どうしても愛着の持てないヤツが一台居ました。
こいつです↓
アピタのワゴンの片隅にあった、ベコベコの箱に入った916スパイダーのミニカー。
お値段たったの380円。可哀想すぎて、拾い上げてみたものの、この出来の悪さに腹が立つくらいの1台でした。
しかし、今売っている916スパイダーのミニカーって、マイナーチェンジ後のグリルばかりなので、この初期型のグリルは希少なのです。
しかしこの適当で大雑把な作りはいただけません。
特にこのボンネットの段差。ひどすぎます。
何度も捨てようと思いました。
でも、やっぱり捨てられませんでした。
そして、ふと思いつきました。
僕にはT中さんというミニカーの師匠が居ます。
いつも、サークルKサンクスの情報をいち早く教えてくれて、そして、中身に何が入っているかという並び順まで教えてくれる神のような人です。
その人から先日、ばらして、再塗装して組み立て直したDB9をいただいたことがありました。
ひょっとしてT中さんなら再生できるのではないか?と。
tog「T中さん、このスパイダー見てよー、めちゃくちゃ出来が悪くない?」
T中さん「ホントですねー。」
tog「たとえばこのボンネットの段差とかさー、ひょっとして削ったりして、きれいになる?」
T中さん「そーですね、大丈夫だと思いますよ」
tog「おれさ、このスパイダーのね、黒ボディの赤内装が凄く好きなんだよね。」
T中さん「塗装すれば出来ると思いますけど・・・
」
tog「T中さん、これ、レストアしたら、めっちゃ良くなると思うんやけど。ひどい出来なだけに、生まれ変わらせてみたくならない?」
T中さん「そうですね、これはやりがいがありそうですね。。。って、え?」
tog「じゃあ、黒の赤内装で、よろしくね
」
T中さん「・・・やってみます
」
みたいな会話で、半ば強制的にお願いしてしまいました。
T中先生、すみませんm(__)m
次回、このスパイダーがどう生まれ変わったかご報告します。
お楽しみに☆