アウディ ジャパン株式会社は、アウディラインアップにおける究極のハイパフォーマンスシリーズ RSモデルに、高性能ステーションワゴン Audi RS 6 Avantおよび、プレミアムスポーツ 4ドアクーペ Audi RS 7 Sportbackの新型2車種を設定した。
販売は全国のアウディ正規ディーラーにて2021年1月以降が予定されている。
RSモデルは、アウディのハイパフォーマンスモデルを手掛けるAudi Sport GmbHによって開発された、高性能かつエクスクルーシブな仕様となっている。
Audi RS 6 AvantおよびAudi RS 7 Sportbackは、グロスブラックの3Dハニカム構造のシングルフレームグリルを採用。フロントドア、ルーフ、テールゲートなどを除いて、ボディ外板の多くがRSモデル専用のデザインとなっている。
Audi RS 6 Avant
RS 7 Sportback
両モデルに共通のパワーユニットは、最高出力441kW (600ps)、最大トルク800Nmを2050rpmから4500rpmまでの広い回転域で発生する4ℓ V8ツインターボエンジンが搭載されている。
トランスミッションは8速ティプトロニックを組み合わせ、48Vマイルドハイブリッドやシリンダーオンデマンド(cod) を採用することで効率化が図られている。
駆動方式はquattroフルタイム四輪駆動で、セルフロッキングディファレンシャルを搭載。さらに、リアスポーツディファレンシャルが標準装備されている。サスペンションは、よりスポーティなチューニングを施したRSアダプティブエアサスペンションを標準採用。また、コイルスプリングとダンピングコントロールサスペンションにダイナミックライドコントロール(DRC)を組み合わせたRSスポーツサスペンションプラスがオプションで選択可能。独自の油圧システムを組み込んだDRCがコーナリング時のロールや急加速、急減速時のピッチングを抑制することで、乗り心地を損なうことなくダイナミックなハンドリングを実現。さらに、状況に応じて後輪を最大5度、前輪と逆位相に操舵することで、低速走行時には取り回し性能を、高速走行時には同位相によってステアリングレスポンスを高める4輪操舵システム、オールホイールステアリング、RSモードを持つドライブセレクトが標準装備されている。
最新のデジタル技術やセーフティ技術ももちろん搭載。10.1インチと8.6インチの2つのタッチディスプレイを採用したMMIタッチレスポンスからなるインフォテイメントシステムを採用。Bang & Olufsen 3Dサウンドシステムを標準装備。またアダプティブドライブアシストやアウディプレセンスシティ、アウディサイドアシストなど、数々の先進運転支援システムを備える充実の内容となっている。
車両本体価格 (消費税10%込)
Audi RS 6 Avant:1764万円
Audi RS 7 Sportback:1799万円