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トリコローレ
世界中
うんうんする
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10月12日 早朝6時 大型の台風19号が本州に近づく中、嵐の前の静けさのように愛知県大府市 あいち健康の森公園の空は穏やかな顔を見せていました。

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屋外で行われる自動車イベントは雨風があると台無し。そして晴れすぎてもダメという難しい条件の中で、雨が降る心配の無い秋らしい空模様、そして心地よい風が吹く中でトリコローレ当日を迎える事が出来たのは、参加者、出店者、運営のスタッフ皆の願いが届いたからに違いありません。

そしてチンクエチェント博物館が主催するトリコローレシリーズが2年ぶりに愛知県で開催できる事となり、開催を心待ちにしていた中部地区を中心としたイタリアンフリーク達が集結したのです。

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早朝から集まるキラ星のようなイタリアンプロダクトたち。

快音を響かせながら大府へやってきました。

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まずは7時過ぎにイベントの出店者が会場に順次到着。

これから急ピッチで車両展示、店舗設営などの準備が始まります。

マセラティ桜山様も早々に到着です。

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G-Tech JAPAN様が会場へ持ち込んだアルファロメオ4C も早々に展示されました。

この1台も あいちトリコローレの目玉車両の一台です。

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そしてイベント開始の9時に向けて出店者の準備が進む中、8時にはエントラントの車たちが会場へ到着し始めました。

ジアラのランチアデルタ これも根強い人気を誇る一台ですね。

愛車に対するオーナーの愛情が見ればわかるぐらいピカピカに磨き上げられています。

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エントラントの入場が始まり、会場の賑わいは急速にアップします。

ランボルギーニ カウンタック(クンタッチ)の招待車両も早々に到着しました。

このオーラ、半端ありません!

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アルファロメオ、フェラーリ、フィアット、アバルトなど、イタリア車が続々と会場入りします。

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新旧のイタリア車が我先にと健康の森公園に入場してきます。
 
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この時間帯、ゲートでの受付から会場内へ車両の駐車誘導とスタッフは大忙しです。
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駐車の順番を待つ参加車両の車列は、見ているだけでワクワクするような車ばかり。

それぞれのオーナーの拘りがビンビン伝わってきます。

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9時過ぎには、あいちトリコローレのメイン会場、交流センター前のプロムナードを色鮮やかなイタリア車が埋め尽くしました。

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そして今回のあいちトリコローレも
「すべての車好きに贈る新しいメディア“CARZY”のリアルイベントである“CARZYLIVE”」も併催という事で、イタリア車以外の魅力的な車両にも多数参加頂きました。

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また、今回のあいちトリコローレでは初めて公式動画の撮影も実施。

車のPV撮影でクオリティに定評のあるmms-studiot の堀家氏による動画撮影なので、完成が非常に楽しみなところです。

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そしてついにあいちトリコローレが開幕です。

あいちトリコローレ開催を宣言する開会式を9時から行い、JAIA(日本自動車輸入組合)様に挨拶を頂きました。

車好きの自分達にとって欠かすことの出来ない業務を行って頂いているJAIA様には、今後も多岐にわたって頑張って頂きたいところです。

我々のような小規模イベンターが何の協力ができるかわかりませんが、自分たちが大好きな車、欧州車、輸入車に乗り続けられるように、できる協力はしていきたいと思います。

さあ、開会式も終わり、エントラントもあいちトリコローレの会場内をそれぞれに楽しみはじめます。

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フェラーリ名古屋様は458Specialeとカリフォルニアを会場に展示。

多くの来場者もこちらのブースの前で立ち止まり、思い思いに写真を撮られていました。

フェラーリはやはり不動の人気です。

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トリコローレに初めて参加頂いたACT auto salone様

ABARTH500 ASSETTOCORSA TROFEO と FIAT500 1.4SPORT FerrariTeamEventCar という

超希少車を2台も持ち込んでいただきました。
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色々なプロダクトが並ぶ出店者のテントはエントラントを楽しませるのに十分です。
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イタリアンアパレルのBAILO JAPAN(バイロ ジャパン)様のブースでは、高機能でありながらイタリアンテイストのデザインを併せ持つフリーすやアウターが大人気となりました。

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会場内にはイタリア車を中心に多数の車がびっしり。

ポプラ並木はさながら展示会のようです。
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地元ケーブルテレビ局 知多メディアスネットワーク さんにも取材に来て頂きました。

知多半島の方はあいちトリコローレのニュースを見られたでしょうか?

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そして来場頂いたエントラントの車両から、「これは!」と思う車両のオーナー様には

スタッフがお声をかけさせて頂き、招待車両スペースへ展示頂きました。

多くのエントラント車両から10数台しか選べなかったのは残念でしたが、

こちらのスペースには日頃はなかなか目にすることの出来ない希少車両が集まり、大変な人気となりました。
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コンレロ アルファロメオ とエンツォフェラーリが作ったフェラリーナ(小さなフェラーリの意)の
ASA(アーサ)1000GTが並ぶ事など早々ありません!
 クンタッチやフェラーリ、そして和製スーパーカーの代名詞でもあるオロチも大人気でした。

こちらのオロチ、センスもよく本当にカッコ良かったです!

招待車両スペースに展示頂いた車両のオーナー様皆様に感謝です。
 
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チンクエチェント博物館の主催イベントで欠かすことの出来ない自動車評論家の西川淳さん、元Tipo編集長の嶋田智之さんのトークの冴えは今回も健在でした。

レアな車の話などを絡めて頂き、おもしろおかしく会場を盛り上げて頂きました。

車雑誌で記事を読む事しか出来ない自動車評論家のお二人の生のトークを聞ける機会は多くはありませんので、こうしたイベントは数少ないチャンスです。

是非、これからのイベントでも楽しみにして頂きたいアトラクションです。
  
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また、今回はテノール歌手の餅原さん、イタリア人アーティストのジジ・デリーコさんによるミニライブも盛況でした。

やはりお二人の生声のライブをスピーカーに載せて会場へ流すことができたのが大変良かったですね。

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そして今回のあいちトリコローレでは、今まで我々カーくるが携わった自動車関連イベントには無かった試みのアトラクションを実行委員でたくさん盛り込みました。

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まずは、子ども塗り絵大会です。

あいちトリコローレのチラシの裏に、乗り物絵師の轟友宏(とどろき ともひろ)さんの下絵を印刷し、

こちらに色を付けて提出して頂けたお友達には、轟先生の作品を印刷した特性の缶バッチをプレゼントしました。
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100名を超えるお子ちゃま達に塗り絵を楽しんで頂き、塗り絵コーナーには一日中賑わいました。

運営側として、今回初めて充実した子供用アトラクションが用意する事が出来ました。

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また、あいちトリコローレとしては初めてになりますが、ワインの試飲販売も実施しました。

名古屋市内でイタリアンレストランを運営されているチッタディ・イタリア様に出展頂き、

イベント当日のドライバーで無い事を確認した上でワインの試飲をして頂きました。

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多くの方が試飲にブースを訪れ、イタリアの太陽を浴びた葡萄から作られる力強いイタリアワインは大変な人気となりました。

試飲後にお土産として購入された方も多かったようです。

イタリアを代表するプロダクトであるワインが、こうしたイベントで多くの来場者に手に取って頂けたのが嬉しいですね。

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そして今回のあいちトリコローレでは過去に例を見ないアトラクションも用意。

イタリアにある「パルミジャーノレッジャーノ協会」の日本代表 菅(SUGA)様を迎えて

「イタリアのチーズの王様 パルミジャーノレッジャーノを楽しむ会」をセミナーとして開催しました。
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こちらのセミナーは有料にもかかわらず多くの方に参加いただき、合計で42名の方に受講頂きました。
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セミナーではパルミジャーノレッジャーノの製法を学び、めったに見る事の出来ない大きさのパルミジャーノを自分で削り、試食もして頂きました。

薫り高く、旨味成分の 塊であるパルミジャーノを皆さんに楽しんで頂く事が出来て本当に良かったです。

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そしてあいちトリコローレの最後、こちらも初の試みでしたが・・・

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エントラントの参加車両、出展者のデモカーの200台が連なり、会場となったあいち健康の森公園の園路をゆっくりとパレードしました。

先頭はゲストの嶋田智之さんが 運転するデロリアン DMC-12。 

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フォレストブリッジを渡り、隊列を整えてパレードへ出発して行きます。

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mCrt(ムゼオチンクエチェントレーシングチーム)のラリー参戦車両 R3T やSLRマクラーレンといった車両もパレードランに参加しています。
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あいちトリコローレのメイン会場である交流センター前のプロムナードから列をなして走りだします。

競争するわけでもなく、ただ渋滞しているわけでもありません。
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あいちトリコローレというイベントに集まった仲間がお互いの愛車を眺めながら、隊列をなして緑あふれる公園の中をゆっくりと走りぬけるのです。

こんなに気持ちのいい事はありません。

秋晴れの晴天の下、緑あふれる公園内を素晴らしい車たちがパレードしだすと、公園の一般来場者からも大きな歓声が上がりました。

愛車でパレードし、手を振り、手を振られ、今までに無いイベントのアトラクションが一つ形になりました。

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沿道の公園来場者から手を振られてなんだか誇らしげな気持ちになれたりするのもこうしたイベントならではです。

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フルオーダーステンレスマフラー製作のJ-WOLF様の展示車両360チャレンジとアルファロメオ156は素晴らしいサウンドを奏でながらパレードして頂きました。

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ガルウィングを上げながら先頭のデロリアンが園内を一周してきました。

「イタリア車を眺めながらイタリア文化に触れて秋の休日を楽しむ」 あいちトリコローレもそろそろ終了です。

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パレードの最後には西川さんが手を振りながら声をかけ、エントラントを会場から送り出してくれました。

「また来年も是非このあいち健康の森公園で会いましょう!」
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事前に色々な形でイベントを告知させて頂き、そして何よりも予想を覆して晴天に恵まれたことで あいちトリコローレは大盛況のうちに閉幕となりました。

今回初めてカーくる編集部として大規模なイベントの運営という大役をこなし、非常に身の引き締まる思いをさせて頂きました。

参加頂く皆様が安全に、そして何より楽しく1日を過ごして頂きたい。

それだけを考えながら運営させて頂きました。

開催直前には台風の接近も有り開催自体を大変悩んだ時もありましたが、なんとかこうして大きなトラブル無く閉幕できた事を嬉しく思います。

皆様には色々な御意見等あると思いますが、真摯に受け止めさせて頂きながら今後のイベント運営に活かさせて頂きたいと思います。

また来年もこの あいち健康の森公園で皆さんとお会い出来るのを楽しみにしています。

主催:チンクエチェント博物館 : http://www.museo500.com/
共催:あいち健康の森公園 : http://aichi-koen.com/kenmori/
運営:(株)カーくる : https://carcle.jp/
2014年10月15日 06:52  | 2014開催レポート  | COMMENT(0)
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