と,言ってもカスタムショップさんの企画で有るようなタイムアタック的なお話しではなく、いつもお世話になっているお取引先様の走行イベントにお誘い頂きまして、パンダさんの初サーキット走行を試させていただきました!!
昨年の夏頃から、プロトタイプのブレーキパッドとローダウンスプリングを取り付けたamiche-1号。
これまで様々なシーンでテストを繰り返し、この春頃から製品化販売を開始しておりますが、今回はサーキットでテストする機会をいただけたので、サーキットインプレッションと意気込んでいたのですが、、、
大人の事情でami-1は工場行きとなりまして>_<

シートやステアリングはノーマルですが、それ以外は同仕様のFLATOUTデモカー青パン号でテストして来ましたー!!

先ずブレーキパッドですが、兎に角ダスト汚れが少ない!!!
ami-1の様なマット系のホイールは汚れも付着しやすく洗車する時も傷がつかない様に気を遣いますが、峠を走り回った後もダストの付着量が凄く少なくてホイールメンテナンスも大変楽です。
青パン号は白ホイールなので、通常サーキットの様な過酷な環境では走行後かなり酷い状態になる事を予想してましたが、TC2000を10LAPした前後の状態がこちら…
走行前

走行後

す、少ないっ!!
タイヤカスの汚れは付いているけど、ダストの付着量はエアーで吹いみても明らかに少ないですね!
となると磨材が減っていないという事は、全開走行ですから制動力が気になりますね。
ですがそこは非力なtwinairさん、今回初めてサーキットを走らせてみてわかったのですが、ecu書換えでブーストアップしてるとはいえ、スピード域が低めなので、それ程ハードブレーキは必要なく、むしろコーナーリング中ボトムスピードが落ちない様に丁寧なハンドリングと繊細なブレーキタッチが求められる感じでした。
いやそれってテスト走行だから優しく走ったんじゃないの?
と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、周りのアバルト達に散々追い抜かれ、ムキになって3LAP程全開アタックしたのは内緒です(笑笑

走行前から心配していたノーマルフルードも問題なし!効きも申し分無くペダルのタッチも凄くよい。その上低ダストですから…
アバルトクラスのサーキット走行にはちょっと役不足かも知れませんが、twinair車にはとてもマッチするブレーキパッドだなぁと言う印象でした。
次にローダウンスプリングですが、もう一言で表すと「安定」でしょうか!
アバルト専用のアフターパーツメーカーTHREEHUNDREDが、10年以上掛けて培ってきた技術をふんだんに盛り込んだこのローダウンスプリング!
panda専用設計なので、街乗り、日常使いを主軸にスプリングの形状、巻き方に拘った可変レートに設定致しました。
スプリングが縮むに連れて硬さが変化します。
初期の動きはしなやか、街乗りではとてもマイルドな乗り心地で、更に縮んでいくと徐々に硬さが増しコーナーリング中ではググッと踏ん張ります。

この筑波の第一ヘアピン、かなりヨーがかかるのですが、ロールも少なく姿勢を保ちながらクリア出来ました。
高速コーナーで発生するヨーもよく制御されている印象で、常に安定した状態で走行出来るんです!
見た目にも約40mm車高が下がる事によってとてもスタイリッシュ♡
サーキットではまずお見かけしないpandaさんですが、とてもかっこよくないですか?^ ^
街乗りからワインディング、サーキットまで⁈^^;
運転するのが楽しくなるのは間違い無しですね!!
えっと走行タイムはですねぇ〜(〃ω〃)
1分20秒を切ってアバルトビギナーさんのお尻に火をつけてあげよーとか意気込んでましたが、ちょっとそこまではとどきませんでした! ま、そんな感じ(^^;)
次に筑波走れる機会があったら、スポーツラジアルにして、バケットに6点式シートベルトつけて、あ、IHIタービンなんかに…ブツブツ……
夢は膨らみます^ ^