毎度おなじみとなった(?)私の愛読書ベストカーですが、今販売している7/10号にランチアの記事がありましたので、紹介を致します。
2ページだけですが、ランチアの簡単な歴史、イタリアでの販売状況、クライスラーブランドでの展開、今後の展望 といった事が書かれてます。
カーくるメンバーの方でしたら、ご存じの方も多いと思いますが、現在ランチアブランドで売られてるのは、イプシロン、ムーザ、デルタ、テーマ、フラヴィア、ボイジャー の6車種です。 (後者の3車種は元は、クライスラーのクルマ)
興味深かったのは、本国イタリアでの本年3月の新車販売状況。
イプシロンは4,585台と好調(小型車ではパンダ、プントに次いで売れてるようですね)
しかしながら、以下デルタ711台、ムーザ202台(既に生産は終了)、クライスラー系ランチアは、テーマ161台、フラヴィア102台、ボイジャー58台 との結果との事です。
そして、クライスラーブランドで展開している国々。 イギリスと日本以外にも、ロシア、ベラルーシ、アイルランド、アゼルバイジャン、ウクライナ ではクライスラーブランド なんですね。。 知りませんでした。
最後にランチアの今後 との事で、以下のようなコメントが書かれてました。(以下抜粋)
「ランチアブランドは今後もヨーロッパ向けのブランドとして継続されます。 但し将来的にはイタリアで開発されるモデルはイプシロンのみとなり、その他のランチアブランドの商品は北米のクライスラー本社での開発となります」
これはフィアットクライスラージャパンの広報のコメントのようですが、何とも悲しい話ですね。
まあ、消滅しないだけ、良いのかもしれませんが。
でも、上記のイプシロン以外の車種の販売実績からするに、致し方ないのでしょうかね。。
クライスラー本国のホームページも見てみたのですが、クライスラーの車種って今は300(=テーマ)と200(=フラヴィア)とボイジャー(同)しか実質無いんですね。。 かって人気のあったPTクルーザーとかもなくなってますし。
となると、我がデルタは最後のランチア開発のデルタになる可能性は十分ありそう。。
クライスラーブランドでも、デルタの名前を付けれるようなクルマも今のところはなさそうですね。。
これは、大切にしなきゃですね。。