皆さんこんにちは。サービスの牟田です。
今回はアドブルーに関するトラブルで行った修理の一例を紹介します。
定期点検時に
『排気ガスが鼻をつくような刺激臭がする様になった』
とご指摘を受けました。
メカニックが診断を進めていくと原因がわかった様です。
画像は既に部品を取り外した状態ですが・・・
DPFと呼ばれる部品で、排気ガスを綺麗にしているフィルター部分です。
そのDPF内部にアドブルーを噴射しているインジェクターからアドブルーが漏れてしまっていました。
右が不具合部品。左が新品部品です。
白く粉の様なものが付着していますが、それが漏れ出たアドブルーです。
アドブルーは尿素と純水が主成分ですのでかなりのアンモニア臭がします。
お客様が言われていた刺激臭の原因はこれでした。
不具合部品を交換して完了。と言いたいところですが・・・
今回の修理はまだあります。
漏れ出たアドブルーでDPF内部も真っ白になっていました。
内部で詰まってしまってもいけませんので、組み付ける前に可能な限り洗浄してから組み付けます。
先日、会社で健康診断を受けてきたのですが、車も定期的な健康診断が重要です。
不具合を軽微なうちに発見する事ができれば、大きなトラブルを防ぐこともできますし、修理代も軽減出来る場合もございます。
違和感がある時は勿論ですが、そうではない場合でも定期点検は受けて頂く事をお勧め致します。
点検、修理の相談はプジョー名古屋名東までお気軽に連絡下さい。