みなさん、こんばんは、アウディ名古屋西の音楽ディレクター(自称)、松原でございます。
11月末に一度投稿したのですが、ちょっと失敗したために、
Facebookのほうへのリンクに画像が貼られないという状態になってしまいました。
ちょっと悔しかったので、改めて再掲載です。
以下、前回と同じ内容です!
********************************************
11月も下旬となってまいりますと、世間でもクリスマスに向けてのディスプレイが目につくようになってきますね。当然、流れる曲もそれらしくなってまいります。
アウディ名古屋西の店内BGMも、「クリスマス」を中心に、「ウインターミュージック」を集めてみました。
定番の曲も数多く含まれておりますが、そこは松原セレクト、ひねりまくっております。
普通のクリスマスソングなど選んでくるわけありません。
歌モノあり、ジャズあり、ロックあり、ケルトあり、ボサノバあり、アカペラありと、「クリスマス」をテーマにしつつ、これだけワールドワイドでバラエティ感のあるプレイリストはまず無いと思いますが、いかがでしょうか?
以下、プレイリスト順です。
① 「Christmas Songs in Bossa」
まずはこちら、クリスマスソングのボサノバアレンジ集です。ボサノバだけあって、南国を思わせるふわっとライトな明るめの仕上がりです。
ブラジルではどんな風にクリスマスを祝うのでしょうね?
② シンガーズ・アンリミテッド「Christmas」
そもそも私が「クリスマス・アルバム」というものに興味を持ったのはこれがきっかけです!
アカペラというものも、もちろん知ってはいたけど、本当に美しいと思ったのはこの方々が初めて。実にスタイリッシュなアルバムで、昔から店舗でかけていると「この歌ってる人たち、なんというグループですか?なんというCDですか?」とよく聞かれます。
毎年必ず聴きたくなる一枚です。
③ ヨーロピアン・ジャズ・トリオ「White Christmas」
こちらはヨーロッパのジャズトリオ。(そのまんまですが・・・。)ヨーロッパってどこだ?というとオランダです。オランダのジャズやロックって、どんなんだろう?と思われる方も多いと思いますが、実に洗練されて、ひねりもあり、豊饒な音空間で私は大好きです。
④ ウインダムヒル「A Winter's Solstice」
え~と、ウインダムヒル・レーベルというのは、80年代に流行ったニューエイジ・ミュージックの本流というべきアメリカのレーベルなのですが、そこのコンピレーション・アルバムが今回3枚入っています。
まず1枚目はこれ。タイトルは「冬至」という意味ですが、一面冬景色を思わせるような冷たい空気感と、逆にその白銀の世界を暖炉のある部屋から覗くような、暖かなメロディーの宝庫です。
⑤ サラ・ブライトマン「A Winter Symphony」
出ました、「歌の女神」!2008年は1月に「神々のシンフォニー」をリリースしたかと思ったら、早くも10月にはその続編ともいうべき「冬のシンフォニー」を出すという、大変精力的な活動をしておられましたが、こちらはまさにクリスマスアルバム。様々な冬の情景を歌い上げる傑作です。
EL&Pのグレッグ・レイクのヒット曲「夢見るクリスマス」のカバーが入っているところがイギリス人だなあ、と思うところです。
⑥ エディ・ヒギンズ・トリオ「Christmas Songs」
日本の「ヴィーナス・レーベル」はちょっとエロい?ジャケットが特徴の、現代のジャズ・レーベルです。(このアルバムはまったくエロくないですが。)そのヴィーナスの代表選手と言えるのがこのエディ・ヒギンズさんですが、世間の評価は「カクテル・ピアノ」つまり、バーとかでBGMぽく流れる感じのスタイルです。
個人的にはもっとひねったほうが好きなのですが、この洗練された匠の技もなかなかです。
⑦ マンハッタン・トランスファー「The Christmas Album」
う~んと、有名な人たちですが、シンガーズに比べると「普通」、という感じ。以上!
(雑な紹介ですみません・・・・。)
⑧ 「@Jazz Cafe white blend」
ジャズを聴き始めたころ、とにかくCDショップに行くと、ジャズコーナーには膨大なCDが並んでおり、どれから聴いたらよいのかさっぱりわかりませんでした。
そこで便利なのが、有名曲を集めたコンピレーションアルバム。私は「JAZZ MILLENNIUM」という4枚のシリーズと、「@Jazz Cafe」シリーズから入門したわけですが、「@Jazz Cafe」のほうは有名曲というより、カフェでかかるようなおしゃれ感のある、少々裏名盤的な曲がテーマ別に集められており、ジャズの幅の広さを感じさせてくれるシリーズでした。
で、今回の1枚は「White blend」!もちろん「冬」がテーマです。
⑨ ヘイリー「Winter Magic」
わが「歌の天使」にもクリスマスアルバムがあるのです!
2009年リリースの「Winter Magic」、これは邦題が「冬の輝き~恋人たちのピュア・ヴォイス」という、なんだか書くだけで気恥ずかしいタイトルですが、やはり天使のような清らかな歌声はたまりません。サラのアルバムとかぶっている曲は意外にも「Silent Night」くらいですね。
⑩ ウインダムヒル「Celtic Christmas」
西ヨーロッパの古代ケルト民族の伝承音楽を基にしたのが「ケルティック・ミュージック」というジャンルですが、そのケルト人もキリスト教化されるとクリスマスを祝うようになった、そういったイメージのアルバムです。
⑪ クリス・スクワイア「Chris Squire's Swiss Choir」
今回、一番の異色アルバムはコレです!
今年、お亡くなりになった元イエスのベーシスト、クリスのソロアルバム。
ゴリゴリのベースサウンドをフィーチュアしたロックサウンドに聖歌隊のコーラスを乗っけるという、このお方以外ではありえないコラボ。
ある意味、イエスと同じアプローチといえるかも・・。面白いです。
⑫ エンヤ「And Winter Came...」
久々のニューアルバムを先日発表したばかりの「歌の聖母」!(またおかしなことを言い始めましたよ)
2008年のアルバムで邦題は「雪と氷の旋律」。ケルティックなメロディー、多重録音による一人ハーモニーの美しさはいまさら説明するまでもないと思いますが、けっこう、どのアルバムを聴いても同じに聴こえてしまうという弱点が・・。その点、「冬」にテーマを絞ったこのアルバムはカラーがはっきりして良いと思います。
⑬ ウインダムヒル「A Windham Hill Christmas」
はい、ウインダムヒルの3枚目。先の2枚とどう違うんだといわれると説明しにくいのですが、比較的ケルティック色が薄く、素朴な感じ?普通に「Silent Night」とか入ってますから一般的なクリスマスのイメージが一番感じられるアルバムではないでしょうか?
⑭ 「4℃ Christmas Suite」
え~、私にも若かりし頃がありまして。皆様、ジュエリーブランドの「4℃」ってご存知でしょうか?私のお気に入りでして、プレゼントはたいていコレでしたねぇ・・。
‘93年ごろかな?当時クリスマスの贈り物としてイヤリングかネックレスを購入した際に頂いたCDで、流行していた「アンビエント」というジャンルで、結構ハマりました。
全4曲の内、クリスマスの熱が静かに盛り上がる4曲目だけを入れときました。
いかがでしょう?今回は枚数が多いので、かなり長文になってしまいました。
ご興味をお持ちいただいたら、是非ショウルームへ。
リクエストにお応えしてお聞きになりたいアルバムへスキップするのも簡単です。
ぜひお気軽にお申し付けください。(ただし、松原がいる時にお願いします。)
皆様からのご感想もお待ちしております。