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こんばんわ!

サービスの岡田です。

先日、記事にした「タイミングベルトのコマ飛び」の第2弾!

さて、今回の様にタイミングベルトのコマが飛んでしまったり、切れてしまったエンジンはどうなってしまうのか!?

見てみましょう!



DSC_0246.jpg


エンジン上部のシリンダーヘッドを外します。

横に2本並んでいるのがインテーク、エキゾーストカムシャフトになります。

この突起のついたシャフトが回転する事で裏にある
インテークバルブ、エキゾーストバルブの開閉(押し、戻し)動作を行います。



DSC_0242.jpg

こちらがエンジン下部にあたるシリンダーブロックです。

真ん中にある4つ丸い部分がピストンになり、シリンダーブロック内を上下に動いています。

先ほどのシリンダーヘッド下部にあるインテーク、エキゾーストバルブの開閉動作とこのピストン上下動作の
組み合わせで俗に言う「吸入、圧縮、燃焼、排気」のエンジン基本工程を行います。

バルブが開く時にはピストンが下がり、バルブが閉まる時にはピストンが上がるという動きをタイミング良く
連動させているのが「タイミングベルト」になります。



DSC_0250.jpg


これがベルトのコマが飛び、バルブとピストンの動きのタイミングがずれてしまったインテーク、エキゾースト
バルブになります。バルブが曲がってるのわかります?
バルブとピストンが当たってしまういわゆる「バルブが突いた」状態です。
バルブが曲がってしまうと上手く閉じる事が出来ずに、先ほどの「吸入、圧縮、燃焼、排気」の工程が
上手くいかずエンジン始動不能になるわけです。恐いですね~!!

修理の続きは次回第3弾で!

チャオ!



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