新年、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
新車販売(乗用車)の下落が止まらない、ここスペイン。
2010年度の販売実績は1993年度と同水準の80万台に留まったらしいです。
緊縮財政の煽りを受け て、政府の販売補助金制度(2000ユーロ)が廃止されたのが大きかったですね。
興味深いのが、小型USVと高級ワンボックスの販売が大きく伸びている事(と言っ ても販売合計は5万台弱)。
各メーカーは販売下落を抑えるため色々セールを行って来ましたが、金額が大きいほどその恩恵は大きくなります。
そこで、お金持ちはこの 時とばかりに買い替えを行ったのだろうと考えられます。
「金持ちは不況に左右されない」とはスペインの諺ですが、金持ちには結構渋ちんが多いのも事実なのです。
ただ「大金持ち」はそれに当てはまらないのかもしれませんが、そんな友人を持った事がないので定かではありません・・・^^
車種別に見ると
1.ルノー・メガーヌ 32309台
2.セアト・イビサ 28516台
3.シトロエン・C4 26343台
4.日産・キャシュカイ(日本名デュアリス) 22538台
5.VW・ゴルフ 20964台
6.セアト・レオン 20638台
7.VW・ポロ 19813台
8.フォード・フォーカス 19002台
9.プジョー・207 18977台
10.オペル・コルサ 18910台
となっています。
日産デュアリスが頑張っているのが光りますね。
スペインは歴史的にもフランス車が強い土地柄ですが、最近ではVWや欧州フォードも結構販売を伸ばして
来ています。
シトロエンの新型C4も結構見かけるようになってきましたが、逆に我がZXは少なくなりました^^;