さんざんGTVとブレラを撮り倒した僕は、そのままローマの下街を奥に進んで行った。
そこには教会があり、どうやら先ほどまで結婚式が行われていたようだった。
フラワーシャワーの跡と、幸せの余韻がそこには残っていた。
更に進むと、壁には落書きだらけのいわゆるダウンタウンのような雰囲気が漂ってきて、日も暮れかけて来たので少し怖かった。
路駐の雑踏に佇む一台の406クーペ。なんか素敵。
いきなり落書きだらけの壁に埋もれるようにお店を発見。
どうやらアクセサリー屋さんのようだ。ショーウインドウを覗くと宝石の様に綺麗なアクセサリーが目に飛び込んで来た。
ふと振り返るとチンクが通って行く。おおっっと思って、流し撮りをしたらお兄さんが気が付いてカメラ目線になっていた(笑) なぜ写真を撮られるのか、理解できないかもしれない。
そろそろ違う景色が見たくなってきたので、僕は下街を後にした。
ローマ最後の、イタリア最後の夜だから、もう少し色んな景色を見ておきたかった。