画像は、霧が立ちこめた早朝の女川の街並みを
悲しげな瞳で見つめる甥っ子です
その眼には何が映っていたのか
その心は一体何を感じていたのか
3階のビルの屋上には3か月立った今でも車が残っています
視線の先には壊滅的に破壊された港や流された貯蔵タンク
そして大潮で冠水した街並みが広がっています。。。
彼は震災直後、誰に言われるともなく学校で募金活動を始め
集めた募金を直接、市長に届けています
そして、東北行きが決まった後 全校集会や保護者向けの
通信文にて支援物資を募ったり、彼が出来る精一杯の活動を
自ら考えて行動をしています
学校の先生も触発されたのか新聞の取材を手配
して頂き、出発前と活動後に地方版ではありますが
彼のボランティア活動が新聞に掲載されました
驚くほど純粋に、支援活動を自然に行う彼の行動に
自分も負けてられないなぁ~と小さなライバルの出現に
少しばかり焦りながら、自分の始めた活動に理解者と
仲間が増えて行く事を とても嬉しく感じています
次世代を担う若い子供たちの間にも確実に支援の芽が
育ってきている事に、素直に嬉しい気持ちで一杯です
彼は授業で活動の報告をして、最後にこう締めくくっています
『 僕はまたどこかで震災が発生したら、
真っ先に ボランティアに行こうと思います 』 ・・・と