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カーくる編集部がチョイスした旬なプレスリリース情報をお届けします。
witten by ハクナマタタ
世界中
うんうんする
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株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が提供する、個人間カーシェアサービスであるAnyca(エニカ)のプレス向け説明会が開催されました。
場所は、DeNA本社の渋谷ヒカリエの会議室。
「Anycaの現状と目指す姿~コミュニティブランド戦略~」というテーマです。 


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Anyca は2015年9月9日にサービスを開始し、約2年半経過しましたが、どのようにしてこのサービスを拡大してきたのか、という視点での説明から入ります。
「カーシェアを通じて、人とクルマの関係性を、もっと気軽で楽しいものにしたい」というビジョンではじめた Anyca は、ひとつの文化として根差しつつあるようです。

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Anyca には、ドライバー(借りる人)とオーナー(貸す人)という立場がありますが、それぞれの年齢層を見ると、ドライバーが若い世代で構成されていることがわかります。
「クルマのオーナーになる」ということはハードルが高いと感じている世代にとって、このサービスは手軽に好きな車に乗れるというちょうどよいサービスなのかもしれません。


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また、ドライバーの利用理由で一番多いのは、「乗りたい車種のクルマがあるから」ということで、一般のレンタカーではなかなか無い車種が幅広くあることが明らかになりました。
これは、潜在的にクルマ好きはまだまだ沢山いることを示唆しているのかもしれません。

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登録されている台数の多い都道府県はやっぱり首都圏ですが、これはこのサービスを首都圏から開始したことも起因しているかもしれません。
ただ、北海道や沖縄というレンタカー利用が多い観光地の登録台数が上位に入ってきているところも見逃せない傾向でしょう。


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そして、シェアの人気車種も紹介されました。
やはり、所有のハードルが高い輸入車の人気が高いと同時に、沢山人が乗れるミニバンも人気であることがわかります。


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こちらは、希少な車種のラインナップ。
クラシカルだったりオープンだったり、非日常を味わえる車種も登録されています。


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さて、このようなサービスの Anyca ですが、事業としても利用する側としてもリスクはあります。
このリスクをどのようにして乗り越えてきたか、が今回の説明会のポイントのように思いました。
強制的な保険の加入などによるリスクの低減は加味されていますが、やはりそれだけではサービス拡大は難しいでしょう。
その課題解決の手段として、Anyca スタッフ、会員同士がリアルに会う機会を大切にしてきた、ということがあります。


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例えば、Anyca 主催のイベントを開催し、ファンを増やしてきたこと。

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Anyva 運営側と会員間のコミュニケーションの場を、説明会、撮影会、ユーザー交流イベントなどを通じて開催してきたこと、などが挙げられます。

ちなみに、
2016年1月17日には第一回オーナーオフ会が湘南T-SITE で開催され、それからも継続して開催されています。
この背景には、Anyca 運営側のクルマに対する思いや情熱を感じ取ることができます。


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またこのようにユーザーとそもに成長をしてきた Anyca は、オーナーと共に新たなサービスを創り出しています。
そのひとつとして、子育て世代同士の助け合いを応援する「子育てカーシェアPROJECT」があります。
子どもたちとのドライブでは車内を汚すことも多々ありますが、子育て経験のあるオーナーならそのあたりにも寛容だったりします。


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さてオーナー登録したらドライバーの確保も重要な課題になりますが、その方法は口コミとWEBで大半を占めています。
今の時代、WEBというのはよくわかりますが、口コミというのも大きな手段であるところが Anyca の特徴でしょう。


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このように個人間でのカーシェアサービスとして成長してきた Anyca ですが、クルマの所有方法の変化に伴い、他社との連携も進んでいます。

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これらは、個人間カーシェアリングに関する周辺産業の拡大にも寄与していくことが期待されます。

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それは、事故などのトラブル時の修理サポート機能などにもつながっています。

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個人間カーシェアサービスとして始まった Anyca ですが、今まではクルマ好きによるコミュニティーサービスとして広がってきました。
いわゆるアーリー・イノベーターによる牽引を上手く利用してここまできたと言ってもいいかもしれません。
ただ今後の事業の拡大を考えると、移動手段としてのカーシェアリング・ユーザーを如何に取り込むかが大きな課題ですが、観光地でのサービスなど可能性は無限にあるように思えます。

これからの、Anyca のサービスから目が離せません。


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