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アシスタントの春日井です。
今日はわたくしの住んでいる団地のエレベーターホールのお話です。
カラス。
皆様、カラスに対してどのようなイメージをお持ちでしょう?
なんとなく黒くて大きいし、ごみ集積所なんかで何かを探していたり、
通りかかるとこっちをジッと見てきてこわい・・・。
カァーって大きな声でなんか言われたりとか・・・。
なんとなくですが、マイナス的イメージがありますよね。
わたしも最近まではそんなイメージでした。
ところがですね、
ここ最近私の住む団地の入り口にトップ画像のカラスが頻繁に現れるようになりまして。
出勤時間には見かけるのですが、私が帰るころにはもういません。
まぁ、ずっとそこいるのもおかしな話なのですが。
でも、子供たちの話を聞くと昼間もそこにいて、自動ドアの枠に姿を映してジッと見ているそうなのです。
先日の定休日。
朝、子供たちを学校に行かせて、外出した時、
その時もいました。カラス。
掃除のおじさんも
『そんなに近くでカラスの写真撮ることなんて滅多にないよね』
と穏やかに笑って言っていました。
確かに。
そばにしゃがんでケータイを構えても派手に逃げることはしません。
『あんた、そんなとこでどうしたの?』
語りかけてみてもジッと私の目を見るだけのカラス。
なんとなくですが、
きっとこの子はなにかさみしいことがあって鏡に映る自分の姿を見つめているのかなと思いました。
外出から帰って来た時には自転車置き場をてくてく歩いていました。
自転車を止めて『まだいたの?』と話しかけると、
またもや私の顔をジっと見上げる。
カラスや、帰るところがないのかね?
そんなことを思いながらエレベーターホールに入ろうと歩き出すと、
わたしの後をついてくるカラス。
立ち止まって振り返るとジッと私を見上げる。
ま~ぁるーい目ぇを~しーた い~いぃこーだーよー
そんな歌が聞こえてしまうほどつぶらな瞳のカラスです。
何があったかわかりませんが、
わたしの住む団地の住人達は、掃除のおじさんをはじめ、
このカラスがどこかへ旅立つまでそっと見守る感じです。