番外編:2
旅のレポートを締めくくる前に、斎藤さんにお聞きしたアバルトとの出会いや魅力についてのお話をご紹介します。
─アバルトとの出会いは?
結婚30周年の記念に選んだ、
普通じゃない車。
若い時から車好きだった私と主人。2人ともスポーツタイプの車に乗っていましたが、子育て中はそうも行かずファミリーカーで我慢していました。
子供の手が離れ、結婚30周年の記念に好きな車を買おうということになり普通の車じゃつまらないよね? と候補に上がったのがアバルトでした。いい意味で普通じゃないところに2人とも惹かれたんです。
ディーラーに新車を見に行き試乗もして、色々と調べるうちにフェラーリとコラボしたトリビュートフェラーリという車種があることを知りました。
結婚した時に、絶対買おうと決めて頑張って手に入れたディーノ246GTを所有していたこともあって、それにしようと決めました。ただ、限定車だったので、その時にはもう新車がなくて、知り合いのツテで中古車を探して購入しました。2016年の事です。
もう一台、自分のためのアバルトを購入。
トリビュートフェラーリは2人のための車のはずでしたが、名義は主人ですし、私はあまりハンドルを握らせてもらえず、それなら自分のためのアバルトを買おうと、これも中古車でしたが、2018年に私名義のアバルトを買いました。
その後、2019年に主人が病気で他界しましたが、思い入れのあるトリビュートフェラーリを手放す事は考えられず、そのまま持ち続けています。ですので、私は今、2台のアバルトを持っています。
─アバルト歴は?
アバルト歴は最初の1台を買ったのが2016年なので9年です。自分のアバルトを手に入れてからは7年になります。
─アバルトの魅力は?
ギャップ萌えでしょうか(笑)
かわいい見た目からは想像できないやんちゃな走りに惹かれました。ミラーもたためないし便利な装備は全然ないけれど、そんなのは気にならないくらい楽しい車です。
─アバルトはどんな存在ですか?
世界を広げてくれた相棒です。見たことのない景色を見に行ったり、今までにない経験をしたり、アバルトに乗らなかったら出会えなかったであろう人たちと楽しい時間を共有したり、アバルトのおかげで世界が広がりました。
─ミーティングイベントの魅力は?
アバルトに乗り始めた頃はイベントにも積極的に参加していましたが、最近は少し落ち着いています。
ただ、ふだん中々会えないSNSで知り合った遠方の人に会えたりするので、そんな時は連絡を取り合って参加しています。
イベントの好きなところは、車を見て声を掛けてくれる方がいたりして、新しい出会いがあることです。最近も、以前イベントで知り合った方と昼食を共にして車の話しをして来ました。
次回へ続く(最終回)
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