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witten by たかやん
世界中
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第1レース終了の後、プレスカンファレンスが始まります。
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まず登場したのは、フェラーリ・ジャパンCEOのハーバート・アプルロス氏。
このイベントの趣旨についてや昨年のフェラーリの業績、そしてこれからのフェラーリ・ジャパンの展開についてなどのお話がありました。

まず驚いたのが、昨年度フェラーリは日本市場において過去最高益を記録したという事。
しかも、その内の多くが新規にフェラーリオーナーになった方だという事で、これまでよりもフェラーリというクルマが取っ付きやすいものになったという事なのでしょうか。
確かに、過去のものに比べるとドライブし易くなったという話も聞きますし、高級スポーツカーとしての立場をより強くできたのかも知れません。

もう一つ興味深かったのは、2011年に設立した「フェラーリ・ファイナンシャルサービス・ジャパン」という会社の事業強化を行って行くとの話の中で、通常のローンやリースに加え、「セレクトプログラム」というコレクター向けのサービスを行うという話でした。
これは、オークションなどでビンテージフェラーリを購入しようとするコレクターに対し購入資金の融資を行うという物。
もちろん、審査は相当に厳しいのでしょうけれど、とてもフェラーリらしいサービスだと感じました。

あとメカニズム面では、今後の日本向け車両には標準でフル電動シートと「HELE」という環境対策技術を搭載するとの事でした。
HELEというのは「High Emotion/Low Emissions」の略で、高性能を維持しつつ環境性能を向上させるというものです。
システムとしてはスタート&ストップシステムとエンジン制御やエアコン制御、ギアシフトフログラムなどの組み合わせにより低エミッション化と燃費の向上を図るものとの事で、遂にフェラーリもこういう事を行う時代になったんだなぁと感じましたね。

ただ、スタート&ストップは、フェラーリのようなエンジンサウンドの目立つクルマだと、信号待ちの度に始動時の爆音が響き渡ることになり、注目を浴びそうですね。

一通りのお話が終わったところで、スペシャルゲストの登場です。

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レースを終えた小林選手の登場です。
アジア人として初めてのスクーデリア・フェラーリのワークスドライバーとなりフェラーリファミリーの一員となった感想や、様々なトークが笑いを交えて繰り広げられました。
フェラーリの印象としては「ロジスティック(物流部門)の建物がすごくカッコいい」とか「とってもオープン」とか、「エンジニアの机の広さは、ザウバーの方が広かった」などなど。
自身、幼い頃にイタリアに居た事もあって、スムーズに馴染んでいけそうな雰囲気でした。

F1についての質問もあったのですが、今年はまずスクーデリア・フェラーリのドライバーとしての結果を出すのが重要であり、F1についてはまだ考える時では無いとの考えでした。
確かにその通りで、まずはWECでしっかりと結果を出してフェラーリドライバーとしての足場を固めるのが重要だと思います。もちろん、その上で最終的にはアジア人初のフェラーリF1ドライバーとなってくれたら、と願ってしまいますが。
資金的な面でも準備は必要になってくるので、昨年行ったような募金を今後もよりスムーズに行えるよう準備も進めているそうです。
我々も、しっかり応援していきたいですね。

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こうしてプレスカンファレンスは終了。

続いて、小林選手は次のトークショーに向かいます。

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「Ferrari California 30 Giappone」ステージでのトークショーです。

この「Ferrari California 30 Giappone」は今回発表された日本向け特別仕様車です。
1987年の日本GPにてゲルハルト・ベルガー選手が優勝。フェラーリにとって日本GP初勝利となったこの勝利から25週年を記念して企画されたのがこのGiapponeです。
日の丸をモチーフとしたマットホワイトのボディとレッドの内装を纏い、専用のカーボンパーツや限定エムブレム、専用グリルなどを装備した特別な一台に仕立てられています。
台数は10台限定。

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そんなスペシャルな1台を前に、小林選手と伊達男ジローラモ氏によるトークショーが行われました。
イタリア人の時間感覚の話やフェラーリの話など、ここでも笑いを交えた楽しいトークが繰り広げられました。

他にも会場では様々なイベントが。

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コース上には、F40、F50、エンツォなどのスーパーカーがずらりと勢揃い。
国内にこんなにF40があるとは思いませんでした。

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ピット内にも、こうして展示が行われています。
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美しいクルマには美女が良く似合います。

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世界にただ1台のワンオフフェラーリ「フェラーリSP1」が特別展示されていました。
2008年に50年ぶりに誕生したワンオフフェラーリで、F430のフレーム&シャーシをベースに制作されたスペシャルなフェラーリです。

次に、会場内に集まっているフェラーリ達を見てみましょう。

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各地から集まった色とりどりのフェラーリ達。うっとりしてしまう程の数です。

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ブルーの550マラネロ。この色は初めて見ました。

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こちらはカリフォルニア。同じブルー系でも、印象が違いますね。

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更にブルーのF430がいたので加えてみました。
3者3様。

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これは…250GTEでしょうか?すみません、よくわからなかったです。
ただ、すごく程度が良くて、大事に乗られているのは良くわかりました。

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328GTSの、ケーニッヒ版とノーマル版。

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イエローというかゴールドのような色合いの458。

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512BBとディーノ。スーパーカー世代には堪らない2ショットですね。

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そして個人的に大好きなF40。
買って維持できるだけの資金力があるのなら、ホントに欲しい1台です。

そうこうしているうちにフェラーリ・チャレンジ・トロフェオの第2レースのスタートが近づいてきました。

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第1レースの時にはタイミングが合わなくて見られなかったスタート前の状態です。

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第1レースの時にもいたのでしょうか?
レースクイーンのお姉さん方が華を添えます。

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小林選手もスタンバイ。今回もまた、最後尾スタートからの追い上げを見せてくれます。

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そしてローリングスタートでのレース開始!
最後尾27位からのスタートとなった小林選手、30分のレースでどこまで順位を上げる事ができるでしょうか?
ちなみにこのスタートで5〜6台は抜いていました(笑
その後も周回を重ねる毎に順位を上げて行く小林選手。
しかし、今回は途中で抜き難いクルマがいた為、第1レースよりはペースが上がりませんでした。

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そしてチェッカー。小林選手は第2レースは4位フィニッシュです。
それでも、30分で23台抜きですから凄いです。


このチェッカーの直後、事故が発生。レース参加の458車輌の1台がホームストレートにてスピンし、ガードレールに衝突しました。その後のフェラーリの公式発表では、ドライバーも破片で巻き添えを受けたマーシャルも回復には向かっているようです。今後の為にも原因究明を行い、事故の無いレースイベント運営が望まれます。

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この事故を受けて、表彰式は中止に。
イベントプログラムもここで終了となりました。

最後がこのような終わり方になってしまいましたが、全体を通してみればとても素晴らしいイベントだったと思います。
フェラーリと言うブランドが、老若男女を問わず「クルマ好きにとっての憧れ」として成すべき事をやっている。
そんな風にも感じました。

また来年、この鈴鹿でフェラーリ達に逢いたいですね。
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May 3,2013 Fri  |  FerrariRacingDays
 

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