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株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、“YARIS Cup Car(ヤリス カップカー)”を発表・発売した。

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 “YARIS Cup Car”は2021年より開催予定の“TOYOTA GAZOO Racing YARIS Cup”への参戦車両として 開発されたコンプリート車両となっている。これまでトヨタ ヴィッツ/トヨタ86をベースとして提供している“Racing”シリーズからの コンセプトはそのままに、レース参戦に必要となるロールケージ等の高コストな装備をリーズナブルにパッケージ化している。
また、ユーザーが好みに合わせて変更可能なシートやホイール等は廉価仕様の装備に抑えてコストを抑制。
 
先代“Vitz GR SPORT “Racing” Package”より設定を開始したCVT車両は飛躍的なパフォーマンスアップを実現した。2ペダルドライブの強みを活かしたMT車両にも劣らない走行性能を確認されているという。
ベース車のパフォーマンスアップに伴い、CVT/MTの両仕様に最適化されたエンジンオイルクーラーも標準装備される。
 
サスペンションはリヤ側に減衰調整機構を設けた専用チューニングサスペンションセットを標準装備。 ドライバビリティを向上させると共に、走行スタイルに合わせたセットアップが可能となった。

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メーカーオプションに“TOYOTA GAZOO Racing Recorder(トヨタ ガズー レーシング レコーダー)”を設定。
車両情報と走行軌跡を統合記録し、サーキット走行での更なるタイムアップに活用が可能となる。

JAF国内競技車両規則「スピードB」および「スピードSA」適合のロールケージはインパネ非貫通式の6点構造で、運転席及び助手席にサイドバーが付いている。ロールケージを装着した状態でも「ベース車両と同じ5名乗車が可能となっている。

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競技用シートベルトは従来の4点式から点数を増し、より確実に身体をホールド可能な6点式へアップグレードされた。
車両本体へは納車時点で取付用アンカーを装着済みで、シートベルト本体はSabelt社製を採用、車両搭載出荷となる。
 
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その他にも数々の競技専用品が装備され、TOYOTA GAZOO Racing YARIS Cupに参戦するドライバーを強力にバックアップする。


車両本体価格 (消費税10%込)

6 MT:217万1100円
CVT::238万100円