ムゼオ チンクエチェント レーシング チーム(mCrt)は、2014年1月10日、全日本ラリー選手権への正式参戦ならびに、ムゼオ チンクエチェント レーシング ディーラー(mCrd)の事業をスタートする旨の発表を行いました。
場所は、千葉県の幕張メッセの東京オートサロン2014の会場です。
その一角のブースには、ベールに包まれた1台の車が設置されておりました。
まずは、ゼネラルマネージャーから趣旨の説明があり、
ついにベールを脱ぎました。
この車両は、全日本ラリー選手権ターマック4戦に宣戦するための、FIAR3T規定フルスペックABARTH RALLY 500 R3T です。
これは、「ラリージャパン」や「ラリー北海道」を除く国内のラリー大会において、FIA の "R" 規定車両が走行する初めての事例になります。
搭載されるエンジンは、1,368cc 直列4気筒4バルブターボで、最高出力は180PS/5,500rpm となります。
変速機は6速シーケンシャル、ロールケージやサベルトレーシング製5点式シートベルトを装着し、車両重量は1,080kg に抑えられています。
このマシンを操るドライバーは、2010~2012年の舗装路で行われたターマックラリーで12戦9勝のFFターマックマイスター、眞貝知志(しんかいともゆき)選手。
サービス体制は、愛知県豊田市を本拠地とする日本ラリー界の老舗SRS(シロキヤレーシングサービス)が担当します。
このような体制の下、今シーズンは、
第1戦「ツール・ド・九州2014 in 唐津」(佐賀県: 4月11~13日)
第6戦「第48回大阪電通大チャリティーラリー丹後半島ラリー2014」(京都府: 8月29~31日)
第8戦「第42回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2014」(岐阜県:10月17~19日)
第9戦「新城ラリー2014」(愛知県:10月31日~11月2日)
への参戦を決定し、それに加えて、
第5戦「モントレー2014 in 渋川」(群馬県: 7月25~27日)
への参戦も検討中です。
なお東京オートサロンでは、1月10~12日の会期中、この車両を展示しております。
【お問い合わせ先】
「ムゼオ チンクエチェント レーシング チーム」事務局
TEL:052-871-6464
FAX:052-882-1105
E-Mail:info@mcrt.com