2024年5月11日~12日、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ CupがスポーツランドSUGOで開幕。31台のエントリーを集めて行われたプロフェッショナルシリーズでは、BRIDEユーザーの冨林勇佑選手(504号車)がポールポジションを獲得。決勝では惜しくも3位となったものの、二度目のチャンピオン獲得に向け、まずは順調なスタートをきりました。
「ポールポジションだったので、どうかに勝って、チームに優勝を届けたかったです。スタートは失敗したわけではなく、普通のスタートでしたが、菅波選手のスタートが非常に良かったです。今年は一昨年のシリーズチャンピオンを取り返すというところに重点を置いているので、それを考えたら最低限はとれたのかな、というところです。精一杯やった結果なので、しょうがないという感じです」(冨林選手)。
一方、一年ぶりにGR86/BRZ Cupに復帰したのが谷口信輝選手(17号車)。チームは愛知県に本拠を置く、K-one Racing Teamです。谷口選手にとって心機一転、5度目のチャンピオンを目指すシーズンとなります。
事前のテストが満足にできないまま開幕戦に臨み、予選は15位(1分35秒974)。しかし、同じブリヂストン勢のトップからコンマ3秒落ちまで詰めることができ、まずは納得した様子。決勝は周囲のライバルとバトルを繰り広げながらも、ペースを上げることができず、14位。レース後、今回の走行データをしっかり分析し、次戦につなげると語ってくれました。
「いいスタートをきり、1周目で順位を上げたのですが、その後はペースが上がらず、防戦一方。前を追うというより、ちょっとズルズルな感じで、前にも離され、後ろにも追いかけられて抜かれるという展開でした。あちこちですごいバトルが行われていたのですが、ぼくはどこにもヒットしていません。まわりは飛んで行ったり、リタイアしたり、ガス欠といろいろあり、15番手スタート、15位フィニッシュという結果でした(正式結果は14位)。まわりに対して劣っているところがわかったので、データを精査して次につなげたいと思います」(谷口選手)。
BRIDEと共に戦う冨林選手と谷口選手に熱い声援をお願いします!
GR86/BRZ Cupプロフェッショナルシリーズ第1戦 決勝結果
1位 1 井口卓人 (Team Takuty)
2位 10 菅波冬悟 (OTG MOTOR SPORTS)
3位 504 冨林勇佑 (デルタモータースポーツ)
4位 18 中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM)
5位 121 蒲生尚弥 (ネッツ兵庫レーシングチーム)
6位 123 松井孝允(NETZ TOYAMA Racing)
上位6位まで(出走31台)