今年も年に一度の車検がやって来ました。
と言う事で、放ったらかしにしていた不具合箇所の修理に突入します。
幸いエンジン部分には不具合はないので、ボディ パーツが主です。
スペインの車検はユーザー車検で、機械部分の不具合は車検で指摘されたら修理するという流れになります。
ただ、明らかに走行に支障がある場 合は前もって修理するのがユーザーの責任ではあります。
今回、解体工場で買ったのは4パーツ。
シトロエンZXは1991年から製造が始まったので、今年でもう20歳!
因みに私のZXは1992年製ですから、19年ものになります。
購入したのは2001年で、9年落ちの車でした。
オソメーターは10万キロ弱で、走行距離は少ない方でした(スペイン人は走りまくるので・・・))
最近は新品パーツを買おうとすると「古い車だからね~、あるかな」という話に一瞬「そんなに古いか?」
と思ってしまいます。
以前所有したアミ8や2CVと比べたらデザイン的にも普通だし、まだパーツはあるだろうと思っていましたが、
20年ものは確かに古いんでしょうね~(自覚がない 笑)
解体工場でゲットしたフェンダーミラーはグリーンメタ・・・
解体工場でも「あるかな・・・」と言われるようになってしまったZX.
色違いでもあるだけましで、後日着色しましょう。
モーターもちゃんと作動するのでOK。
ウインドーレギュレーターも交換して、久しぶりに窓が開きました(笑)
これはリアゲートの部分です。
このパーツは何と言うのでしょうか。
この白いプラスティック部分が折れていて、ゲートが閉まらずに針金で止めていましたが、
やっとちゃんと閉まりました。
リアゲートのショックアブソーバーを支えるパーツが突然折れてしまい(経年劣化)、ゲートが上がらなく
なっていました。
このゲートが結構重いんですよね。
ショックアブソーバーが2本とも折れたら、一人で持ち上げるのはほぼ不可能ではないでしょうか。
オドメーターが15万キロになりました。
10年前に購入した時に10万キロでしたから、10年間で5万キロしか走っていません。
通勤に使う訳ではありませんから、10年間の走行距離としては少ないですね。
この車は当初娘が乗っていて、同じ時期に私はCXブレークを3年間所有していました。
そういう関係で走行距離は伸びなかったのでしょう。
今、ZXをネットで探すと15万キロ以下で見つけるのは非常に難しいです。
20万キロオーバーも結構ありますね。
値段は500ユーロ辺りから出ています。
スペインの車の雑誌社が「ZXのメンテナンスを殆どしないで、どの位もてるか」というテストをした結果を出して
いましたが、10年間で15万キロ走っても全然大丈夫という事でした。
このZX、こちらでは結構ヒットした車種で、今でもわが村に3~4台は生息しています。
でも、BXなどはさすがに少なくなりましたね~、殆ど見かけません。
我がZX、乗り潰すつもりでいますが、いつまで持ってくれるでしょうか・・・
因みに車検料は50ユーロほどで、車検不合格になれば2週間以内に修理して
再び車検場に持ち込めば検査してもらえます。
この時の検査用は無料です。
車検時に重量税などの税金はかかりませんから、一発通過なら費用は50ユーロのみとなります。