昨日はボジョレーの解禁日ということで一杯・・・
一杯?
いや、
二杯?
いやいや、色々とオーストラリア・カリフォルニア・ブルガリアなんかも取り混ぜて
五杯も飲んできたわけですが(笑)、以前に予約注文しておいた中から一本だけ持ち帰りました。
やっぱり自分だけ楽しんでいたのでは家庭円満は図れませんので、
家に帰ったら嫁さんと乾杯です。
←これ、家庭を持つ身としては重要です。はい。
で、数銘柄の予約をお願いしてあった中から持ち帰ったのは、
LOU DUMONT Beaujolais Nouveau 2009
ルー・デュモン ボジョレー・ヌーヴォー 2009です
ブルゴーニュで唯一の日本人醸造家として知られる仲田晃司氏のワイナリー『ルー・デュモン』の
設立10周年目を迎えた記念ヌーヴォーです。
樹齢70~80年の古木から収穫されるガメイ種を使用しているのは仲田さんの拘り。
「ガメイは、完璧に完熟させてはじめて、その真価を発揮します。
そのためには どうしてもヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)でなければなりません」との事。
しかも、今回のボトルは特別に現代美術家ジェラール・ピュヴィスの特製ラベル!
その他にも特徴がいっぱいの一本なのです!
・オーガニックに近い減農薬栽培方法で栽培
・高級ワインに多い手摘み収穫
・天然酵母のみ使用で発酵
・瓶詰めはノンフィルター
以上のように、あらゆる工程に並々ならぬ情熱が注がれ、こだわり抜かれたヌーヴォーです。
で、楽しみに頂いてみました!
グラスに注いでみると、濃いめのガーネット。
ラ・ポステで飲んだルイジャドをイメージしながらグラスを顔に近づけると・・・
あれっ?ルイジャドのようなブーケの炸裂感が無い。。。
んっ?どうしたのかな?と思いましたが、
少し時間が経つとすばらしい香りがひらいて来ました。
ファーストアロマはやはりベリー系の香り。
ストロベリー、イチジク、オレンジの香りを十二分に感じます。
口に含むと新鮮な甘酸っぱさと同時に、飲み応えのある濃厚な渋みを楽しめます。
余韻もステキで、しばらく口の中でくゆらせたい感じです。
うう、こちらのボジョレーも美味しいではないですか!
まあ、多少時間があいたにせよ、
既に酔っていたので多少評価は甘口です(笑)
それにしても、今年のボジョレーはまだ二銘柄しか飲んでいませんが、
やはり全体的に出来が良いようです。
為替の影響もあってか例年より多少安いとの事。
皆さんも是非一度飲んでみて頂けるようにお勧めしたいと思います。
日本に住んでいて、フランスの新酒のお祭りに参加しているなんて素敵だなぁと、感じた昨夜なのでした。