皆さんおはようございます♪
そろそろスーパーでも注連縄を見かけるようになりましたよね♪
我が家は新居が完成して5回目のお正月を迎えます。
昨年までは毎年マチャコ(妻の母)手作りの注連縄をお飾りしてきたのですが、今年は体調が芳しく無いとの事でお店で購入する事になりました。
今回購入する事にしたのが、創業昭和13年の老舗伊勢外宮前に本店を構える宮忠の注連縄です。
実は私の母方の実家は三重県で仕出し屋を営んでおり、写真の形のような注連縄を店先に年中飾っていました。
あまり見ない注連縄の形ですが、この注連縄に吊り下げられている"蘇民将来子孫家門"と書かれた御札は次のような由来があります…
その昔、伊勢を旅した須佐之男命(すさのおのみこと)は、日が暮れてしまい泊まる所も無く困っていました。
その時、蘇民将来という貧しくとも心豊かな者が、須佐之男命を手厚くもてなし自分の家に泊めたそうです。
この善幸に感謝した須佐之男命は「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ」と言って立ち去ったとの事です。
その後蘇民家は疫病から逃れ代々栄えたという伝説です。
私も最近まで母の実家に飾られたこの注連縄の事はすっかり忘れていたのですが、9月にお伊勢参りに訪れた時に伊勢市内の色々な軒先に飾られたこの注連縄を見て思い出しました。
我が家ではこれを機会に、この注連縄を飾り続けていこうと思います。。