皆様こんばんは、セールスの松原です。 最近、妙に暖かかったり、冷え込んだり、妙な天候ですね。 季節感覚が崩壊しそうです。 本日、早くもスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの 履き替えをご用命いただいたお客様がおられましたが、 雪国へ行くのでなければ、たしかに用済みでしょうね。 さて、本日ご紹介いたしますのは、 【A6 Allroad quattro】です。 私としては、数あるA6のバリエーションの中でも 1,2を争うお気に入りモデルなので、ご紹介をさせていただきます。 「ある時はプレミアムSUV、またある時はスポーツワゴン」 私が考えたこのキャッチフレーズが すべてを言い表していると思うのですが、 オールロードの一番の特徴は、 「アダプティブ・エア・サスペンション」です。 「アダプティブ」とは、「調節可能」という意味ですが、 走行シーンによって、車高と減衰力(サスペンションの硬軟)を 手動・あるいは自動でコントロールできるのが このモデルの最大の特徴でしょう。 上の同じような2枚の写真、よくご覧ください。 身長158cm+ヒール4cmの神宮司の手の位置にご注目。 これは車高を最大にあげている時と、 最低に落としている時の差を表しているのですが、 写真で観るよりも、そばに立って見ると かなり高さが変わっており、印象が全く異なります。 「ドライブセレクト」のモード変更により、 「オールロード」「コンフォート」「ダイナミック」で 3段階に車高が可変するのです。 (その他、整備や積載のために停車中に使用するモードも合わせれば 合計5段階の可変サスペンションです。) カタログを読んでも、正確な昇降数値は記述されていないのですが、 (「3cm」と書かれているのですが)これは「標準から±3cm」, すなわち6cmの差額ということではないかと思われます。 フェンダーとのすき間の違いをご覧いただきましょう。 いかがです?相当違いがありますよね? この機構によって、 「ある時は背の高い、SUV」にもなり、 「またある時は、車高を低く落とした、スポーツワゴン」 としても格好がつく、という、一粒で2度美味しい、 そんなクルマに仕上がっているのです。 展示車は「パノラマサンルーフ」「20インチホイール」 「4ゾーンオートエアコン」「アシスタンスパッケージ」 「アルミビューフォート・ウッドブラック」という オプションを装着した車両ですが、 中でも、「アルミビューフォート・ウッドブラック」は、 他に例を見ない、たいへん特殊な製法のウッドパネルです。 ご覧のとおり、シマシマ。 黒いウッドの薄い板を積層し、間にアルミの板を挟む。 ミルフィーユ状になったその塊を、 今度は縦にスライスして、縞模様になったものを張り込んでいるのです。 こんな手間ひまのかかったパネル、他ではまず見ることは出来ません。 お値段(28万円!)だけを見れば、 異様にお高く感じられるかもしれませんが、 その労力を考えれば、ご納得いただけるのではないでしょうか? はい、それでは、まもなく日付も変わる頃となりますので、 今晩はこの辺りで。 その他のショウルーム展示車両につきましても、 後日レポートさせていただきたいと思っております。