今年の7月に購入したCitroen Xsara Coupe。
何事もなく3ヶ月が過ぎたが、遂に初めてのトラブルがやって来た。
先週の土曜日の朝の事。
内陸の町へ授業の為に愛車を走らせる事10分。
この日は「やけに水温計の針が上がるのが早いな・・・」と思っていたら、60℃から90℃近くになって
「ヤバイ・・・」と感じたら、危険水域のレッド・ゾーンへ突入しようとしている!!
ここで冷静になって対策を考える。
まず、「水漏れだろうから、とりあえず近くの部品屋へ駆け込んで冷却水を買おう」と決めた。
次に、仕事には少し遅れるかもしれないが、電話をして説明する事にした。
部品屋は語学学校と逆の街中にあるから、進路を反対方向へ走らせる。
どんどん上がる針に神頼みをしながら・・・(汗)
あと1分ほどで到着という所でSTOP警告ランプが点灯!!
はらはらしながらも、どうにか到着して冷却水を購入。
ボンネットを開けるとエンジンが熱い事・・・
焼け付く寸前だったかも・・・桑原桑原。
冷却水を入れるとゴボゴボと飲み込んで行くが、一杯にはならずにすぐ減る。
おかしいな~と、エンジン下を覗くと、冷却水がおしっこの様に勢い良く流れ出ているではないか!
この時点で仕事へ行くのは諦めてレッカー車を呼ぶ決心をした。
部品屋の販売員も出てきてくれて見ているが、彼の意見は「こりゃ、ウォーター・ポンプだね」だ。
確かにウォーター・ポンプ付近から冷却水が出ている痕跡がある。
見事な緑のおしっこ。
店に入ってレッカー車を呼ぶ為に住所を聞いたり、ウォーター・ポンプの値段を聞いたり雑談をした。
因みに、ウォーター・ポンプは70ユーロだそうだ。
勿論、これは汎用品の値段。
その前にする事があった。
語学学校へ電話して、生徒と連絡を取ってもらわなければ。
二回目の電話に出た女性経営者のマリアに事情を説明して、来週にも今日の授業分をする事にした。
さて、次はレッカー車要請の電話だ。
この保険会社の本店があるMadridに電話を入れて、対応にでた若者に名前と車のナンバー、
車の色、それに携帯の番号を告げると担当者は「解りました、次の連絡を待って下さい」と言って電話を切った。
すると携帯に「45分ほどでレッカー車が到着します。それまでお待ち下さい」とメッセージが入った。
さて、待つとするか。
「レッカー車」につづく。