なんとも印象的なデザイン。
時代と共にデザインも少しづつ変化してきているのですが、ずっと変わらずあるのが
左側の赤い十字架と右側の大きな蛇です。
左側の赤い十字架は「聖ゲオルギウス十字」を表しています。
アルファ ロメオ発祥の地であるイタリア・ミラノの紋章です。
サッカーのセリエACミランのロゴマークなんかにも同じ赤い十字があしらわれています。
左側の蛇は「ビショーネ」という名前がついています。
これは13世紀ミラノを支配していたヴィスコンティ家の家紋にも使用されています。
ヴィスコンティ家創始者で、勇敢な騎士でもあったオトーネ・ヴィスコンティが、当時ヨーロッパで脅威となっていたサセラン人と戦い、勝利した際敵の盾にあしらわれていた蛇のモチーフをそのまま家紋にしたといわれています。
そしてよく見ると、ビショーネの口からは人間が出ています。
長らく、この人間はオトーネが打ち取ったサセラン人の上半身と考えられていましたが、
実はこれはビショーネが人を食べているのではなく、ビショーネから人が生まれ出てきているそうです。
蛇は円形の動物であり、脱皮を繰り返すなど変化する動物であるので、再生の象徴とされ、
ビショーネの口から出ている人間は浄化され新しく生まれ変わった「新しい人」という意味なんだそうです。
エンブレムが象徴するよう進化を続けるアルファ ロメオ。
そして過去最高の進化を遂げた新型ジュリア&ステルヴィオが先日デビューいたしました。
ショールームに展示、試乗車のご用意もございます。
お近くにお越しの際はぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店心よりお待ちしております。