最後は開発者へ直接質問ができるセッションが設定してありました。
トヨタの開発者に直接質問できるとあって、みなさんそれぞれ積極的にiQへの質問を投げかけていました。
僕も最後に「オープンモデルや、MTを出す予定があるか」と「iQでモータースポーツをやるか」という2つ質問をさせていただきました。まあ、質問と言うよりはお願いですね(^_^;)
明確な回答はなかったですが、(当り前か)開発者の方も、iQで実現したいことの一つが「走りの楽しさ」だそうで、そういうことも可能性の一つとして否定はされなかったです。
iQは着座位置が丁度クルマの真ん中にくるそうで、車としてのバランスもいいらしいので、MTやオープンモデルなんかが出たら相当楽しそうな気がしました。車好きとしてはぜひ実現して欲しいと思います。また正直「走る楽しさ」というワードが出てくることは意外だったので、純粋に嬉しかったです。
最近の国産車でオープンの小型車って言うと、コペンくらいしか無い状況なので、iQでオープンMTのような走って楽しいイメージリーダー的なモデルを出すことは、結局はメーカー自身のためにもなると思います。
なぜなら、そういった「夢」のある部分、クルマが好きになれるような、クルマ好きが増えそうなモノを作っていかないと、クルマというものが「ただ燃費が良くて走ればいい」家電製品化していって、面白味の薄い、人々の興味の対象から外れていってしまうと思うからです。
今後クルマは中国やインドの進出などでもっと安い車が出てくるかも知れません。そういったことも考え、車趣味人を、コアなファンを味方に付けておくことは一つの戦略として有効な方法なのではと思います。あくまで私見ですので見当違いでしたらすみません。
最後に、お土産として1GBのUSBメモリをいただきました♪
リトルワールド貸し切っての大試乗会という、トヨタしか為し得ないようなスケールでのイベントはさすがはと思わせる「おもてなし」と、iQの魅力が堪能できた、とても有意義で新鮮で楽しいものでした。
厳しいことも書いたかも知れませんが、地元愛知に生まれた人間として、これからもトヨタには業界のリーダーとして「世界のトヨタ」であり続けていって欲しいと思うからこそということでご容赦ください。