗がある人も、カッコいいなと琴線に触れたならばぜひ試してみてほしい。バイクシーズンになった今、ぜひ一度試乗してみてはいかがでしょうか。
(試乗だけでは済まなくなりそうですが、、)

画像: ー琴線に触れる乗り物
SHOP INFORMATION
モトスクエア名古屋
所在地: 〒470-0153
愛知県愛知郡東郷町大字和合北蚊谷29−1
オートプラネット名古屋内
定休日: 水曜日
電話 : 0561-67-5211
https://motosquare.jp/nagoya-east/


ー主要諸元

全幅×全高:745×1,030mm
ホイールベース:1,415mm
シート高:810mm
車両重量:215.5kg
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒270度クランク
総排気量:1,200cc
ボア×ストローク:97.6×80mm
圧縮比:12.066
最高出力:77kW(105PS)/7,500rpm
最大トルク:112N・m/4,250rpm
燃料タンク容量:14.5L
変速機形式:6速リターン
キャスター角:22.8゜
トレール量:92mm
タイヤサイズ(前・後):120/70 ZR17・160/60 ZR17
ブレーキ形式(前・後):310mmダブルディスク・220mmシングルディスク
価格:192万0500円

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こんにちは!カーくるアンバサダーのYU(ゆう)です!
今回ご紹介するのは乗って3秒で「ああ〜!好き!!」と思わず声を漏らしてしまった、ちょっとヤンチャなMT‐DRACO仕様のアバルト500 エッセエッセです。

画像: 知る人ぞ知る(?!)謎のチューニングメーカー「MT-DRACO」さん~アバルト編~

ー可愛い顔したピッコロモンスター、ABARTH500 esse esse(FF/5MT)

画像: 【今回ベース車となったABARTH500 esse esse(FF/5MT)の基本スペック】 全長×全幅×全高=3655×1625×1515mm/ホイールベース=2300mm/車重=1110kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ(135ps/5500rpm、21.0kgm/3000rpm)

【今回ベース車となったABARTH500 esse esse(FF/5MT)の基本スペック】
全長×全幅×全高=3655×1625×1515mm/ホイールベース=2300mm/車重=1110kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ(135ps/5500rpm、21.0kgm/3000rpm)

イタリア語の"esse esse"(エッセエッセ)は"SS"という意味。走りを重視した「スーパースポーツ」です。

余談ですが、昨年アバルト・ブランドの誕生70周年を記念して既存の595コンペティツィオーネに若干手を加えたアバルト595エッセエッセが誕生しましたね。

ーMT-DRACO製パーツ満載のアバルトを試乗

某秘密基地でいざ試乗!ギアを1速にいれていつもの感覚でそっとアクセル踏み込んでいきましたが”ブウン!"と力強く発進。頼もしいパワーに軽量化されたボディが加わって意のままに動いてくれます。「楽しい…!!ああ~好き!!」。まるでわんぱくな子供が外で駆け回っているよう。元々走りやすいアバルト500エッセエッセですが、実用域でさらにトルクアップされているのでこれなら街乗りからちょっとしたスポーツ走行も十分楽しめますね。

画像: ーMT-DRACO製パーツ満載のアバルトを試乗

ーどんな手を加えているのか

ボンネットを開けてみると、見た目も美しいスポーツサクションがこんにちは。何度もテストされたというスポーツサクションとSACLAMスポーツマフラーは走りだけではなく上品なサウンドにも貢献しています。個人的に好きなNAのような歯切れのよい乾いた音がするので、つい高回転域で回したくなる…!

画像1: ーどんな手を加えているのか

よく見るとアーシングがついてます。
アーシングって分かりづらいしオカルトな話も多くてあまり私は鵜呑みにしないのですが…個人的には、こうやって”見えないところでやってる感”を出すのは、とても好き。
装着したらオーディオの音がはっきり変わったらしい(DRACO高田さん談)。詳しい説明はMT DRACOのブログをご覧ください。超高性能アーシング Zero Earth NERO MKⅡ

私は体感できませんでしたが、だからといって全く効果が無いわけはなく、これがもしレースの世界だったら体感できないほんの僅かな違いの積み重ねが大きな違いとして現れますからね。

画像: アーシングケーブル。バッテリーはNorauto。

アーシングケーブル。バッテリーはNorauto。

ターボは冷却が命!と言わんばかりにフォグランプは無情にも外され、代わりに細いステンレスメッシュグリルが取り付けられています。通常よりお口をあんぐりと大きく開いているように見えますね。前置きインタークーラーもしっかり覗いてます。ターボ車なので熱くなって膨張した空気を送り込んでは意味がありませんからね。フルTIGステンレスメッシュグリル

画像2: ーどんな手を加えているのか

ZF Racingの別体タンク付き2WAY車高調は、沈み込みがしなやかですが跳ね返りが固め。街乗りでは固さを感じますが、秘密基地ではコーナリングでも踏ん張りが効き、立ち上がりではすぐに加速を手助けしてくれて、なんだか運転がうまくなった気分!←

画像3: ーどんな手を加えているのか
画像4: ーどんな手を加えているのか

綾織カーボンのボンネットは、”アシンメトリー”というこだわりで手間暇かけて制作されています。

その他64鍛造チタンボルト、オリジナル4本スポーク裂開鍛造総削り出しホイール(17インチ)と6potブレーキキャリパー&2ピースローターは大胆に肉抜きされていて前回のフィアットと同様にアバルトもナンバー付きであるが軽快に走るクルマに仕上がっています。ちなみにローターサイズはクラス最大サイズのφ332×33。

ークルマと共に生きたいという想い

MT-DRACO高田さんのモットーはコンピュータを弄らずあくまでも街乗りもできる心地よいチューニングが基本。いくら面白い車でも実用的でなければ運転を愉しむ機会が減ってしまいますよね。近所のスーパーでのお買い物もワクワクさせてくれる車に乗ろうよ、というコンセプトには私も心動かされます。「乗る人の人生が愉しくなればいいな」と少年のような笑顔で語る高田さんのモノづくりにこれからも期待したいです。

  MT-DRACO
mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp
Mobile: 080-6689-9950

画像: ークルマと共に生きたいという想い
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こんにちは!カーくるアンバサダーのYU(ゆう)です♪

画像1: 知る人ぞ知る(?!)謎のチューニングメーカー
「MT-DRACO」さん~フィアット編~

今回は主にLOTUS&FIAT500用のアフターパーツを取り扱っている「MT-DRACO」さんという途轍もなくマニアックなメーカーを取材します!

MT-DRACOのオリジナルパーツ満載なフィアット500Sツインエアーアバルト500エッセエッセをクルマ女子目線で試乗インプレッション。まずはフィアット500から。

画像2: 知る人ぞ知る(?!)謎のチューニングメーカー
「MT-DRACO」さん~フィアット編~

-日常を非日常にしてくれるフィアット500Sツインエア(FF/MT5)

見るたびに言いますが、絶世の可愛さです。
老若男女問わず愛されるこのデザインたまりませんよね。

画像1: -日常を非日常にしてくれるフィアット500Sツインエア(FF/MT5)

フィアット500Sツインエアとは、みなさんお馴染みの「ルパン三世」に登場していたご先祖様の「ヌオーバ500」が2気筒だったことから、同じようにツインエアで誕生した温故知新モデルです。

画像2: -日常を非日常にしてくれるフィアット500Sツインエア(FF/MT5)

アイドリングや低速でトコトコ走るその2気筒サウンドは癖になります。
気になる走りの方はどうなんでしょうか?

ー楽しいけど難しかったツインエア…

今回試乗場所に選ばれたのが下りのブラインドコーナー(?)が続くスパルタンな某峠道。「ここなら思い切り走れると思います」、とMT- DRACO高田さん。(元HKSの出身ということでこの辺の道にも明るい)

画像1: ー楽しいけど難しかったツインエア…

滅多に乗ることができないチューンされたチンクエチェントを目の前に興奮気味のYUですが、大切なデモ車を運転することに内心不安でドキドキ。。ご先祖様のヌオーバを回想しながらノスタルジックな気分で高速道路を軽快に走ってきたのですが、ロケ地の峠道に差し掛かった途端「ん?おや…」アップダウンが激しくなるとようやく900㏄の非力さに気が付きます。

ベース車のスペックは0.9リッター直列2気筒SOCH 8バルブターボ(!)。なんだか聞き慣れないエンジンですね。最高出力85ps/5500rpm、最大トルクが14.8kgm/1900rpm。私自身どちらかというと乗り物のポテンシャルを引き出せる非力な乗り物が意のままに操れるような気がして好きなのですが、登坂が急だともっさり。マニュアル操作を活かして引っ張った走りをすれば、それなりにスピードを乗せられると思ったのですが、難しい。気づけばアクセルペダルが底につくほどベタ踏みしてました。私の乗り方が良くなかったのかなぁ…。あのルパン三世のカリオストロの城での爆走っぷり(笑)はいずこへ。(それは漫画の世界です。)

画像2: ー楽しいけど難しかったツインエア…
画像3: ー楽しいけど難しかったツインエア…

もちろん元々そんなに速さを求める車でないことは承知なので、「法定速度を守ってゆっくり走ろうよ〜^^」と語りかけられた気がして1mmも憎めませんでした。音は元気よく綺麗に奏でるマフラーなのですが、スポーツマフラー&スポーツサクションで吸排気の抜けを良くした結果、率直な感想ですが低速での”美味しいところ”が失われているような気がします。モヤモヤしてしまったので、「純正のフィアット500Sがあれば乗らせていただけると嬉しいです…(願)」

画像4: ー楽しいけど難しかったツインエア…

でもその分高速域が途轍もなくよく走りました。あれ?本当に900ccの車ですか?と思ってしまうほど気持ちよく吹けあがります。高速道路の追い越し車線を、ギア4速で巡航できちゃうくらいです。(もしかして5速要らない?)

良くないポイントもありましたが基本的にはいい車です。低速域も高速域も完璧な車なんてありませんからね。(もっと言うなら普通の人間は峠には行きませんからね。)

その他、仕様変更箇所はボディカラーと同色で分かりづらくなってますが、カーボンボンネット。オリジナル4本スポークホイール(16インチ)は60年代往年のアバルトレーシングを彷彿させますが、裂開鍛造総削り出しというかなり高度な技術で造られています。アルミ製ドラムカバーやキャリパー、64鍛造2ピーススタッドボルトなど、こんな所まで手間を惜しまず軽量かつ美しくに仕上げています。大幅な軽量化が施されていますのでキビキビと回頭性の良い動きをしてくれたのは言うまでもありません。

画像5: ー楽しいけど難しかったツインエア…

車高調は、モノチューブ1WAY20段調整式を装備。おそらく他社製品と異なる乗り心地の良さで気づかれない(!?)

画像6: ー楽しいけど難しかったツインエア…

アルミ製遮熱板。樹脂だらけはかっこ悪いから今すぐ替えるべき(?!)
これを支えているカラーも特注というこだわり。アルミに弱い人必見。(私です)

画像7: ー楽しいけど難しかったツインエア…

アーシングの端子も質の良い端子を使っているので、このカスタムで0,25Ω抵抗が下がります。もしこれをデュアロジックの車両に取り付けると、"ウーン"が"ウン”くらいになってもたつきが抑えられるそうですよ。あとオーディオの音が良くなるとか(?!)

画像8: ー楽しいけど難しかったツインエア…

あと、この車”ぐっ”とアクセルを踏み込んだところで”パッ”とペダルから離すと、ブローオフバルブからパシューンという心地よい音がします。踏み込んだ時にストレスなく加速する装置がブローオフバルブ。吸気側に圧力を抜いてターボ過給機への負担を減らし次にアクセルオンした時のレスポンスを向上をさせる装置がついてます。"弄って車に乗ってる♪"という愉しい気分にさせてくれました。

「エンジンを弄らないライトチューンが基本」だという高田さん。マニア心をくすぐる細かなこだわりや、他とは違う豊かな個性、好きなクルマを愛するマニアックな思いを満たしてくれるチンクエチェントですね。

次回は、みなさんお墨付きのヤンチャな"アバルト500エッセエッセ"の試乗インプレッションをさせていただきます。

 MT-DRACO
mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp
Mobile: 080-6689-9950 (高田さん)

画像9: ー楽しいけど難しかったツインエア…
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