イランに初めて出張に行ってきました。
というわけで、恒例のクルマレポをお送りします。 クルマ事情、非常に特徴がある国ですので、ちょっと長いですが宜しければ最後までお付き合いくださいませ。
クルマは、現地生産のオリジナルデザインの小型ハッチバックやセダン、405、206といったチョイ古のプジョーが多く、次いでルノー、韓国車、日本車、中国車、他欧州車といったところだと思います。 日本車のシェアは5%程度でしょうか。 新しいクルマは韓国車のほうが多い印象です。
面白いのは、プジョーや、ルノー、その他韓国車や一部の日本車、中国車は現地生産されてるという事。
現地生産台数は100万台強との事ですので、結構な台数ですね。 (過去には200万台程度生産してた年もあるそうです) 経済制裁も解かれ、今後益々増えそうな感じです。
イランの2代メーカーは、左の馬?のようなマークの Khodro(ホドロ) と 右の三菱のようなマークの Saipa(サイパ)
以下の写真の2台は現地車ですが、ホドロはプジョー、メルセデス、スズキ等を、サイパはキア、ルノー、ニッサン、中国車等をライセンス生産してるようです。
行く前は、もっと中東色が強いのではと想像してましたが、街並みはキレイでどことなく欧州的でもあります。
最近行った国だと、トルコあたりに近い感じですかね。
小型セダンは、キアのエンブレムが付いてるクルマも多かったです。 80年代に日本でも一世を風靡したフェスティバのセダンっぽい感じですね。
ルノーのトンダールという小型セダンも結構走ってました。 他国ではロガンという車名の車ですね。
そして、同ピックアップモデルも。 意外とカッコイイです!
プジョーは、懐かしの405が現役で嬉しくなっちゃいます!
405がこれだけ並んでると、80年代にタイムスリップした気がしますね。
パット見は405ですが、よく見ると405に加え、PARSというエンブレムが付いてるモデルも多いです。
前後のデザインも405とは微妙に異なりますし、PARSのほうが405よりも微妙にエッジというか、プレス精度?が甘い気がします。
両車の違いは何なんでしょ? ご存じの方、おられませんかね~? (^_^)
206も、ハッチバックだけでなく、日本では売ってないSDというセダンモデルも。
んっ?と思ったのが、このプジョー。
前は、207風ですが。
後ろは206。 207i という206と207のハイブリッドモデルのようです。 調べたら、206+という車名で売られてる国もあるようですね。
これは、路上教習車だそうです。
ラッキーにも、ホドロ社のサマンドという、ローカル車の後部席に乗る事もできました。
懐かしい感じのデザインですが、まだ走行1万キロ程度の新車です。 乗り心地は、意外と悪くなかったです。
後で調べると、このモデルはプジョー405をベースに作られてるらしいです。
内装。 色使いが渋いです。
エンジンルーム。
トランクにスーツケースを積もうとしたら、トランクが狭い。。 よく見ると、CNGのタンクが、トランクルームの奥に鎮座!
左側はCNGの給油口ですが。
右側はガソリンの給油口が。 どうやら、どちらでも動くようですね。
大好きなエグザンティアも結構走ってて、テンションが上がります。 これも現地生産されてるようです。
そういえば、東京の業者がイランから新車を輸入してましたね。 1台欲しいです(笑)
見たことの無いクルマですが、JACという中国車のようです。
日本車もあまり多くないですが、頑張ってます。
これはマツダ車。 B2000ですかね?
レクサスのNXも居ます。 関税がかなり高いようなので、お金持ちの方が乗ってるのでしょうね。
新しいミツビシのショールームもありました。
VVTiと書かれてたので、ハイラックスのピックアップかと思いましたが、どうやら違うようです(驚)
ポルシェカイエンも! そういえば、イタ車には全く遭遇しなかった?気がします。
最後に料理を。
こちらは、本格的なケバブに
ルノーサフランライス。
そして、今回の食事のベストはこのケバブ。 偶々ホテルの近くで混んでいるレストランを見つけて入ったのですが、これが大正解! お肉が柔らかくジューシー、野菜も新鮮でおいしい! これで600円程度。
これまでの人生で食べた中でベストケバブかも! 大当たりでした!
気候も日本と同じく四季があって過ごしやすい感じです。 というわけで、なかなか良い国でした。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。 m(__)m