F12 Berlinettaのコンパッソ・ドーロや、FXX KのIFデザイン・アワード受賞が記憶に新しい、フラヴィオ・マンゾーニ率いる社内スタジオ“Ferrari Design”が手掛けたフォリゼーリエ。 SP1に始まる“Special Project”において、本作は9作目とされている。 ベースとして選ばれたのは言うまでもなくFerrari 458 Speciale。空力を意識しつつ、ブラックアウトされたAピラーなどFerrari 288GTOにインスピレーションを得た表現が隠されていると、オフシャル・プレスリリースは伝えている。カラーリングは“ビアンコ・イタリア”。 先月上旬より、一部メディアによって「V6エンジンを搭載した次世代フェラーリか」との噂が、フィオラノをテイスティングする本車両の写真と共にスクープされたが、この度の正式な回答によって、それは一蹴されたのである。