ランボねーさんの案内の元、一行は車の内装を作っている職人たちがいるエリアに到着した。
そこではまさに革職人達が高級ブランドバックを作るがごとく手作業でシートの型取り、工業用ミシンでの縫いなどを行っており、その過程を見ることができたことは非常に貴重な体験だった。
さらに、その職人さんから手渡しで、ランボルギーニの闘牛をかたどった刻印が入った革の切れ端をプレゼントしていただき、一同超ーーー感激!!本物の工場で、シートに使う本物の革で、本物の職人が目の前で作ったお手製ランボグッズを貰えるなんて、それはもう感動の一言です
最後はムルシェラゴの生産ラインを見学。
ランボルギーニのパーツの殆どはドイツ(AUDI)で作られ、ここSt.Agataではアッセンブリーオンリーと言っていたので組み立てと、シートの革張りくらいのものらしい。それでもムルシェなどは1日数台くらいのペースでしかできないとランボねーさんは胸を張っておっしゃっていた。
ここで全ての見学コースが終了したので、ランボねーさんに御礼を言って、工場と外界を隔てている出入口のドア(ある日のランボねーさんはこれを工場見学が始まる際に、「ヘブンズドア」とのたまったらしい。コンドウ☆さん:談)から、現実界に戻ったのでした。
その後、敷地内の直営ショップでグッズを買い漁り、ランボ見学の全ての行程を終了~。
というわけで、Mitoから上の写真のムルシに乗り換え、モデナに帰ったのでした(ウソ)。
帰りの時間が丁度17時を回ってしまったので、自宅に急ぐ工場勤務者達の車の大大大渋滞に巻き込まれ、田舎の筈のSt.Agataの道が全く動かなくなって大変だった。誰ひとりとして残業などしないのであろう。さすがイタリア。
一旦家に帰って、シャワー浴びて着替えて、夜の街へ繰り出すに違いない。
だってそれが彼らの働く意義なのだから。
ランボルギーニ訪問編:完
でもまだつづく(笑)