「奥の細道むすびの地記念館」( 岐阜県大垣市)にて、「おおがき芭蕉楽市 冬まつり」が2020年12月5日(土)~ 12月6日(日)の日程で開催される。
新型コロナウイルス感染症拡大防止により、奥の細道むすびの地記念館でのイベント開催ができない中、イルミネーション装飾で光の空間を演出し、芭蕉庵と連携したミニイベントという形での開催となる。
地面は大小様々なファニチャーボールで彩られ、見上げるとひょうたんが輝く大垣でしか見ることができない独創的で幻想的な世界が広がる。
イルミネーションは2021年2月28日まで毎日16:00~22:00の間まで点灯される。
イルミネーションで用いらるひょうたんは「ヨーローヒョウタン工房」(養老町) 制作のオリジナルランプシェードを使用。関ケ原合戦から420年※1を記念して大垣市では「戦国3城再発見事業」を実施している。その一環として大垣市にゆかりのある武将・豊臣秀吉の馬印※2でもある「千成ひょうたん」を用いることになった。ひょうたん1つ1つに凝った装飾が施されているため、夜だけでなく昼間から見て楽しめる内容となっている。
12月5日(土)~6日(日)の2日間は記念館内の飲食スペース「芭蕉庵」にて大垣観光協会会員の特産品や飲食の販売が実施される。
和食、手打ち二八蕎麦の店、奈るみ庵(大垣市本町1-18)からは温かいお蕎麦とだし巻き卵を。水都大垣の地下水で育てた長良川産鮎を使った本格鮎懐石の専門店、十六兆(大垣市十六町624)からは子持ち鮎雑炊と鮎塩焼きほぐしにぎりを。そして、芭蕉庵(大垣市船町2-26-1)からはお茶菓子とコーヒー等の飲み物をセットにして販売をする。
ひょうたんに惚れ込んだ方や、我が家にもひょうたんが欲しいと感じた方にはワークショップ「かわいいひょうたんランプ制作とおおがきの銘菓のおもてなし」と題してご自身にて千成ひょうたんランプを製作し、おおがき銘菓を堪能することが出来るイベントも併せて開催される※3。
その他、記念館の観光・交流館ロビーにおいて、小さいお子様向けに、プラレールの展示も行われる。
マスク着用はもちろんのこと、ソーシャルディスタンスの確保、消毒の徹底等の、新型コロナウイルス感染症対策を行って開催される。コロナ渦における日々の疲れやストレスを奥の細道結びの地を訪れて癒してみてはいかがだろうか。
※1:西暦1600年
※2:近世の戦場で、大将のそばに立てて目じるしとした武具
※3:ワークショップ参加には条件有り。必ずホームページを確認すること。
INFORMATION
場所:奥の細道むすびの地記念館
住所:岐阜県大垣市船町2丁目26番地1
電話:0584-84-8430
日時:イルミネーション 2020年12月1日~2021年2月28日 16時~20時
特産品、飲食販売 2020年12月5日~2020年12月6日 16時30分~20時
ワークショップ詳細:
gifu.visit-town.com/visittour/cp_hyoutanranpu/