スペインの第二次買い替え補助金制度は、中央政府が500ユーロ、州政府が500ユーロ、
そして各メーカーが1000ユーロを拠出して合計2000ユーロの値引きで構成されていました。
ところが昨日の新聞で、メーカー側に不正があった事が判明しました。
どういう不正かと言うと、全てのメーカーが工場出荷時の価格を少ない所で400ユーロ、
多い所だと1000ユーロ値上げしていたそうです。
こうなると、メーカー側の値引き分はほぼ相殺されてしまう事になります。
まあ、この第二次買い替え補助金制度はメーカーにも負担を押し付けた形になっていたので、
よくメーカーが中央政府の意向を受け入れたなー、と思っていたらからくりが存在しました。
さすがここはラテンの国、スペイン。ただでは起きませんねー