カムシン(Khamsin )はイタリアのマセラティで開発、1973年から1982年まで生産された高級スポーツカー。(Wikipedia)
ベルトーネ時代のガンディーニが担当したという尖がったスタイリングですが、
ヘッドライトを上げると案外丸っこくて、40年間もの時代を感じさせます。
まるでタイムスリップしたかのようですねぇ。
当時親会社にあったシトロエンの高圧油圧システムを使用し、ブレーキ、クラッチ、リトラクタブルヘッドライト、パワーステアリング、シート・ヘッドレストリクライニングを動作させた(Wikipedia) そうです。
相変わらずこの時代は凝った作りをしてますね。
エンジンルームを眺めると、シトロエン由来のものがチラホラ見られます。
確かに、クラッチやステアリングは想像以上に軽く、ブレーキもあのハイドロのままです。
ヘッドライトのポップアップも、左右時差があったりしてご愛敬なところもありました。
こうやってDS 4と並べると、本当に小さいですね。
40年もの間に現代のクルマはここまで大きく太ってしまいました。
この組み合わせ、今はもう別々のメーカーになりますが、一時期同じグループを成していたかと思うと不思議なものです。
いずれにしましても、またこのような旧車でシトロエン由来のものがあればご紹介していきたいと思います。
それでは。