今回は、このダンプバルブについて書こうと思います。
この部品はターボで圧縮した過給圧を逃がす役目があります。
アクセルOFF時に圧縮された過給圧を逃がしタービンに負荷がからないようにしたり、再加速の際スムーズに加速ができるようにしています。
所謂バックタービンやターボラグが起きにくくするためですね。
余談ではありますが僕の好きな頃の昔のWRCでは、ターボラグを解消するためにアクセルOFF時に失火を起こしタービンを回す技術が取り入れられていましたね。
ミスファイアリングシステムやアンチラグシステムと呼びますね。
昔好きで読んでいた漫画にこの技術を取り入れた車が登場していました。それでご存じの方も多いのではないのでしょうか。
ダンプバルブを外してみました。
普段私はこの純正のバルブを使用していないので比較的奇麗だと思います。
このバルブのゴム部分が破けてしまったりすると、過給圧が逃げてしまうのでターボが効いていない状態になってしまいます。
ブースト圧を頻繁にかける運転だと負荷がより掛かってしまいそうですね。
社外品にはなってしまいますがその故障の心配の少ない強化品もあります。
バルブ部がゴムではなく鉄なので破れてしまう心配はないですね。
純正の物と取り換えこのアダプターを噛ますだけなので取り付けは簡単です。
普段これをつけていたのでかなり汚れています。
純正だとこの汚れも破損の原因になりそうですね。
その後この部品一体交換型の強化品に変えました。
レスポンスも変わる様なので違いが分かるか楽しみです。