明日6月21日は夏至の日。
ご存知一年で一番昼が長い日ですね。
今日は、フランスで毎年夏至の日に催される音楽イベント「パリ音楽祭(Fete de la Musique)」を紹介したいと思います。
この音楽祭が始まったのは1982年。
当時の文化大臣ジャック・ラングのアイディアからでした。
大臣自らなんて日本では考えられないですね。
こうして34年前に始まった『音楽の日』は、一日中、夜通し朝までフランス中の街の通りで、
アマチュアからスーパースターまでが無料コンサートを開きます。
あのパリ・オペラ座のオーケストラも無料で開放されています。
当日の新聞を見れば、プログラムが書いてある仕組みになっていて、パリ市内はメトロやバスは一晩中無料。
パリでは夜10時過ぎまで明るいので、大人も子供も多くの人が街にくりだします。
とにかく陽が沈むと、街中がコンサート。
もうパリでなくても、フランス中がお祭り騒ぎです。
この日は夜遅くまでフランス中が音楽で溢れ、道でカフェでレストランで場所を問わずあちこちから音楽が聞こえてきます。
夏至のフランスは国を挙げて音楽祭。それはもう楽しそうですね。
皆さん、羨ましいと思いませんか?
それでは、また明日。