レッカー車要請の電話の後すぐ、携帯にメッセージが入って来た。
「30~45分でレッカー車が到着します」という事だから、車で音楽を聞きながら時間を潰す。
30分程過ぎた頃、今度は「すぐ近くまで来ていますから車の近くへ戻って下さい」とメッセージが入った。
多分、コーヒーでも飲みに行く人がいるための処置なのだろう。
さて、車を出て待つこと15分。
レッカー車は一向に来る気配がない。
時間は午後1時を回っている。
部品屋も午前中の仕事を終え、シャッターを閉め始めた。
午前中に修理工場へ持って行きたかったのだが、これでは無理なようだ。
今日は土曜日なので、修理は月曜日になってしまう・・・まあ、仕方ないか。
すると、今度は携帯に電話が掛かってきた。
「レッカー車が行くのはバルセロナ市内でいいんですよね?」と聞いてきたから、
「いいえ、バルセロナ郊外の町ですよ」と告げると、首都にある本社からはバルセロナだという
支持があったらしい。
「改めて、そちらへレッカー車を手配しますが、もう30~45分程かかります」という事になった。
やれやれ、もう一時間待ちか・・・
トイレにも行きたくなったので、近くのBARでコーヒーを飲む事にした。
コーヒーを飲んで戻って行ったらレッカー車らしきものが見えた。
思ったより早く来た。
事情を説明して車をレッカー車に乗せるが、自走できるので頭から乗せた。
これは余り見たくない雄姿(笑)
修理工場へ向けて出発!
我が村までは7キロの行程。
息子の友人一家が経営している修理工場は我が村の外れにあるが、今はもう閉まっているはずだ。
取り合えず修理工場の前に止めて置いて、月曜日に出直そうと考えた。
息子には車で修理工場まで来てくれるよう電話を入れておいた。
何しろ、家から歩くと30分以上掛かるから、いつも二台で連携プレーをしているのだった。
途中でバイク事故があって少し遅れたが、無事到着。
息子も来ている。
幸い、バイク事故は大した事はなかったようだが、警察車両が走り去って行った。
車をレッカー車から降ろし、書類にサインして終了。
土日と夜は人影がなくなる場所に車を放置するのは気になるが、動かす事が出来ないので致し方ない。
息子の車に乗り込み帰宅した。
「修理」につづく。