プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:ティエリー・ポワラ)は、プジョー308シリーズのクーペカブリオレ、「308CC」に6速オートマチックトランスミッションを搭載した新「308CC」を5月7日(金)より全国の正規販売店網、プジョー ディーラーネットワークにて販売を開始した。
「308CC」は2009年6月に日本導入、スタイリッシュなスポーツクーペとオープンエアモータリングのカブリオレ、という2つのドライビングプレジャーを併せ持ち、電動メタルトップを採用したフル4シーター クーペ・カブリオレモデル。
新「308CC」は、3月17日よりプジョー オフィシャルホームページ内、スペシャルウェブサイトにて装備・仕様を公開、2ヶ月弱に亘る予約注文を経て本格導入が開始される。
今回、308CCに搭載される新型6速オートマチックトランスミッションは、PSAプジョー・シトロエン社とアイシンAW社との共同開発による新型トランスミッションで、プジョー全ラインアップ中、308CCに初めて搭載されます。同トランスミッションは、摩擦ロスを最小化すると共に、優れたパフォーマンスを発揮、スムーズなシフトチェンジと高い静粛性が最大の特徴です。さらに2速から6速のロックアップ領域を広げることで、ダイレクトなドライブフィールとクイックなシフトレスポンスを実現。
また新型6速トランスミッションの搭載と同時に、搭載されているツインスクロールターボエンジンが、欧州の排出ガス規制の新基準「ユーロ5」対応エンジンに変更されました。燃費は、これまで308CCに搭載されていた前エンジン(「ユーロ4」対応)と比べると約17.2%も向上している。
また、最高出力が従来の103kW(140PS)から、115kW(156PS)にパワーアップしました。装備・仕様については、「CC Premium(プレミアム)」のアロイホイールが16インチから17インチに変更になった。
日本に導入されるモデルバリエーションは、前述の「308CC Premium(プレミアム)」、シート、ドア内張り、及びダッシュボードまでレザー仕上げの“インテグラルレザー仕様”を採用した「308CCGriffe(グリフ)」の2種類、いずれも右ハンドル。同モデルのボディカラーは全8色を設定、またインテリアカラーは受注生産色を含めブラック、グレージュ、ヴィンテージの全3色が設定。
車両本体価格は「308CC Premium」が420万円で価格据え置き、「308CC Griffe」が5万円高の460万円(消費税込み)
<モデルバリエーションと価格>
機種 |
内装 |
ドア数 |
ハンドル |
エンジン排気量 |
トランスミッション |
メーカー希望
小売価格
(消費税込) |
308CC Premium |
レザー |
2 |
右 |
1,598cc |
6速AT |
\4,200,000 |
308CC Griffe |
インテグラル レザー |
\4,600,000 |
プジョー・シトロエン・ジャポンでは、同モデルへの新型6速オートマチックトランスミッション搭載を機に、プジョー308シリーズの主要モデルラインアップに、順次新型6速オートマチックトランスミッションを搭載し発表・発売していく予定。
同社は、2010年にプジョー初のクロスオーバーモデル、またスポーティークーペ等、様々なニューモデルを市場に投入の予定。
新型308CCの主な変更点
◆ 欧州の排出ガス規制の新基準「ユーロ5」に対応した、新エンジンの搭載
これまで308CCに搭載されていた前エンジン(「ユーロ4」対応)と比べると、燃費は約17.2%も向上。
◆ 新型6速トランスミッションの搭載
プジョー407シリーズに搭載されている“第1世代6速AT”と比較すると、ミッションの磨耗ロスを最小化し、スタート&ストップが多い日本における走行パターンを考慮し、開発された新型6速トランスミッションが、今回308CCに搭載される“第2世代6速AT”である。スムーズなシフトチェンジと高い静粛性が特徴で、特に2速~6速のロックアップ領域を広げることで、よりダイレクトなドライブフィールとクイックなシフトレスポンスを実現した。
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