2009年度の交通事故による死者数が2714人だったと、発表がありました。
1997年の死者が5604人だったのからすれば半減しています。
因みに、スペインの一般国道は制限速度が時速90-100キロなのですが、
当時は制限速度を守る車なんていなくて、皆ガンガンとばしていました。
当然、事故も多く死者も多くなった訳です。
突然、話は飛びますが、スペインでは臓器移植が盛んに行われています。
その数はアメリカと1ー2位を争う程なのですが、
皮肉な事に死亡事故の減少で臓器の提供数が減少し、臓器移植に支障が出ているそうです。
死者の減少に伴い、今度は負傷者が増加しリハビリ施設が不足するなどしているという話です。
何とも物事は多面的に繋がっていると、認識した次第です。